カラダの使い方

ボトムターンをドライブさせる1つの秘訣…

新しい体幹の教科書著者・サーフコーチ林です。
館山のRPCから、、、

今日は

ボトムターンをドライブさせる1つの秘訣

についてです。

フロントサイドのボトムターンをするときって、どんな事を意識していますか?

  • ヒザを入れてレールを入れる?
  • 前足で踏み込む?
  • ヒザを曲げて低い体勢でする?

じつは、これらはちょっとした間違いがあるの知っていますか?

もしあなたが、ボトムターンで失速してしまう。
ライディングスピードが出せない・・・
と感じているのなら、是非参考にしてみてください。

結論から書くと

ボトムターンは低い体勢でやるのですが、
ヒザは曲げてはいけないんです。

 

レッスンやコーチングでコレをいうと、必ず
『へ?』
って顔をされます(笑

では、なぜか?解説して行こうと思います。

 

CT選手のボトムターンはどうなっている??

事実、世界のトップサーファーであるCT選手のボトムターンを見ると、ボトムターン中はヒザが伸びています。
なぜなら、ボトムターン中にヒザを曲げるとターンがドライブしないからです。
ヒザを曲げると失速をしてしまうんですよね・・・

これ結構、意外な事実だと思いませんか?

ボトムターンはヒザを曲げて加重して伸び上がる
これ、一般的な概念だったりします。

日本人のCTサーファーであり、現在世界ランキングNo.1の五十嵐カノア選手のシークエンスを見てみると

 

CT選手はボトムターンに入る前にヒザを曲げてコンパクトな体勢になっていて、体幹をヒザに近づけるようにしてボトムターンに入ります。
そこからからヒザを伸ばすようにしてターンをして行きます。
なので、ターンの弧が一番低くなっているところでは、ヒザがかなり伸びています。

この事でボトムターン中に全ての動きを股関節に集めることが出来るのです。
その後に、後の手で水面タッチをしたり、ヒジから先を水面に水平にしたりします。

 

ボトムターンでドライブさせる最大の秘訣

「ボトムターン中に全ての動きを股関節に集める」

これがボトムターンでドライブさせる最大の秘訣なんです。

レールワークでも同様ですね。
レールを使う時には、股関節に乗る。
そのために、レールを入れている際はヒザが少し伸びている状態がベストです。

これって、概念の違いなんですよね。
概念が違うので、ターン中の形も変わってきます。

ボトムターン中に全ての動きを股関節に集めようとすると
「ヒザが伸びぎみで腰高、上半身は股関節をから折りたたまれる」
こんな形になります。
※フロントサイドでの話です。

サーフィンって、武道と一緒で形があります。
形を理解して、この形のズレを1つづつ修正しして行くと、
ライディングはどんどんと変わってゆきます。

是非意識してみてくださいね^^

 

P.S.
ライディングでの股関節の乗り方を知りたければ
コレがオススメです

ライディングのスピードをアップする方法

 

 

 

Digiprove sealCopyright secured by Digiprove © 2022 EISUKE HAYASHI
(Visited 2,302 times, 1 visits today)

サーフィン上達に欠かせない3大要素とは?前のページ

キレたカービングターンに変える3Step次のページ

ピックアップ記事

  1. 僕がパフォーマンス・スーツを作ったきっかけ
  2. 動きやすさのカギは肩甲骨
  3. ドライスーツを越えた暖かさ
  4. 冬用のウエットスーツが動きツラい理由
  5. 冬の波良い日に満足ゆくまでサーフィンしたい??

関連記事

  1. カラダの使い方

    リップアクションの初動って?

    解剖学と体軸理論をベースに 「超具体的で再現性のあるカラダの使い方…

  2. カラダの使い方

    パドリングで推進力のあげかた

    こんにちは、新しい体幹の教科書著者・サーフコーチ林です。今日は水曜…

  3. カラダの使い方

    テイクオフの失速要素を減らすには○○を使う

    こんにちは、新しい体幹の教科書著者・サーフコーチ林です。50代、6…

  4. カラダの使い方

    体幹トレーニングや筋トレは意味が無い

    こんにちは、体軸パフォーマンス・サーフコーチの林です。今日のコ…

  5. カラダの使い方

    サーフィンセンスを磨くには何が必要?

    こんにちは、台湾ナショナルチームのサーフコーチ林です。昨日は、…

  6. カラダの使い方

    プロでもズレる、ある意識

    こんにちは、体軸サーフコーチ・セラピストの林です。@館山のPR…

オススメの記事

  1. BLOG

    僕がパフォーマンス・スーツを作ったきっかけ
  2. パフォーマンススーツ

    ドライスーツを越えた暖かさ
  3. パフォーマンススーツ

    冬の波良い日に満足ゆくまでサーフィンしたい??
  4. パフォーマンススーツ

    サーフィンが疲れる最大の原因
  5. BLOG

    パドルが重たくなるのは当たり前?
PAGE TOP