こんにちは、サーフコーチの林です。
館山のPRCから、、、
今週からQS6000が開催されているので
千葉北は世界レベルのサーフィンを
見る機会があると思います。
CT選手クラスやQSのトップランカーになると、
スピードがやたらと速いですよね?
もし、観戦に行く機会があったら
今日のBLOGを参考にして見てみると、
違う楽しさと、あなたのサーフィンに
大きなパラダイムシフトが
起きるかもしれません^^
何故CT選手はあんなに速いのか?
実際に何が違うか?
その正体について、今日は書きたいと思います。
物理の法則で
速度=移動距離/時間
という公式がありますよね?
まぁ、まさにこのままなんですけど、、、
彼らは移動距離が違います。
1アクションまでのライディングしている距離が長いんです。
なぜなら、アクションする場所は決まってて
セクションと呼ばれている場所です。
ただ適当にやっているわけじゃないんですね。
当てる場所は決まっています。
ということは、目的地は一緒なワケです。
同じ場所でアクションするということは
波が割れるタイミングは変わらないので
ターンしている時間は一緒です。
CT選手やトップランカーは移動距離が長い。
ターンの弧が長い。
このホワイトボードをキャンプチャーした
写真を見ながら読んで欲しいんですけど、
例えば、、、
一般サーファーの移動距離:3m
CT選手の移動距離:7m
とします。
ピークからセクションが割れるまでの時間が
2秒だとしたら
一般:3m ÷ 2秒 = 1.5m/秒 5.4km/時
CT選手:6m ÷ 2秒 = 3.5m/秒 12.6km/時
同じ時間で進んだ距離の違いが、ベースとなるスピードに違いを生んでいます。
そのほかにも重力や浮力による反発・重心移動なども
入ってくるので、更にスピードが上がってくるわけです。
ターンの弧をいかに長くするか?
これがスピードの違いに出てきます。
その為には、ボトムに降りるダウンザラインの
アングルがポイントになって来ます。
・つま先のレールを入れたままボトムに降りるのか?
・フラットにしてボトムに降りるのか?
・カカト側のレールを使っておりるのか?
これだけで、ターン弧が大きく変わってゆきます。
QS6000を見る機会があったら、どうボトムに降りて行っているのか?
気にしみてみると色々とヒント得られると思いますよ。
PS.このドリアンさんのボトムへの降り方参考になります
PS.サーフィンのワザはスピードが大切。
でも、思うようにスピードがつかない??
サーフィンのライディングでスピードを生み出すための原則と
波の状況に合わせたスピードの海出し方を使い分けることで
自在にスピードをつけることが出来るのですが・・・
→この原則を知らないと、いつになってもスピードを自在に付けることができません、、、