こんにちは、サーフコーチの林です。
方南町のRev.Studioから、、、
金曜日から日曜日までブートキャンプをやってきました。
本当は北茨城の人の少ないポイントの予定だったのですが、、、
台風のおかげで、大洗から館山まで南下しました。
日曜日は流石に、どこも定員オーバーで内房の岩井は
もうひどい状態で駐車してる車も、、、
流石に移動交番が来ていました。
流石にこの距離の南下は初めてでしたね〜(^_^;)
鹿島から台東までは南下した事あるけど、、、
来月のブートキャンプは北茨城でできる事を期待♪
先週の木曜日の話なんですが、後輩の子がウエットを取りにきた時の事です。
僕のお古のボードをあげたので、そのボードを修理に出したお店で
「もっと薄いボード乗っちゃったら?」
って言われたようです。
まぁ、僕があげたボードは7年前位に乗っていた北茨城専用のボードです。
北茨城の波は、パワフルで水量が多いのが特徴です。
さらに、ホームポイントはオージーが来ても、ここは本物の波だよ!って喜ぶポイントです。
そんなポイントの波用に作ったボードです。
幅が広くて結構薄いボードなのですが、さらに薄いボードを乗ったら?って(^_^;)
結構、いや、かなりびっくりしました、、、
薄いボードの方がターンしやすい
ターンが上手く出来ると思われている事が多いです。
でも、それはかなり錯覚です。
実は、薄いボードって根本的に用途が違います。
パワーのある、パンチの効いた波には薄いボードを使います。
例えば、ゴールドコーストのスナッパー・ロックスや南アフリカのJ-Bayなど典型的なポイントブレイク。
パワーのある波には、少し長めで通常より浮力を落とした薄いボード。
しかし、
日本の波はパワーが無い波が多いです。
そんなパワーの無い波で、薄い浮力の少ないボードに乗ったらどうでしょうか??
波のパワーを効率良く推進力に変換できないので、確実に波に乗る本数が減ります。
そして薄いとターンしている気になりますが、実際はまともにターン出来て無いのがほとんどです。
ターンしながらズブズブと失速しる感じのボードもあります。
ターンは、ボードを傾ける動作が基本です。
ボードを動かすのではなく、傾ける事が重要です。
傾けるのにボードの薄さは、関係ありません。
ボードを傾けるには、軸を傾ける事が重要です。
軸を傾けるのに、ボードの薄さは関係ありませんから、、、
正しい体の動きをすれば、ボトムターンの時に前足の裏から
スプレーが立ち加速するボトムターンが出来ます。
日本のアベレージウェーヴに乗るなら、絶対浮力のあるボードを選ぶのは必須です。
台風のグランドスウェルに乗るなら、少し長めで浮力を抑えたハイパフォーマンス・ボードがいいでしょう。
日本のアベレージコンディションで乗るのなら
自分が思っている以上に多めのCL値を選ぶのをお勧めします。
ラスティの本国サイトの基準値、めちゃくちゃ使えます。
http://www.rustysurfboards.com/volume-chart/
大まかに各レベルをまとめてみました
Multiple:プロレベル
Advanced:上級者 エアーまでできる
Advan/Inter:中〜上級者 リエントリー、スナップ、カービングを自在に操る
Intermediate:中級者 カットバックまでできるレベル
Inter/Beg:初心者〜中級の中間 横に安定的に行けて、アップスが出来始めた
Beginner:初心者 横に行けるようになってきた
P.S.
ボードを傾ける、正しい動作でしたこのスケートはターンできません。
やっと予約販売を再開しました!!
→ Rev.VSSK8