こんにちは!
体軸トレーナーの山根です。
@銀座のスタバから、、、
久しぶりの記事になってしまいました^^;
今日はパドリングのことについて書いていきたいと思います。
長時間パドルをしていると肩が辛くなる、痛くなってしまう。
あなたも感じたり、思い当たる事ありませんか?
サーフィンのほとんどはパドルで占められているので、肩がパンパンで辛くなってしまうとせっかくのサーフィンが楽しめず台無しになってしまいます。
また、次の日の仕事のことを気にしながらやるっていうのも結局サーフィンに集中できないので、フラストレーションが溜まりますよね^^;
というのも、ここ最近、僕の働いている体軸コンディショニングスクールにもサーフィンをしている方が良くレッスンを受けに来てくれます。
ちょっと前のレッスンに来られた30代女性の小池さんが、
最初はいいんですけど、30分くらい経つとパドルで肩がパンパンになって腕が回らなくてしんどくて、、、
せっかくの休日なんで2Rは入りたいんですけど、パドルで肩がすぐにパンパンになってしまうので、結局1Rも保たないんです。
当然、パドルが保たないので、良い波が来ても逃してしまうことも多いです・・・
とおっしゃっていました。
もう少し詳しく聞いてみると
肩を使って力強く漕いでるからしょうがないといえばしょうがないんです。
だから、肩強くするために週に1.2回筋トレしてるんだけど…結局海に入ると、さっき言ったように肩がすぐにパンパンになっちゃうんだよね・・・
とおっしゃっていました。
他にも、波にパワーがある日は一生懸命アウトに出ようとするけど、なかなかアウト出れずに体力切れ。
上手い人たちはスイスイアウトに出てるのに自分だけ置き去りにされた気分で悔しい、、、
パドルで疲れないようにするために肩の筋トレをする、よく聞きますよね。
実は僕も学生のとき、ちょっとサーフィンをやろうとした時があって、その時肩を強くしろって言われて筋トレをしていた時があったんです。
たしかに筋トレをした後は、カラダ動かしたぞーっていう達成感に溢れていましたね^^;
しかし、やった後はものすごく肩が重くて腕が上がりませんでした。
いざ海に出た時は、すぐに肩が疲れて30分もしたらパンパンになってしまって、結局「しんどい」なんてことを繰り返していましたね(^◇^;)
実際、パドルで疲れないために筋トレしているけど、長時間海に入っていたり、波にパワーのある日に入った時はすぐに疲れて肩がパンパンでしんどい〜
なぜ、鍛えているはずなのにパドルが一向にラクにならないのか?
なんて思っている人も同じ位いるんじゃないかと思います。
実際、僕も昔はなぜ?って思っていました。
そもそも、筋トレしているのに、何故、肩がパンパンになるのか?
なぜパドルで肩がパンパンになってしまうのか?
肩がパンパンになる本当の原因ってどこにあるのか?
そうは言ってもどこに原因があるのかなんてわからない、わかればこんなに苦労はしてないよ!って思いますよね
実はパドルで肩がパンパンになる原因ってもう言ってしまってるんです(´⊙ω⊙`)
まさか…とは思うかもしれませんが、
パドルで疲れないようにするために、肩の筋肉を鍛えている。
ここが原因になってるんです!
肩を鍛えずとも、長時間パドルしても疲れない。
そんなことが出来たら、まさに理想的ですよね?
しかし、昔からずっとパドルで疲れないようにするためには肩の筋肉を鍛えるのが一般的だし、単純に今よりももっと筋肉つけて疲れないようにすればいいんじゃないの?って思いますよね。
実際、肩の筋肉を鍛えたり、肩を意識してパドルした結果はどうだったでしょうか?
パドル筋なんて言われているからよく鍛えているけど、肩の筋肉を鍛えれば鍛えるほどパドルですぐに疲れてしまったり、結局パンパンになってしまうなんてことになりませんでしたか?
そう、、、
肩を意識すればするほどパドルの動作って、逆に遅くなってしまうんです。
これって意外と知られていないんですが、動作をスムーズにするためには、
インナーマッスル>アウターマッスル
この状態で動いている必要があるというカラダの原則があります。
(もうこれは鉄板ですね。)
この法則、知ってましたか?
ちなみに、肩の筋肉はアウターマッスル。
一般的に言われているのが三角筋です。
アウターマッスルである肩の筋肉を鍛えてもすぐに疲れてしまうんですよ
ここまで来れば、パドルで肩がパンパンにならないようにするためには、どうしたらいいのか???
っていうのがなんとなく見えてきましたよね?
パドルで疲れないようにするためには、まず肩関節のインナーマッスル(前鋸筋)が使えるようにして、インナーマッスル>アウターマッスルの状態にする必要がある。
そして、”インナーマッスル>アウターマッスルの状態にする”ことで、肩甲骨が安定するようになり、可動域が格段に上がる。
これなんです!!
さらっと書くと、前鋸筋が使えるようになると、肩甲骨が最も安定した状態になり、さらに肩甲骨の可動域が最も大きくなります。
前鋸筋から体幹のインナーマッスルへと筋肉がつながっているので、全身を使う事が出来るようになると言うことです。
肩のインナーマッスルが使えている状態にすることで、カラダの原則に沿って効率よくパドルできるので、スムーズに動くことができるようになります。
これが出来れば、長時間パドルしても肩が辛い、痛いといったことがなくなるので、次の日も疲れを気にせず、思いっきりサーフィンが楽しめるようになります!!
これ嬉しくないですか?
パドルして疲れなくなるんです。
そそられないですか?
誰でもできるインナーマッスルを使うちょっとしたコツ
実際にパドルするときはそんなこと言われても…フツーに意味わからない(笑)
僕も今でこそ出来るようになったので、こんなことを言っていますが、最初ボードの上に腹ばいになった時は散々でしたしね。
アウトに出ようとするたびに肩がすぐに疲れてしまって、ただパドルして終わり…みたいな。笑
最近はスイスイアウトに出れるようになって、肩パンパンからは卒業出来ましたが…^^;
今回は、僕が最近気付いたパドリングでインナーマッスルを使いやすくする簡単な方法をお伝えしたいと思います。
そのちょっとしたコツっていうのが、
みぞおちを丸めるように意識をするということ。
たったこれだけです!
みぞおちを丸めるように意識するとカラダが連動して、胸も丸まるので、インナーマッスルが使える状態になり、肩に負担の少ない状態でパドルできるようになります。
やり方は後で解説します。
これに気が付いたのは、ピラティスのレッスンをしている時で、生徒さんがどうしても肩が上がって、疲れてしまうことがありました。
うーーん、どうしたものか、、、と考えてみたところ、
変に肩を意識するより、思い切ってみぞおちを丸めてしまえ!
と思い、いつもよりみぞおちを丸めることを意識するように指導してみたんです。
そしたら、今まで肩が上がって疲れてしまっていた状態から、胸が丸まってインナーマッスルに力が入り、肩に無駄な力が入らないようになりました。
僕自身も試しに練習でやってみたんですけど、それまでの肩の疲れが嘘のようになくなって、スムーズにパドルできるようになったんです。これは、すごいな!!こんなにも変わるものなのか!!って驚きました。
ちなみに、みぞおちを丸めるには、”鎖骨と鎖骨の間”を”へそ下(へそから指4本下)”の部分に近づけるように意識をしてあげると結果的に簡単にみぞおちが丸まります。
やってみると、誰でも出来るっていうくらいに簡単にみぞおちを丸めることが出来ると思います(^^)
パドルしていて肩が疲れてパンパンでしんどいんだよなぁ。パドルすると痛くて肩が上がらなくてまともにサーフィンを楽しめない、、、
なんて悩みを抱えている人はパドルの時にみぞおちを丸めるように意識してみてください。
腹ばいの状態で、胸から太ももまでべったり着いて、”みぞおちが浮く感覚になるとOK”です!!
みぞおちを丸めることを意識できると、パドルしているときもインナーマッスルが使えるようになるので、長時間連続でパドルしていても肩をスムーズに動かせるようになります。
そうすれば、もう肩がパンパンでしんどい思いをしながらパドルすることもなくなると思いますよ(^^)
是非、実践してみてください!
P.S. 年齢や性別であきらめる必要はありません!何歳からでも大丈夫!
今すぐパドルの動きを変えたい、もっとラクにパドルをしたいといった方はバイオロジックパドリングがオススメです。
- 海に入ると30分もしないうちに肩がパンパンになっていた状態から、カラダの法則に従ってパドルする方法を理解することで、肩がスムーズに動かせるようになって、パドルが辛くないので波取り合戦で有利になった
- 以前はガムシャラにパドルしていたけど、肩の筋肉に力を入れずにパドルする方法がわかったことで、3〜4時間連続で海に入っていても疲れずに、サーフィンを満喫できるように変わった
- 肩が疲れてしまって良い波が来ても上手く乗れていなかったことが多かったが、自在にストロークの回転を上げることで、波を取りたい場面でスピードを上げることができ、乗れる本数が圧倒的に増えた
といったようにこの方法を実践するようになってから、僕のサーフィンは大きく変わりました♪
もしちょっとでも今よりサーフィンを楽しみたい。
年を取ってもサーフィンを続けていたいと思うなら、ぜひこの方法を知って試してみてください(^^)
知ってあなたのサーフィン人生を楽しいものに変えるのか、それとも年を取るごとに衰えを感じながらサーフィンをするのか。
選ぶのはあなた次第です!
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