コラム

ターンをドライブさせたい

こんにちは〜
サーフコーチ・体軸セラピストの林です

サーフスケートで練習しても、ターンがドライブするようにならないなぁ〜
どうやったら、ターンがドライブするのようになるかな?
って考えているなら、必須レベルで知っておいた方が良いです。

時間を見つけてサーフスケートで練習しているという方、
海に入る前にサーフスケートで練習している方って、多いですからね^^
やるとターンの感覚、良い感じになりますからね。

 

ターンがドライブするようにならないのは・・・

レールワークが出来てないから??それとも、レールが使えてないから?
サーフスケートでレールを長く使う練習したりしても、思うようにターンが伸びずにドライブしない。
長くレールを使うためにターンの弧を意識して練習しているんだけど・・・

実際のサーフィンになると、もう少しターンが伸びる気がするんだよなぁ〜
となんとなく感じている方、って結構多いんですよね。
実際にサーフコーチングに来られている方に聞くと、そう答えられる方が多いです。

 

また何故、上手く出来るようになら無いのか?原因が分からない・・・

ターンのセオリーを理解して練習しているのに、出来るようにならない。
カラダの使い方が身についてない、間違っているのかも???
って思われている方も多いですね〜

CT選手もやっているターンの原則、鉄板セオリーは

コンプレッション→リーンイン→リーンアウト

これです。
これしかありません(笑
ボトムターンもカービング、カットバックも同じで、超シンプルです。

3xワールドチャンピオンのミック・ファニングも「ターンはリーンインするだけだよ」って言ってますからね。
つまり、「ボードを傾けるだけだよ」っていっています。
もちろん、しっかりと加重してコンプレッションを掛けた前提での話ですが、
極論、これだけをやればターンはホントにドライブします。

腕や上半身を使ったり、カラダ全体で大きく動いても、ボードが傾いてないとドライブしないんですよね。
CT選手の中では、もちろん腕を使って大きくターンしている選手もいますが、かれらはボードを傾けるという前提条件をやった上での腕の使い方だったりします。
フィリペなんかまさに腕を使っていますが、同じブラジリアンの2015年ワールドチャンピオンのデ・スーザってそこまで腕を振っていません。
ジョーディ・スミスも腕は大きく動いてませんね〜

 

読んでいる人の中には、この鉄板動作やっているんだけどね〜〜
思うように行かない。
スケートでは上手く出来ていると思うんだけどね・・・

って方もいるかもしれませんよね???

 

んじゃぁ、ここでちょっと目先を変えて・・・

 

サーフボードのターンのメカニズム知ってる?

ここ、意外と勘違いしている人多いんですよね〜

サーフボードは何故ターン出来るのか?って聞くと、レールでボードが曲がると思っている人が実に多い。
レールはターンをホールドするためにあるんですよね。
レールが水面に入る事で、ボードがグラつかないようになるのが基本原理です。

 

では、何故サーフボードが曲がるのか?

それは、フィンがあるからですよね。
使っているレール側のフィンが水流の向きを変えているから曲がるんですよね。
サイドフィンは若干外に向いて付いてますよね?
ボード全体が傾く事でサイドフィンが水流の向きを変えるという役目をしています。

これは、船も同様です。
スクリューの後ろに舵があるから、水流の向きが変わる事で曲がって行きます。
これは、水中や水上を走るものが曲がる時の基本原則。
水流の流れが変わることで曲がると言うことですね。
まぁ、原理原則なので誰でも考えれば分かるでしょう〜

 

そして、ターンの最後の「クイッ」って感じの伸びは、捻れたフィンが元に戻る時におきています。
これらが、ライディングでのターンで曲がるための3原則ですね^^

 

で、盲点なのが、、、

 

“テール側で水流の向きが変わる”というのが、凄く重要なポイント。
サーフスケートで練習するなら”外せない絶対条件がテールで向きが変わる”こと。
フロントでは無いということです。

一般的に流通しているサーフスケートって前側だけがやたらと動き、前のトラックが動く事でボードの向きを変えています
そして、ボード全体が傾くのがサーフィンなのに、前側しか傾かない

意外と気付かれてないんですけど、
ターンの練習をサーフスケートで練習しているなら
これメチャクチャ重要な問題
です。

そもそも論ですが、
サーフボードのターンのメカニズムと一般的なサーフスケートのメカニズムの
ズレが発生していますよね?
ボードが曲がる条件に“ズレがある”ってことです。

  • 一般的なサーフスケートは、前で向きが変わり前側しか傾かない
  • サーフボードは全体が傾き、後ろ(テール)で向きが変わる

というズレですね。

このズレがサーフィンの練習をしているのに、サーフィンの練習になってないという事が起きています。
つまり、サーフィンと真逆の動きをしてしまってる可能性があるということです。
やればやるほどサーフィンの動きとかけ離れてしまい、同じ事をサーフィンでやっても手応えを感じないという根本的原因。
つまるところ、真因となっているのです。

 

サーフスケートで練習するなら
押さえておきたい2つの最低条件

 

まずは、ボード全体が深く傾く事。
フロントだけでなく、リアも同じように傾く事。
サーフボードって全体が深くき、ターンをしますよね??

そして2つ目が、
サーフスケートもリアでボードの向きが変われば、サーフボードのターンのメカニズムに近づくと思いませんか?
これがサーフスケートで練習する際に押さえておきたい、2つの最低条件です。

さらに、フィンがしなって戻る動きも取り入れれば、サーフィンそっくりの乗り味になると思いませんか?

 

おいおい、そんなのスケート無いでしょ〜〜??

なので、高さを出してボード全体が深く傾く事が出来るトラックを選んで、
さらにリアでボードの向きを変え、フィンのしなりと戻りを再現したら、
こんなのが出来ました。

 

VSSK8と名付けたんですけど、既にver3.5まで熟成されています

ヴァーティカル・サーフスケートの略でVSSK8です。

  • ボード全体を傾ける事が出来るので、サーフボードと同じボードコントロール方法を身につける練習が出来ます
  • リアでボードの向きを変える様につくられたトラックがセッティングされているので、サーフボードが曲がる原則と同じ原則でターンの練習が出来るので、練習効率が上がる画期的なトレーニングツールです
  • フィンが捻れて戻る原理までも再現した完全オリジナルのリアトラックが付いているので、よりいっそうサーフボードの感覚に近づきます
  • サーフボードでターンする時の3原則を取り入れているので、乗った時に「おお、サーフィンとそっくりの感覚だ!サーフィンと一緒だ!」って実感が出来ると多くの方が言っています(ユーザーレビューをご覧ください)
  • サーフボードが曲がるメカニズムをそっくり再現しているので、海の上で起こる失敗と同じ失敗が陸上でも再現されるので、失敗してしまう無意識的にやっている動作を納得いくまで繰り返し意識化し、苦手な動作が上手く出来るようになるまでいくらでも練習できる唯一の陸上トレーニングツールです
  • 海に入る前にVSSK8で練習してウォームアップすると、サーフィンでスムーズにライディングが出来るので課題としたターンを海の中で意識して練習出来ます
  • 間違ったターンの方法をしているとスピードは付かずに失速するようになっているので、間違っているのか?出来ているのか?がVSSK8に乗りながら手応えを感じられるでしょう
  • 特典に付いてくるターンの基本を学び実践し練習することで、ドライブするボトムターンやリップアクションを短時間で成功させる事が出来るでしょう
  • これらをあなたはサーフィンの練習で得ることが出来るようになるので、段々と周りのサーファーから「上手くなったね」「そのターンどうやっているの?」と言われるかも!?しれません〜

 

P.S.

もし、あなたがサーフボードのターンの原理原則を取り入れたツールで効率良く練習したいのならば、
マジでオススメです。
サーフコーチングで試乗された方は、8割の方が衝動買いされています(^^)/
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