何事もそうですが、積み重ねがあるから成果が上がる。
トップアスリートであるイチローも地道なトレーニングがあるからこそ、現在の年齢でも第一戦で活躍出来て成果を残すことが出来ている。
サーフィンも全く同じで、地道なトレーニングがあるから成果が出て来るわけです。
しかし、海で出来るトレーニングは限られてきます。
例えば・・・
- ・波の追いかけ方
- ・テイクオフ前のノーズを下げるタイミング
- ・波の使い方
- ・スープの使い方
- ・ターンのバリエーション
でしょう。
ターンの練習は海でも出来ますが、ターンのベースとなる身体の動かし方が分かってなければ、その練習は意味無いですよね。
陸で出来る練習はざっと上げるだけで
- ・パドリング
- ・テイクオフ
- ・水平のバランス
- ・ノーズの上下のコントロール
- ・ボードのセンターに乗り、体幹を使ってボードに柔らかく乗る
- ・体幹を使い、コアの意識を高めバランス感覚を向上させるトレーニング
- ・ライディング時のベーシックとなる基本的なバランスと姿勢
- ・軸を崩さずに上下に動く
- ・ターンの基本である、骨盤の使い方
- ・アウターに依存しない、体幹を使った身体の使い方
ざっと、この位は出てきます。
この陸で出来るトレーニングを繰り返し行わなければ、海での成果は出ませんよね。
陸で出来ない事は海でも出来ないからです。
陸でトレーニングをして、段々と精度を上げて行き、その成果を海で感じて、その海で感じて気付いた事を、陸でトレーニングする。
この繰り返しがあるから、上達して行くんです。
しかし、これを間違ったトレーニングをしていると、上達はしませんよね。
また、陸でトレーニングする事と身体の使い方を学び理解することで、あなたの憧れるサーファーは何故あのような体勢になっているのか?が分かるようになります。
例えば、ミック・ファニングのボトムターンでとっている姿勢はどうやったらできるのか??が分かるようになります。
・なんで上手くいかないのか?
・どうしたらあの体勢になるのか?
・なんであんなにスピードが出るのか?
身体の動かし方やトレーニングして学んで行く事で、目の前にある霧が晴れてゆくようになります。
実際に、トレーニング地道に重ねている人は
- ・ハワイでポイントまで30分パドルしなければ着かない所でも、疲れずにパドリングする事が出来るようになった。
- ・テイクオフでの加速感が今までと全然違う。
- ・全体的にスピードがついてきて余裕が生まれて、波の見え方が全然違ってきた
- ・ターンのメイク率が断然と上がった
などの成果を自分で感じています。
このコツコツとしたトレーニングの積み重ねが凄く重要なんです。
その積み重ねがあるから成果を感じる事が出来るし、改善ポイントも自分で気付くことが出来る。
そして、それをトレーニングに反映する事が出来る。
このスパイラルを作ることが重要ですよね。
まずは、世間一般で言われているパラダイム(概念)から外れて考えてみると、新たな発見が沢山でてきますよ。
それはまさに、目からウロコが落ちるという体験があなたを待っています。