こんにちは、
体軸サーフコーチ・セラピストの林です。
@館山のRPCから、、、
今日はサーフィンが上手くなる9つのポイントです。
9つを同時にやって行くのではなくて、順番に出来るようになればあなたのサーフィンが大きく変わりますよ^^
サーフィンが上手くなるポイントはテイク・オフ前後に沢山あります。
ここの精度を高めればあなたのサーフィンが一気に変わると断言出来るんですよね。
なぜなら、パドル〜テイクオフ〜ライディングまでのプロセスは全てつながっており、それぞれのプロセスで必要な要素を積み上げて行く必要かあるからです。
どれか1つの要素が抜けたり欠けたりした途端に、うまく行かなくなる・・・それがサーフィンです。
仕事と全く一緒だよなぁ〜ってつくづく感じます(笑
よくサーフコーチングを受講してくれている方は、ほんのちょっとのボタンの掛け違いで全てが狂うんですね〜って、参加された方の殆どが言っているくらいです。
波に乗る本数を増やしたいのならば、
どれだけ事前に波を予測出来てるようになるのか?
その日の波のパターンが読めるようになるのか?
って所がポイントになりますね。
そして、ライディングを変えたいのならば、、、
テイクオフ時に必要な要素を順番ずつ見直してみて欲しいてみてください。
パドルを力一杯やっているなら、もっと力みのないパドルに。
グイ押しで腕の力を使っていれば、両足を着いた後にバランスを崩しやすくなるので脇を使えるようにする。
などなど、、、
9つありますが、順番に見ていきましょう。
波を取りに行く前
・ピークが何処に来るのか前後左右をあらかじめ予測し、できるだけ横から入れる場所にポジショニング。
テイクオフでピークにセットする前
・波がどう割れるか?を事前に予測(ピークにセットした時に予測するのでは、遅いです)
テイクオフ前のピークにセットしたとき
・フルクラムシフトを使いノーズを下げる
・波の力を使い力みのないパドルで波の運動ベクトルに乗る
テイクオフ時
・フルクラムシフトを使った加速とブレイクの予測とターゲティング
・脇を効かせたグイ押しで3段階目の加速で波の前に完全に出る
・股関節を効かせ両膝を引きつけ、後足前足の順番で付く
テイクオフ後
・チェストオーバーザニーズの体勢でブレイクに合わせ、再度ブレイクの予測
・コンバットポジションでボードにセットアップし、ライディングの基準を作る
これら、どのポイントも抜かす事が出来ない、重要な要素です。
これらの要素が積み上がると、感覚的にはピークにセットした瞬間から全てがゆっくり感じられます。
このゆっくりと感じられるという感覚を基準にして行くと、遅い波、速い波でも対応しやすくなります。
力任せだと、ゆっくりどころか常に速く感じられ、焦って行き動作が雑になってゆきます。
どれだけゆっくりとした感覚で出来るか?そのためにはどうするか?って所がポイントになって来ますね。
9つの要素を徹底的にやりこんでみた
先日、東台湾にコーチング兼休暇で行ってたとき、ここに書いてある要素を徹底的にやりこみました。
頭半位の波からモモ腰の波まで、、、
最初に書いた要素からしっかりと積み上げて行く事で、ライディングが色々と変わったなぁ〜
って実感出来ました。
これらが変わらないとライディングでの目線のコントロールなんて出来やしないので、良いリップアクションは決まりません。
実は、バックサイドがここ2年程イマイチ調子が悪く、苦手意識があったんですよね。
一番良いサーフィンが出来てたときと比べると40〜60%位の調子がずっと続いてました。
それを今回、80〜100%位まで戻す事が出来ました。
先日、頭位のホームで入ったときに、調子の良かった時と同じサーフィンが出来るようになったので、やはり大事だな〜って、改めて思った次第です。
個人的に大きかったと感じる要素は
- 波の運動ベクトル
- テイクオフでスピードを付けすぎない事
- テイクオフ後のあるポイント
この3点でした。
テイクオフ後のある事をするだけで、後足の向きを確認出来たり調整出来るのでバックサイドのドライブの掛かり方が変わります。
それだけ余裕がうまれるようになるんですよね〜
実際にサーフコーチングをしてて、受講生の方が変わっていくのもこの辺です。
もし、あなたもサーフィン変えたいなぁ〜って思うなら、この9つのポイントを最初から順番にやってみてくださいね。