こんにちは、
体軸パフォーマンス・サーフコーチの林です。
昨日、海外のナショナルチームからのサーフコーチ、正式なオファーが来ました〜^^v
打診があってからZoomによるMTGをして、カラダが動く原則を使った方法を試してもらいました。
全然違うって感じてくれたそうです^^
これはチームのメンバー全員に必要な事だと感想をもらいました。
どの様に進めて行くのか?など諸々を現在協議中です。
で、何を体感してもらったのか?
というと、
- 腕の使い方
- 足の使い方
たった、この2点です。
体幹の使い方のレクチャーは時間的に難しかったのと
英語で伝える事が極めて難しかった!
けれど、これは必要だと体感してもらえたのには理由があります。
なぜなら、腕と足の使い方次第で体幹が使えるように変わるからです。
カラダの動きというのは、この原則に支配されています
1.体幹のインナーユニットが動く
2.体幹の胸が動く
3.足や腕が動く
という順番で動きが移動していきます。
腕や足だけでカラダは動いているわけではありません。
しかし、腕と足の使い方が悪いと腕や足の動きが体幹と連動出来なくなってしまいます。
腕と足の使い方、ここが一般的には全く知られていない所なのです。
全身使えるようになるのためには欠かせない要素が、腕と足の使い方と体幹との連動方法なのです。
全身を使った動きに変える事で、効率良く動けて安定した動きが出来るようになります。
そして、速い動きが出来たり無駄な力の入ってないスムーズな良い動きが出来るようになります。
さらに、腕や足の部分的な筋肉ではなく全身へ負荷を分散させるので、疲れなくなります。
オファーをもらった海外のナショナルチームの方に、足首と手首、この2つの使い方を今回お伝えしました。
パドリング、そしてテイクオフの動作での使い方。
さらにライディングのフォームでの使い方。
サーフィンの主要3要素を1時間程度でお伝えしたのですが、効果があったようです^^
その位、簡単に効果が出ます。
体幹ってどの様に使うのか?であなたの動きはメチャクチャ変わります。
Zoomによるオンラインレッスンを受けている方は、久々に海に入ったときに
今までと違う!これまでやってきた事は何だったの?
って感じてくれたそうです。
特に動きの根っこでもある、横隔膜をどの様に使うのか?
これだけで動きの質がヤバい位に変わります。

横隔膜
これまで何度も書いているのですが、
腕のインナーマッスルは横隔膜までつながっています。
足のインナーマッスルは骨盤を通る大腰筋を介して、横隔膜までつながっています。
そして、カラダ全体のインナーマッスルでもある(ディープ・フロント・ライン)も横隔膜が含まれています。
横隔膜が全ての動きの根っことなる理由が解剖学的観点から見ても明白です。

横隔膜から肩甲骨にインナーマッスルでつながる

横隔膜から股関節にインナーマッスルでつながる

アナトミートレインから転載、ディープ・フロント・ライン
横隔膜の動きについて気付いたきっかけ
横隔膜の動きについて具体的に気付いたのは、今年の正月でした。
パドリングした瞬間にカラダが重たいって感じて、パドルがメチャクチャ遅かった。
そして、テイクオフの動作も遅い〜って感じたんですよね。
で、何かのきっかけでCT選手が試合でヒートを終えて、波打ち際までスープの波を滑っている時のシーンを思い出しました。
その時に、横隔膜上げたらどうなるのかな?
って思って、インサイドのスープでやってみました。
そしたら、ボードがさっきまでよりも走る事に驚きました。
そこから、横隔膜を上げた状態でサーフィンしてみたのですが、動きが軽く感じられるように徐々に変わったんですよね。
これには、本当に驚きました。
横隔膜の使い方の例
安定した動きを出したい時は横隔膜を下げます
ライディングでスピード出したいとき、ターン時に使えますね。
軽く速い動きをしたい時は、横隔膜を上げます
パドリングやテイクオフの動作、リエントリー(リッピング)で使ったりします。
横隔膜の使い方をやって行くと、安定した動きと速い動きあいだのコントロールが出来ます。
もしあなたが、ライディングで軽いサーフィンを変えたければ、横隔膜を下げた動きを身に付ける必要があります。
もしあなたが、ライディングで動きが重たく、軽くて速い動きが出来ないのならば、横隔膜を上げた動きを身に付ける必要があります。
もしあなたが、パドリングやテイクオフで軽くて速く動けるようになりたいとおもうのならば、横隔膜を上げた動きを身に付ける必要があります。
全ての動きの元になるので、どう使うか?を意図して使えれば、動き全体をコントロール出来ます。
この辺が抽象的で曖昧、さらにやっている人の感覚やセンス・・・
これらに今までは頼られてきました。
なので、動作方法って上手く伝わらないし、伝えられない要因なんです。
表面的な腕や足の使い方などは、色々とあると思います。
しかし、動きの根っこを取り入れると”もっともっと良く”なります。
表面的な動作方法ではなく、動作の本質を求める方にオススメの方法です。
横隔膜の使い方を身に付けるステップ
横隔膜の使い方は呼吸のワークで掴んで行く事が出来ます。
今の所、横隔膜の使い方を身に付ける方法は他には見当たらない感じです。
- まずは呼吸のワークでなんとなく感覚を掴みます。
- 1日3分位呼吸のワークをやって行く事で、「なんとなく」から「具体的」に変わっていきます。
- そして、様々な一般的なワークに取り入れる事でより上手なカラダの使い方が出来ます。
つまり、全身を使った動きというモノが出来るようになります。 - 横隔膜の具体的な使い方が分かってくると、コツも掴んでいる状態にスキルとして使える様になります。
- 最後に、サーフィンの動きでも横隔膜を使いこなせるようになっていきます。
物事には順序があり、順序を飛ばしてしまえば技術は身につくことはありません。
技術、つまりスキルというモノは、順序立ててやって行けば誰でも身に付けられます。
「究極の体幹ワーク」のセミナーでは、これらのスキルの身に付け方や実際に具体的に使う方法を、体感してもらいながらお伝えします。
そして、実際のサーフィンでよくある悩みの
・パドルでカラダが重たい
・パドルで腕が疲れる
・テイクオフの動作が重たい
・テイクオフの動作が遅い
・ライディングが不安定
・ライディングでスピードが出ない
これらの具体的な解決方法もお伝えします。
海外のナショナル・チームとサーフコーチとして正式に契約に進んだら、これから頻繁にZoom等でのライブセミナー等を開催する機会は一気に減るでしょう。
ですので、動きの根っこである横隔膜の使い方を身につける「究極の体幹ワーク」は今月開催するZoomのセミナーは、次回いつ開催できるのか?分かりません。
今回、参加する事をオススメします。
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究極の体幹ワークはこちらから
P.S.
まずは、基本となる呼吸法をやってみてくださいね。
「究極の体幹ワーク」では、ここからさらにもっと具体的に使う方法をお伝えしていますよ〜^^
