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エクスキューズ=コンフォートゾーン

こんにちわ、サーフコーチの林です。

 

土曜日は鹿嶋で3名コーチングをしてきました。
何処も波のないコンディション。
腰あるか無いかで、潮もあまり動かない・・・

何処入っても同じだろうと思い、いつも入る鹿嶋の某ポイントでのコーチングとなりました。

 

この日は、最初にシークエンスを撮影して、課題点をアナライズ&コーチング。
コーチングでは、ニュートラルバランスをメインにレクチャーしました。
2人とも波にちゃんと乗れているので、あとはどの様にしたらもっとスピードをつける事が出来るのか?
そして、パワーの無い波でボトムまでしっかりと降りるためにはどうしたら良いのか?

 

その為に必要な、ニュートラルバランスをカラダでその感覚を覚えていってもらいました。

 

ニュートラルバランス、こんな基本の姿勢があるなんて知らなかった。
めちゃくちゃ体重が真っ直ぐにボードに伝わる感じがビンビンする。
軸を感じる事が出来る。

とても興奮して、「来年は全日本優勝だぜ!」って入っていました(笑
頑張ってねぇ〜^^

 

自分の苦手なコンディションになると、一気に調子が悪くなる。

こんな事があると思います。

1人の常連受講生の方は、苦手なコンディションになると一気に悪い状態に戻ってしまいます。
先日の連続台風の時にはメチャクチャ凄くキレイなテイクオフをしていたんですけどね・・・

 

苦手なコンディションや、雰囲気でメンタルがノンフロー(機嫌が悪い状態)に傾き、パフォーマンスは悪い状態になっていました。
僕の所で教わり始めた頃に戻った・・・といってもイイくらいに悪い状態でした。

要は、サーフィンの調子が悪いって事ですね。

こんな時、
苦手な波だ・・・
前乗りばっかりされる・・・
ガツガツしてる奴がいて、嫌だ・・・
体力が残っていなかった・・・

こんな風にエクスキューズ(言い訳)をしてては、何にも意味はありません。
その行動や思考にも意味は持たないのです。

文句や言い訳、これはただ単に乗れない調子が悪いのを調整できなかった・・・
ただそれだけです。

どういう意味かというと。
文句や言い訳をしても、状況は変えられないと言うことです。

 

そんな時はどうしたら良いのか??

様々なメンタルを切り替えるスキルやツールを使うのが効果的です。

まずは、自分のメンタルがどうなっているかに気付く。
これがめちゃくちゃ重要なスキルです。
そして、、、

・認知の脳が付けた意味を剥がす
・ボディーサイン
・顔の表情
・フローになる言葉を口にする
・良いときのイメージを鮮明に思い出す
・しっかりと波を観察する
・一度ビーチに上がって、波見ながらイメージトレーニングをする

などをやってみるとパフォーマンスは変わっていきます。

 

メンタルがあなたのパフォーマンスの質に影響を与えています。
メンタルは心の状態と言っても過言ではありません。
心があなたのパフォーマンスを作っている」のです。

 

思い出してみて下さい。
サーフィンが調子良いときって、ご機嫌ですよね?
サーフィンの調子が悪い時って、不機嫌ですよね?

 

実は、これはあなたの心の状態が作り出しているんです。
この心の状態は「様々な出来事」によって作り出されています。

 

その様々な出来事に「意味を付ける」、認知脳が働いているからです。
例えば、1人の受講生さんを例にしてみると、、、

苦手な波だ・・・
前乗りばっかりされる・・・
ガツガツしてる奴がいて、嫌だ・・・

と、認知して意味を付けています。

 

この波苦手だから、嫌だな。
前乗りばっかりされるから、嫌だな。
ガツガツしてる奴がいて、嫌だな。

って、「嫌」 という気持ちが心を支配しているのです。

しかし、これらはただ単に「その出来事があった」だけです。
波に「苦手」や「嫌」って意味は付いていません。

前乗りにも「意味」は付いていません。
前乗りされた事実があるだけで、テイクオフするときに前乗りする人に声を掛ければ解決する事です。

ガツガツしてる奴はいる、これもその事実があるだけで。
だったら、ガツガツしている奴がいないピークに移動するとか、一番奥のピークから乗るなど、、、
できますよね。

そこには波が割れているだけです。

その時、何をすれば良いのでしょうか?
波に乗るための事を、ただするだけじゃないでしょうか?

 

言い訳をするのではなく、今何をするべきか。
ここが重要です。
漫然と波待ちをしててはいけません。

 

人は気付かないうちに言い訳しています。
僕も気付くと言い訳しているなぁ〜って思う事が多々あります。

 

言い訳をしないことは無理だと思います。
言い訳をしていれば自分のコンフォートゾーンから出ることがないので、安心なのです。

 

相反する事なのですが、、、、

言い訳する=コンフォートゾーンにいる。
コンフォートゾーンにいると言うことは、そこに留まるということです。
現状から1歩踏み出してみる、ちょっとチャレンジしてみる事は勇気がいることです。
要は自分の枠から外に出てみることですよね。

 

そのコンフォートゾーンの中にいて甘えているから、状況が改善されずに不機嫌になるんです。
そしてパフォーマンスも悪くなりますし、成長もしません。

 

その事に気付いて「じゃぁ、今何をするべきか?」を考える事が重要です。

 

折角サーフィンしにきているんだから、もっと楽しくサーフィンした方がイイと思いませんか?
不機嫌でつまらないサーフィンをするか?
それとも、不機嫌でつまらないサーフィンをしていると気付いて、楽しくサーフィン出来るようにする。
メンドクサイかもしれませんが、この方が1日1440分しかない時間を有意義に使えるのではないでしょうか??

 

心の状態に気付いて切り替える。
それが出来れば、いつも通りに楽しく調子の良いサーフィンが出来るようになります。
苦手な波でも、フローだと色々な事に付くことが出来て、サーフィンのスキルも上がっていきますよね。

 

P.S.
ちなみに、スキルは日頃から磨いていないと切れ味悪いですよ。
宮本武蔵は、鍛錬の鍛は千日、錬は万日磨くことだと言っています。
「意味付いてないし」とメンタルに気付き切り替えるスキルを磨いてみてはどうでしょうか?

 

P.P.S.
現在募集中のレバレッジ・サーフコーチングは年内で終了します。
来年の開催は4月頃からを予定しています。
内容を更に充実させて、より質の高いコーチングにしたいと考えているので大幅に値上げをする予定です。

参加に迷っている方は早めの決断をオススメします。

レバレッジ・サーフコーチング

 

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