カラダの使い方

パドリングでの筋肉疲労が減る理由

サーフコーチの林です。
先日、いただいたメールでこんな感想をもらいました。

体幹を意識する体操をしてからはサーフィンで痛めた肩、股関節付近の張りが何故か緩和されました。
パドル時、パドル後の筋肉疲労感も感じなくなっているようです。

感想、ありがとうございます^^
ほんと、この様なメールいただけると嬉しいんですよね^^

体幹を意識すると肩や股関節の張りがなくなったり、パドルでの筋肉疲労が減るのには理由があります。
一言で書くと、全身のインナーマッスルを連動して使う事が出来ているからなんですよね。

肩や股関節の張りが起きる原因は、一箇所の筋肉に頼ったり、アウターマッスルを使って動いているので起きてしまいます。
パドル時やパドル後の疲労感も感じなくなるのも、全身のインナーマッスルを連動しているので負荷が分散されているからです。

関節はインナーマッスルで安定させる事で最小限のアウターマッスルの力で動かすのが動きの秘訣です。
一箇所の筋肉を使おうとすると、大抵の場合はアウターマッスルを使います。
意識しやすいですからね。

インナーマッスルは脳に設定を入れる事で、使う事が出来ます。

脳に設定を入れるって、意味が分からない方もいるとおもいます^^;
やり方は簡単で、インナーマッスルの交差している場所を触る事。
ただこれだけで脳に設定を入れる事が出来ます。

ちなみに、インナーマッスルの交差している場所をクロスポイントと呼びます。

新しい体幹の教科書から

 

クロスポイントを触ると軸を形成する筋肉(体軸筋)を有効にする事が出来ます。
なので、動きが軽くなり整うようになり安定感もでます。

さらに、クロスポイントを意識して動かす事で、動きがスムーズになります。
クロスポイントがわかると、何処を動かすのか?ということが具体的かつ明確になるので、動きのコントロールがやりやすくなります。

今日は、クロスポイントの一部を紹介しますね。

腕のクロスポイント

体幹のクロスポイント

そけい部のクロスポイント

 

P.S.1/11(月)まで、体幹を使ったパドリングの講座が57%OFFです

体幹を使うことで全身のインナーマッスルを使ったパドリングをする事が出来るようになります。
疲れずに速いパドリングに段々と変わっていくでしょう。
さらに、腕を速く回したいときやパドルの初速がほしいときの具体的な使い分け方も身につけることが出来ます。

バイオロジック・パドリング講座

 

 

 

 

Digiprove sealCopyright secured by Digiprove © 2021 EISUKE HAYASHI
(Visited 726 times, 1 visits today)

カレントがキツいときの対処方は?前のページ

CT選手のTOP10に共通する体幹の状態次のページ

ピックアップ記事

  1. ドライスーツを越えた暖かさ
  2. 動きやすさのカギは肩甲骨
  3. 冬用のウエットスーツが動きツラい理由
  4. サーフィンが疲れる最大の原因
  5. パドルが重たくなるのは当たり前?

関連記事

  1. カラダの使い方

    股関節を使ったパワーの出し方

    こんにちは、新しい体幹の教科書著者・サーフコーチ林です。僕がパーソ…

  2. カラダの使い方

    テイクオフの失速要素を減らすには○○を使う

    こんにちは、新しい体幹の教科書著者・サーフコーチ林です。50代、6…

  3. カラダの使い方

    ライディングでスピードが出る3つ要素

    こんにちは。バイオメカニクス・サーフコーチの林です。今日は…

  4. カラダの使い方

    サーフィンの調子が凄く良くなる練習

    こんにちは、サーフコーチの林です。館山の自宅から、、、今日は、…

  5. カラダの使い方

    プロでもズレる、ある意識

    こんにちは、体軸サーフコーチ・セラピストの林です。@館山のPR…

  6. カラダの使い方

    パドリングのスピードをアップする要素

    こんにちは、サーフコーチの林です。 館山のRPCから、、、&n…

オススメの記事

  1. カラダの使い方

    動きやすさのカギは肩甲骨
  2. コラム

    軽く動ける時と動きにくい時の違いって?
  3. BLOG

    パドルが重たくなるのは当たり前?
  4. パフォーマンススーツ

    ドライスーツを越えた暖かさ
  5. コラム

    ウエットスーツの三重苦:動きが重たくなる原因
PAGE TOP