カラダの使い方

ライディング上達に必須のワーク

こんにちは、新しい体幹の教科書著者・サーフコーチ林です。

今日は、ライディング上達のためのかなり難易度が高いワークをご紹介しますね^^

インスタに今日と先日アップしたんですけど
「つま先を壁に付けて、両手も着いた状態でしゃがみ込む」
かなり地味なワーク。

これが、激ムズです(笑
ですが、これ、ライディングを変えていくためには出来るようになるべき必須のワークです。

・基本的なスピード
・ライディングでの安定感
・ターンのドライブ

これらを変えるために欠かせない要素が沢山入っています。

是非、チャレンジしてみてくださいね。
こういう事を知りやってみると脳が活性化して、カラダの動きにもつながります^^

 

ライディングでカラダの動きを伝える場所って何処?

それは足裏ですよね。

足裏に動きや力を伝えられるようになるためには、
足裏の感覚を常にキープしておくようにすることが肝となります。

このワークの場合だと、しゃがんでいくときに足裏に乗っている感覚を変えずに行います。
そうすると、足裏と股関節が自然と動くようになります。

力や動きを足裏に伝える事で、スピードを出せたりレールワークが出来るわけです。
なので足裏に乗っている感覚を変えずにしゃがむと、本来ある股関節やヒザ、そして足首の動きになります。

この基本となる足裏への力の伝え方を知らなければ、そもそもでライディングでスピードを出す事が出来ませんよね。
なので重要なワークになってきます。
かなり地味ですが。

深くやっていくと、背骨・足裏・股関節・胸鎖関節・仙腸関節という関節が上手く連動出来るようになります。
これはやり込んでいくと分かるのですが、まずは最初のステップとして・・・

まずは、背骨が動く状態をつくり、可動域を広げる。
次ぎに足裏の指先まで均等に乗れるようにする。
そして、股関節が脱力出来るようになる。

そうすると、壁に手をついた状態でしゃがみ込むことが出来ます。

 

何処かに無意識で力が入る

やってみるとわかると思うのですが、
しゃがんでいくとヒザ周りの筋肉に力が入ったり、背中や肩に力が入ったりします。
こういうのが代替運動とか代替動作と呼ばれています。

しゃがみ込みたいのに、無意識的に違う所や色々な所に力が入ってしまいます。
つまり、動作の途中に違う所に筋神経が通ってしまい、この様な代替運動が起きてしまうのです。

なので、このワークは代替運動が起きないように、筋神経を正しく通す練習にもなります。

 

では、この動作では何を意識すると上手くいくのか?

基本のこの2つをおさえることからはじめます。

センター軸の意識。
そして、足裏の意識です。

まずは、センター軸は背骨を通っています。
人間は脊椎動物なので、背骨から必ず動きますからね。
なので、センター軸が重要なんです。

そして、足裏は足裏に乗っている感覚を変えないのがポイントです。
足裏に乗っている感じを変えないというのは、足裏に筋神経を通す目的があります。
しゃがみ込むまで足裏に乗っている感じが変わらなければ、途中で代替運動が起きなくなっています。

ちょっとした事なんですけど、この筋神経を正しく通しておく事って、動作をする上でもの凄く重要になります。
代替運動がおきていれば、自分の頭で思っている動きと全く違う動きをしてしまう原因になります。
これが、スポーツにおいて動作習得が難しい要因だったりします。

 

これがライディングでどう生きるのか?

ライディングならば、足裏から伝わってくる感覚。
そして、足裏にどう力を伝えるのか?という力の伝え方。
これらが分かって行くために欠かせません。

コレが出来てはじめて、ボードが加速しますし、ターンがドライブします。

デモンストレーション

 
 
 
 
 
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P.S.色々とやってみても上手く出来ないときにやるのがコレ


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