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水曜日のサーフコーチングレポート

こんにちは、サーフコーチ林です。
館山のRPCから、、、

今日はサーフコーチングのレポートをシェアしたいと思います。
参考になる事もあれば、意味分からないこともあると思います(笑
なので興味のある人だけ読んでくださいね。

 

水曜日のサーフコーチングは、僕が今習っている体軸理論を分かりやすく確立した高橋龍三さんと体軸のLV4まで受講した中津さんとの、体軸xサーフコーチングでした。
ちなみに、僕は体軸セラピストのLV2の前半まで受講して、今月末にLV2の後半を受講してきます。年内にはLV3まで受講予定です。
この回は毎回凄く楽しみで、色々な発見と発展があります。

まずは、波の使い方と波を分解してターンの動きを当てはめて、カラダをどう使うのかから始まりました。
波という視点とカラダの使い方という視点を融合させるということですね。
気持ちよくアクションしたいと思うなら、このレベルで考えていくと上達がもの凄く速くなります。
感覚重視だと基準が曖昧なので、毎回違ったり波やコンディションに左右されてしまいますからね。

特に波を分解してとらえて行くと、そこで何をするのか?というのが明確に分かるようになります。
何をするのか?が分かるとカラダをどう使うのか?も分かるようになります。
その結果、「何をしたらいいのか分からない」というのがなくなり、「ボードを動かすという考え」がなくなります。
ボードを動かすという考え方だとある程度は上手くなりますが、途中で確実に上達が止まります。

波のどこで何をするのか?というのはプロセスなので、プロセスの1ステップ目から順に身につけて行く事で、基礎も固まり上達が速くなります。
感覚じゃなくて、全て理論立てられ全ての動作を裏付けられるって事です。
上手く行かない所があるなら、上手く行かない所のプロセスから逆に辿って行けば問題のある箇所が見つかるようになります。

 

腕の側軸と割体

そして、腕の側軸と手のジンブレードをどう使うのか?からサーフィンでの割体(軸を中心に左右の動きを別々にする)方法まで発展しました。
手のジンブレードは前回のサーフコーチングで発見したんですよね^^

割体を上手に使えるようになると、左右で別々の動きが出来るようになったり、カラダの操作性が向上します。
サーフィンだと、ターンがドライブして行きますね。
テイクオフの動作だと足の引きつけがスムーズになるし、パドリングはストレスなくスムーズでスピードが上がります。

そして、ジンブレードの話しからスキーの話になり、スキーの板にもジンブレードがあるからサーフボードにもあるんじゃない?って展開して、サーフボードにはどういう風にジンブレードがあるのか?まで明確になりました。
そして、サーフボードのジンブレードと左右にある操作線の事をCL(コントロールライン)って名付けました。
CLがってもの凄く簡単で、例えばボトムターンの時にフルレールといわれるレールが入っている所がCLになります。
ライディングのアナライズもCLをベースにしていくことで、どう身体を使っているのか?まで連動して読めてしまいます。

CLは実際に目には見えないのでめちゃくは抽象度が高いんですけど、多分、シェイパーはこの辺を理解してボードのテンプレートを作っている人もいると思います。
で、このCLが分かった時に導き出したのは、シェイパーのTOMO(ダニエル・トムソン)はこのCLを理解しているから、ノーズは要らないって言ってるんだなぁ〜と。
ちょっと、鳥肌が立ちましたね、この瞬間は^^
多分、TOMOは黄金律から導き出していると思います。

 

CLをベースにCTサーファーのアナライズも

カービングターンやスナップでスプレーが出る時と出ない時は明らかにCLの使い方が違いました。
そして、スプーの量が多い選手とそうでない選手もCLの使い方に大きな違いがあり、CLの使い方が上手くない選手は足とヒザの側軸の使い方がズレているので、その結果CLが上手く使えていない。
要はレールが使えていないからレールの入っている長さが短いのでスプレーも出ないって事です。

最近、ケリーがターンしていると詰まる原因もCLの使い方が上手く出来ていないからで、「JBayで足を骨折する前はカービングやリエントリーでCLが上手く使えないなぁ〜なんて悩んでいたかもしれないよね」なんて話していました。

ちなみに、CLは軸という概念が分かって、軸と側軸の使い方分かって行き、「身体意識を向上して行くことの積み重ね」と「軸を通すというたたき込み」をやるで見えるようになってゆきます。
かなり難しそうにみえますが、かなりシンプルなので簡単に分かります。
なので積み重ねとたたき込みが重要になってきます。

 

ジャッジの基準と試合での戦略

その他には、ジャッジの基準となる7要素や、試合に勝つための80:20のパレートの法則などなど。

試合でパレートの法則はどう生きてくるかというと、勝率の8割を締めるのが戦略です。
しかし、戦略は残り2割の戦術次第で変ってきます。
なぜなら、戦術があるから戦略が立てられるからです。
例えば、戦国時代の織田軍vs武田軍で織田軍は火縄銃、武田軍は弓矢という感じで武器という戦術によって戦略は大きく変わってきます。

サーフィンでの武器と言ったら、テイクオフのスキルから始まり、マニュバーの種類。これが戦術にあたります。
なので8割をを作り出す2割の戦術というのがもの凄く大事なのよね〜と。

どんな所からでもテイクオフ出来るスキルは当たり前で、ライディングのスピード、マニュバーのバリエーション次第でどういう波を選ぶか?に影響を及ぼす。
その結果、手持ちのコマ次第でヒートの戦略を左右するというわけです。

 

 

PS.波が見えるようになりたければこれがオススメ

→波のトリセツ8/20まで

 

PPS.ライディングで波の使い方とカラダの使い方を融合させたのがこれ

→3xGS

PPPS.ターンについてはサーフコーチングのLV3から

→サーフコーチングLV3レールワーク編

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