こんにちは、
体軸サーフコーチ・セラピストの林です。
@館山のRPCから、、、
最近、あるドリルをやっているんですよね。
Soloshotを導入して自分のライディングを見たら、波の使い方がまだまだと感じたので^^;
サーフィンに必要は要素は
- 波の使い方
- 目線
- カラダの使い方
です。
細分化すればもっとありますが、大きくカテゴライズするとこの3つですね。
カラダの使い方は陸でやれば良いのですが、目線は陸でスケート練習すれば波を見る目線の流れを身につける事が出来ます。
波に使い方は、海でしか出来ないですよね。
波の使い方が出来てのリップアクション
良いリップしたい、決めたいと思うなら、波の使い方を意識してサーフィンすれば自ずと良いアクションができるようになります。
動作ばかりを意識しても波の使い方が間違っていれば、動作を変えてもリップアクションが変わる事ありません。
なぜなら、目線→波の使い方→カラダの使い方とこの様に階層で成り立っているからです。
僕は体軸理論を使っているので軸上に階層化(軸層化)して説明しています。
軸層化する事で各要素が積み上がりプライオリティが理解しやすく、プロセスも理解しやすくなるという利点があるからですね^^
ハイ・アンド・タイト
で、あるドリルとはワールドチャンピオンがやっていたハイアンドタイトと言われるドリルです。
「常にポケットをキープしてより高い位置でターンをする。」という内容です。
ミック・ファニングがやっていたと言われているのでミックファニングドリルとも呼ばれていますね。
彼のあの速さはまさにこのドリルをやる事で身につけて行ったという事ですよね。
ミックは常にパワーゾーンをキープしながらサーフィンしています。
その上で、ボトムのフラットな所からトップまでを使っている。
波の使い方で当たり前に言われる事だと思います。
このドリルには様々な要素が含まれています。
- 波の使い方のパラダイム
- ポケットから出ないでスピードを付ける方法
- パワーラインを把握する目線のコントロール
- 各ターンでのターゲティング
- ボトムターンのセットアップ
- ハイリップラインでのアクション
などなど・・・
ざっと考えてみたらこの位は出てきました。
目線、波の使い方、カラダの使い方これらが全て入っていますね。
こう考えてみると、めちゃくちゃ高度なドリルですよね〜
あなたのライディングを大きく左右するパラダイム
波の使い方のパラダイム次第で、良いアクションが出来るのか?それとも出来ないのか?が分かれます。
特に波は縦に使いたいワケですが、その時に進行方向ってどっちか?が大きく影響します。
特に走って終わってしまう・・・リップアクションが安定していれられない、良いセクションを逃していると言われたり感じている、、、この様な方の進行方向のパラダイムってこの様な感じです。
WQSなどで海外のプロやCT選手が来ると、圧倒的なスピードの違いを目のあたりにした事がある方も多いのではないでしょうか?
日本人なら五十嵐カノアは非常に波の使い方が上手いので、9月に日本に来た時もスピードが違う!と実際にサーフィンを見た方は騒がれていましたね。
アマチュアとプロの違いは確かに波の使い方が違うのですが、カノア等のCT選手やQSのトップランカーは波を使う上で、何が違うのか?が分かれば、あなたも波に使い方は格段に上手くなります。
それが、進行方向のパラダイムです。
たったこれだけなんですが、波の使い方に最も影響を与えます。
なぜなら、前述した構成要素の最も下の階層にあるからです。
下の階層に行けば行くほどその上の階層に影響を及ぼします。
進行方向のパラダイムが変わった瞬間に波の使い方が上手くなります。
まさに縦の動きに必要なパラダイムというわけです。
ライディングだけではなくテイクオフでも波の使い方が一気に上手くなります。
その位、効果絶大で、僕自身がこんなにも変わるモノか?と体感し驚いた位です。
この事に気付いたきっかけが、ハイアンドタイトというミックがやっていたドリルというわけですね。
ぜひ、進行方向のパラダイムを考えてみてください。
いわれてみれば当たり前って事なんですが、盲点ですよ〜
まさに灯台下暗しって感じです^^
P.S.プロの様なスピードを出すことが出来て、波が使える様になるのは無理って思いますか?
残念ながらそんな事はありません。
ちょっとした考え方で、あなたのライディングでのスピードや波の使い方が大きく変わります。
実際にこの方法を取り入れることで、
- スピードが出てて最近サーフィン調子良さそうだねと友達に言われた
- スプレーが飛んでたよとローカルに言われるようになった
- フィンが抜けてテールがリップから出ている光景が見えた
と体感されている方が出ています
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