こんにちは、サーフコーチの林です。
方南町のショールームから、、、
昨日は南房総でコーチングしてきました。
午前中は1.5hをVSSK8でトレーニング。
お昼前に1時間のサーフトレーニングセッション。
お昼を食べて、夕方に再び1.5hのサーフトレーニングセッション。
波は想像以上に下がったけど、久々にらくなサイズでのサーフとなりました。
夕方はリーフのインサイドブレイクで波打ち際まで乗れる波が沢山ありましたね〜
昨日の夕方のコーチングでの出来事です。
日も暮れ始めて、夕焼けが綺麗な時間帯でした。
風も無く、潮が上げているリーフのポイント。
波はアベレージ腰〜腹のインサイドブレイク。
潮は上げているので、かなりマッシーです。
20分に1回位胸位のセットが入ってきていました。
胸位のセットの波はワイド気味の若干ダンパーに
見える波で深い所から乗ると、スピードも付いて
アクションがしやすいというコンディションでした。
そんな大きめのセットが入ってきたときの事です。
今日イチの波がきた〜!と思い、スプリントパドルでポジショニングを移動し、
しっかりとピークを狙ってテイクオフ。
前足を着いた瞬間に、ダブルハンドでのトリミングターンを1回入れ加速。
お、あのセクションでカービング出来る!
ってセクションが見えました。
そして、そこに邪念が・・・
ボードを動かしたい。
あそこでターンしたい。
という邪念が生まれ、その瞬間に浅いボトムターンをしてしまった。
その結果、スピードが出ずにトップで失速してワイプアウト。
あうち、、、、
やってしまった。
潮が上げてて、波もマッシー。
そんな波で、中途半端にボトムターンをしてしまうと
スピードが出ないのでトップアクションがメイクできません。
いつもだと、ボトムで溜めるために、
右手を前足の前でキープしてターンするのですが
邪念が生まれ、タメを忘れました。
ボードを動かしたい
この邪念がせっかくの良い波での
サーフィンを台無しにしてしまいましたね〜^^;
そういえば、火曜日のコーチングで格言が生まれました(笑
ボードの動きはカラダの動きの結果である。
まぁ、当たり前の事なのですが、結構深いと思いますね(笑
ボードをどう動かすのか?
これにフォーカスしてしまうと、間違ったカラダの使い方になってゆきます。
例えば、リエントリーをしようとしていたとします。
トップへ上がり板を返したいと思いリップでテールを蹴りました。
ボードが返りテールを蹴ったけど上手くいかない、、、
ワイプアウトが多い。
それは、テールを蹴るタイミングが間違っているからです。
上半身がローテーションする前にテールを蹴れば、
ボードが真上に飛んでゆくか自分が波の前に飛ぶか・・・
のどちらかです。
しっかりと上半身がローテーションしてから
テールを蹴るのがメイクするコツです。
リエントリー、カービングもスナップも一緒なのですが
必ず上半身のローテションが終わってからテールを蹴る
という順番で動作をするのがポイントです。
カラダの動きの結果がスプレーの量やスピード、
アクションのシャープさにつながります。
レールワークより正しい身体の動きを意識して
サーフィンするとスピードが段違いで変わってきますよ。
P.S.