カラダの使い方

パドルの3つのバリエーションを使い分ける

こんにちは、サーフコーチの林です。
館山のRPCから、、、

体幹の使い方がここ最近、強力にアップデート出来ましたね。
そして、アレもかなりアップデート出来ました^^

さらに、先週の出版社さんとのMTGで
色々な運動関係の本を出版・企画に関わっている担当の方からも
「コレは新しい、今までになかった」「こういう、新しいものを求めていた」
と言ってもらえました^^

様々なトレーニングの本やカラダの使い方などを
企画・編集・出版に関わっている現場の方から
この様な言葉をいただけるのは、もの凄く嬉しいです。

さて、今日の本題なのですが、、

サーフィンやってて、コレが上手く使いこなせれば
色々な動作が上手くなる筋肉があります。

それが体幹のコアである、インナーユニットですね。
コアマッスルとかパワーハウスとも言われたりする4つの筋肉です。
どれも同じ筋肉をさしている言葉ですね。

体幹のインナーユニット

体幹のコアである、インナーユニットが使えると、なぜ動作が上手くなるのか?
なぜなら、カラダの動き全てで一番最初に動くところだからです。
僕のBLOGを読み続けてくれている方は、既に分かると思いますが^^

特にインナーユニットの骨盤底筋群と横隔膜。
この2つを上手く使い分けられれば、面白い位にカラダが動くようになります。
特に体幹のコントロールは抜群に上手くななります。

サーフィンにおける動作が

  • 上手く出来るようにならない
  • 思い通りに動けない
  • 実際にビデオや写真で見たらイメージと違う

この問題の原因って体幹のコアを使いこなせていない事で起きています。

体幹の使い方を意識しているけど上手く出来ない。
特にパドルで体幹の使い方が上手く使えてないと、パドルは遅いです。
そして、パドルのバリエーションを出す事が出来ません。

パドルって最低でも3つのバリエーションは必要です。

  • ゆっくっりと1漕ぎが長い、基本のロングストローク・パドル
  • カレントがあるときに使いたい、ストロークが短く回転数を上げるスプリント・パドル
  • 1漕ぎのトルクを大きくして、2〜3回のみでスピードを付けるパワースプリント・パドル

最低限、海の状況やその時のシチュエーションでこれらの使い分けが意図的に出来る必要があります。
パドルって歩いたり、走っている事と同じように、自在にコントロールできなければ状況に合わせたパドルが出来ませんよね。
特にテイクオフでは波の状況によってパドルをどれ位にコントロール出来るのか?
言い換えると、波の状況に応じてパドルを対応させる事ができるのか?というスキルが必要だということです。

漕いでいる動作だけで対応しようとしても、思うように行かないのがパドルです。

パドリングという動作を考えるときには

腹ばいの体幹の状態

ストロークの肩〜腕の使い方

と、別々の要素として考える必要があります。
なぜならば、ひとまとめで考えると動作・情報が多くなり、意識したり頭で整理できないからです。
特に脳科学的な観点から書くと、同時に意識できるのは最大7つまでですからね〜
あとは、色々な事が欠けやすくなりますね〜

なので、腹ばいは腹ばい。
ストロークはストローク。
と別次元で考えていくのが、動作を考えていくときのセオリーです。

また、様々な体幹の本でも共通して言われていることは

カラダの内側から力をだして、下肢と上肢へと力を伝える

ってことが言われています。
分かりやすく書くと

腕や足を使うには、体幹のインナーユニットから力を出していきましょう。

的な感じですね。
これは体幹、足、腕は別々で考えて使いましょう〜ということです。

パドルした時に、なんか重たいなぁ〜

と感じる事ありまませんか?

特に2週間サーフィン行くのが空いたり、身体に疲れが溜まっているときなどなど・・・
こんな時ってパドルが重たく感じますよね。
そういう時って、カラダがほぐれるのに時間がかかり、さらにサーフィンの調子が上がるまでに時間がかかる。
特に冬は早めにエンジンかけてサーフィンしたいのに・・・

今年の初サーフィンした時がまさにそうでした。
1週間以上、ずーっと子供の相手をしていたので、自分が思っている以上に背骨が詰まっていました。

パドルした瞬間に、
「今日はカラダがメッチャ重いじゃん」
って感じたんですよね〜
しかもサイズは頭半位あったので、思うように動けないのは結構しんどかったです。

なぜパドルでカラダが重たく感じるのか?

この原因は、背骨が詰まってしまっているからです。

背骨が詰まると、背骨の動きが悪くなります。
背骨は自由に動けない状態だと、カラダは重たくなってしまいます。

この様な状態の時に共通するのは、横隔膜が固まったり、下に下がっているので、
横隔膜とつながっている筋肉も同様の事が起きてしまい、体幹の上半分からが下に引っ張られてしまいます。
なので、背骨が詰まってしまうというわけです。

僕の周りで、共通の認識は、、、

僕の周りでは、横隔膜の使い方が重要だよね〜って去年から共通の認識になっているのですが、
骨盤底筋群と横隔膜、この2つをどの様に組み合わせるのか?
で、動きが半端なく良くなる事が分かりました。

初サーフィンの日に、もしかしてこうやると良いかも?
ってやってみたら、カラダが軽くなったんですよね〜発見したんですよね^^

それが腹ばいでの横隔膜の使い方でした。
最初は体が重たいので、腕の動きも重たい状態でパドル。
ダルい感じのサーフィンでした。

そして、横隔膜の使い方を閃いた瞬間から、パドルはいきなり軽くなりましたね。
そして、テイクオフでボードの走り出しも速くなっていました。
パドルでも歩いているときと同じ状態を作れば良いか〜!という事だったんですよね。

その次に海に入ったときにには、、、
横隔膜と骨盤底筋群の使い方をテイクオフでコントロールする方法を考えたので
それをテーマにやっていました。

そうしたら、海から上がった瞬間に

あ、身体が軽い。
まじか!

って感じられました。

普通は海から上がった後って、ズッシリとカラダが重たくなりますよね?
それがなかったので、ホント驚きました。

体幹トレーニングするとカラダは軽くなるのですが
その時と一緒の感覚だったんですよね〜
おお、マヂか!!って感じです。

サーフィンで海から上がった瞬間に身体が軽いって感じられる。
ん〜嘘くさいですけどね(笑
けれど、ホントです。

全ての動作で骨盤底筋群と横隔膜をメインとして使っているので
この2つの筋肉が固まることが無く背骨もつまる事が無くなります。
その結果、背骨が自由な状態にでサーフィンしている状態が続くの
カラダが軽く感じられるというわけです^^

骨盤底筋群と横隔膜の組み合わせ次第で
こんなにも動きが変わるのか〜!と最近は驚いています。

骨盤底筋群と横隔膜の組み合わせは立ったの4つだけ

基本的にはそれぞれ2つずつ、使い方があるだけなので
骨盤底筋群と横隔膜の組み合わせは4パターンしかありません。

これはパドリングでも使えますし、テイクオフの動作でも使えます。
もちろん、ライディングでも使えます。
ライディングはドライブ感がヤバいですね^^

数年前までは「骨盤底筋群は意識できない、無理でしょ?」って言っていましたが、
ここ3年は体軸理論をならったおかげで、フツーに意識・コントロール出来るようになりました。
そして、横隔膜も思うようにコントロールすることが出来ます。

これって、体幹を使うスキルです。
スキル、つまり技術です。
技術なので、どうやるのか?どうやって身に付けるのか?
という方法があります。

骨盤底筋群は意識できないって言ってた僕ですら、意識してコントロール出来るようになりました。
なので、誰でも習得することが出来ます^^v

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