カラダの使い方

パドルを速くする指の使い方

こんにちは、サーフコーチの林です。

パドルを速くするには、どこの筋肉を使うと良いとおもいますか?

「パド筋=三角筋」って思っている人、多いですよね。

正解なようで正解ではありません。
確かにパドリングで三角筋は使います。

三角筋はアウターマッスルなので、疲れやすいという特徴がありますよね。
筋肉は筋膜で繋がっていて、どこかひとつの箇所だけを使うと言うわけではなく、複数の筋肉を連動させて使うというのが正しい使い方です。

そして、インナーマッスルを優位に使いアウターマッスルを劣位に使う事で、インにアウトを重ねることでパドリングのパワーを足すことが出来るようになります。
違う書き方をすると、インナーマッスルというしっかりとした土台の上でアウターマッスルが力を発揮してくれるので、トルクフルでパドルを速くする事が出来ます。

これが出来るようになるだけで、パドリングで肩がパンパンになる、、、ということはなくなります。
カラダを上手に使うためには、インナーマッスルを上手に使う事がポイントなんですが、それだけでは不十分で腕の筋肉のどのラインのインナーマッスルを使うのか?というのがポイントになってきます。

パドリングは肩甲骨と繋がっている筋肉がポイント

筋膜で有名なアナトミートレインで腕の筋膜を見てみると、前側と後側の筋膜のつながりがあります。
そして腕のインナーマッスルの後側の筋膜を上手に使う事が出来ると、腕の力を上手く発揮しやすくなります。

なぜなら、肩甲骨へ繋がる筋肉だからです。
それが、腕のインナーマッスル後側の筋膜のつながり(ディープ・バック・アームライン)というわけです。
肩甲骨が動くことで腕も動き、パドリングのストロークができますよね?
この筋膜には上腕三頭筋が含まれてて、肩甲骨へと繋がる筋肉なのです。
さらに、肩甲骨で体幹のインナーマッスルの前鋸筋に連動させることが出来るので、前鋸筋・腹斜筋・腹横筋・横隔膜・大腰筋と体幹のインナーマッスルも自動的に使えてしまいます。

逆に、腕のインナーマッスル前側の筋膜のつながり(ディープ・フロント・アームライン)を使うと、三角筋や僧帽筋に力が入ってしまいます。
そして、疲れやすく肩がパンパンになり、胸の筋肉が強く働くために猫背気味になってしまい首の痛みや腰の痛みにも繋がってしまいます。

余談ですがスマホやPCのマウスの操作をすると肩が凝ってしまうのは、親指をよく使うからです。

パドリングにパワーを足す方法は簡単です

小指を意識して上手に使えるようにパドルします。
そして、ストローク中に脇に力を入れるようにしてパドルする。
これだけで、パドリングは簡単に速くなります。

これに立甲している状態も足すことが出来るようになると、トルクフルで勝手にパドルが速くなっているという感じになります。

試してほしいのですが

親指を使うと肩や胸に力が入ると思います。
小指を使うと肩甲骨側に力が入ります。

この様に、使う指で使う筋肉が変わります。
ほんのちょっとの違いが大きな違いを生むのがカラダの使い方です。

腕の前側インナーマッスル(ディープ・フロント・アームライン)は親指で、腕の後側のインナーマッスル(ディープ・バック・アームライン)は小指に繋がっています。

腕だけだと効率悪いので、体幹のインナーマッスルもしっかりと意識して使いたいので、肩甲骨の内側についている前鋸筋が使えるようになるとインナーマッスルの筋連鎖を使い全身の筋肉が使え、よりパワーを増やす事が出来るというわけです。
それがストローク中に脇に力を入れるようにするとか立甲を使うという事で実現できます。

是非、意識してやってみてくださいね。
パドルの負担がめちゃくちゃ減ります。

PS.肩の負担を減らし、ストロークのパワーを足したい?

肩の負担を減らし、ストロークのパワーを足す事が出来たら良いですよね?
折角、良い波をキャッチしてもテイクオフの貴重なタイミングで腕が重たくて動きにくい状態だと、他の人に波を取られてしまう、、、ストレスですよね。

じつは、それは可能なんで怪我したときのテーピングの効果を応用することで可能です。
ストロークするときは腕の後側のインナーマッスルに繋がる前鋸筋の筋出力を増やし、腕を前方へ持ってくるときは三角筋をサポートするテーピングパーツを入れているので三角筋の負担を減らしながら、ストローク時のパワーを足すことが出来るようになります。
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