こんにちわ、サーフコーチの林です。
Rev.の2014年版ウエットスーツ、ALL NEW R7プロトタイプウエットスーツが、今日完成してきました。
家がウエットボンド臭いです・・・(笑
毎年、この時期に最新モデルの発売前の最終プロトタイプのウエットスーツを完成させているんですが、いつもワクワクしますね。
完成させているといっても、ファクトリーにこんな感じの仕様で〜って設計書と指示書を送っているだけなんですけど、、、
毎年、無理難題のリクエストをして、それを実現してくれるので本当に感謝です。
ありがとうございます。
2014のALL New R7は上半身の機能を大幅に向上させたんです。
R8で取り入れられていた、背中のラインと腕のラインを取り入れています。
そして、全体的に従来のモデルより着たときのルーズ感を出しています。
特に従来のモデルやR8はコンプレッションを強力に掛けていたので、かなりタイトな着心地でした。
今回のAlLL NEW R7はコンプレッションを押さえて、着心地の工場を格段にアップさせました。
下半身のパーツは少なくして、マイルドコンプレッションにしてあります。
普通のウエットスーツから初めてRev.のウエットスーツへ乗り換える方でも、違和感が少なくなったと思います。
2014のALL New R7は、思いがけない所までファクトリー側でバージョンアップしてきてくれました。
昔付き合いのあったファクトリーのウエットスーツに取り入れられている、腕全体を1枚のパネルで造るのが気に入っていたのですが、今年から同様に1枚パネルになり、腕の着心地がかなり向上しました♪
そして、肩のパーツがより曲線的になり三角筋へのフィット感も向上しているので、パドリングのサポートも向上していますよ。
今年の大きなリクエストが脇パーツを1枚にすることでした。
ファクトリーの社長に長年リクエストしてて、渋っていたのですが遂に実現しました。
Yシャツを着ているときに、腕を上に上げるとシャツがズボンから出てしまうって事って多いですよね。
コレ凄く嫌いなんですよね。
要は縫い目が脇にあるから、腕を上げた方のシャツが持ち上げられるから起きている現象なんです。
けれど、脇の縫い目をなくすと・・・腕を上げてもシャツが持ち上がらなくなる。
これと同じ事を実現したかった〜って所です。
脇のパーツが半分に分かれていることで、腕が上下をする度に脇下の生地を引っ張る感じが無くなり、脇の動きがよりスムーズになりました。
どうしても脇のパネルは一番動く部分なので、年月と共に接着が弱って行きがちなのをパーツを1枚にすることにより、耐久性向上という大きなメリットを得ることが出来ました。
実際、ここまでフィット感と動きの部分で変わるとは思っていませんでした。
その位良い感じでフィット感が向上しましたよ♪
最後に、ラインに使用しているパーツの素材も上下で統一しました。
下半身のテーピング効果がより向上しましたよ。
はやく海で試したい感じです〜^^v
Rev.wetsuits
林 英祐
PS. あ、R8とR7の違いが分からない??
R8はコンプレッションタイプで、ALL NEW R7はフィットタイプ。
超先進的な機能性を求めるならR8、着心地を求めるならALL NEW R7。
ということですね。