カラダの使い方

ヤンキーと一流経営者とサーフィン

こんにちは、
体軸サーフコーチ・セラピストの林です。
@館山のRPCから、、、

今日は「意外とこれが出来てないよね」という事をシェアしたいと思います。
興味ある人は是非読んでくださいね。

この前の金曜日、体軸コンディショニング・スクールの土屋さんと話してた事です。

軸が通ってない人が多いよね。
軸が通れば、脳も一番働きやすい状態になるのにね。

という内容でした。

その会話の中で出てきたのがヤンキーの話し。笑
まだ館山には高校生ヤンキーが数人いるんですけど・・・(笑

頭の良いヤンキーと頭の悪いヤンキーっていませんでしたか?
書き方はダイレクトな表現ですが、ヤンキーでもこの両者は明らかに姿勢に違いがありましたよね。
頭の良いヤンキーは、姿勢が良かった。
けれど、頭の悪いヤンキーは姿勢が悪く頭が前にでていた。

姿勢が良いと頭って使いやすい状態になります。
昔、勉強する時に「姿勢を良くしなさい」と言われた記憶がありませんか?
これも頭を使いやすい状態にするために、使われていたのではないかな〜なんて思います。
高専時代のクラスメートでも、成績で見てみると姿勢の違いがあったなぁ〜

他にも、一流の経営者って姿勢が良いですよね?
姿勢が滅茶苦茶悪い経営者の写真って見かけないですよね?
ソフトバンクの孫さん、ファーストリテイリングの柳井さん、稲森さんなどなど、、、
彼ら一流の経営者も姿勢が良いですよね。

サーファーなら、CTサーファーやワールドチャンピオンで姿勢の悪い人っていませんよね。

姿勢を良くする正しい状態

姿勢を良くするというのは軸が通るって状態の事で、体軸でいう3軸が通るという状態です。
空手だと正中線、バレーなどだとセンターと言われている所ですね。

サーフコーチングやワークショップなどでも、軸の通る位置で意識のクオリティを左右します。
身体意識である上中下の各丹田の色をイメージしていく際に、軸の通っている位置が違うことで色をイメージ出来なくなったりしてしまいます。
しかし、3軸が通ると適切な色をイメージする事が出来るように変わっていきます。

軸を通すことで、頭の使える領域が変わって来るんですよね。
より深い領域が使えるようになるので、処理能力が増えます

パドリングの腹ばいでも何処に軸を立てるか?
これがあるだけで、かなり脳の状態は変わります。
パドリングしながらの波の判断や予測、そしてイメージなどもしやすくなります。

高岡英夫「究極の身体」から

高岡英夫氏「究極の身体」から

 

そして、もう一つ意外とやってない事・・・

それが、日常的に意識して使いこなす。
これをやってない人が殆どだよね。
って土屋さんと話していました。

日常で使いこなせるようにして行く事で、サーフィンの練習する時にも直ぐに使いこなすことが出来ます。
しかし、日常で使いこなせてないと何かのワークをしたり、競技姿勢であるサーフィンする時に、感覚にズレが生じていることが多いのです。
そのために、良い時と同じ動きの再現性が無くなってしまうという事が起きてしまいます。

体軸セラピスト養成講座の同期のメンバーなんですが、先日会ったら2軸になっていたんですよよね。
2軸とは3軸より少し前に軸がずれている状態。
立っている時に、足の小子球に乗ってるので、軸が落ちる場所が前にずれている、ヒザを伸ばしてたっている。
そして、何か自信なさげで落ち着きが無い・・・
こんな風に変わっていました^^;

色々と会話などしているとき、仕事をしているとき。
そして、歩いている時や電車などに乗っている時。
少し気に掛けて意識していく。
これをやるのとやらないのでは大きな差が出てきます。

まずは、日常で使いこなし、そして精度を高める。
その感覚をカラダに染みこませる事で、初めて使いこなせるようになります。

ワークショップで、、、

プレミアムサービスのBSCでやっているワークショップに通ってくれているUさんが、1ヶ月半ぶりに、ワークショップに参加しました。
最後に来たときは3軸が通っていて、カラダの使い方の基本となるワークも結構良い感じで出来るようになっていました。

そして、前回来るまでに軸を通す事やワークなどを忙しくてやっていなかった。
その結果、軸がズレてしまいワークができなくなっていた・・・
特に上下運動の基本となるオープンロータスのワークがボロボロでした。

慣れるまで、日常生活で取り入れる。
そして、精度が高く出来るようになるまでやり続ける。
これをやる事で強化され、軸が強くなります。

スタイルとはどの時点で現れるのか??

慣れて、精度が高く出来るようになる。
そこから応用し、応用が出来るようになり発展させるために複数の方法を複合させると、自分のやり方というモノが確立できるようになります。
ちなみに、サーフィンって応用や複合がスタイルに出るというわけです。
最初からスタイル、スタイル、スタイルってやっている人は、残念ながら基礎が出来てないので基本を理解してない人が多いです。

まずは、慣れること。

そのためには、軸の通る場所足の乗る位置みぞおちの状態、これらを日常生活での取り組みがもの凄く影響を与えます。

実例ですと、内股の女性で特に右足が内股の傾向が酷く、慢性腰痛で、さらに走るとヒザが痛くなるという事が起きていました。
日常生活で前述した3点を意識化をしたところ、足の痛みが無くなり腰痛が無くなったそうです。
そしてライディングでのスピード感が変わってビックリしたと連絡もらいました。
これも、日常生活での取り入れる事での成果ですよね。

パドリングも同様で、腹ばいでも軸を立てる場所や重心。
これらを毎日時間を付くって、ちょっとでも触って確認しイメージする事で実際のサーフィンでもスムーズに意識しやすくなり、出る結果に違いが生まれす。
少しでも良いので、意識してみてくださいね。

PS.もっとパドリングをラクにできるようになりたい??

ならば、これがオススメです。
軸の通る場所やカラダの基本的な使い方。
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そして、ストロークで腕や肩がパンパンにならずに済む方法がここにあります

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