BLOG

リップをメイクしたいなら○○○○るな

こんにちわ、サーフコーチの林です。

リップやスナップをしたあと、
ラインがつながらない・・・
波に置いていかれる・・・
スープにつかまってしまう・・・

なんで、この様になってしまうのでしょうか?
その理由はリップするプロセスに原因があります。

トップで板を返したときに時に、ずっとテールに乗っているからなんですね。
サーフィンでターンするためには、体重移動をする必要があります。

前と後、両方の股関節に的確な場所で乗る事です。
前の股関節に乗るだけでは、タイトなターンは出来ません。
後の股関節に乗るに乗るだけでは、ずっとテールに乗ってしまいスピードが付かないしレールも使えません。

トップに上がり、ボードが返った時にはボードのセンターにいる事。
要は、前の股関節に乗っているという事ですね。
そうする事でノーズが下がり、リップ後のラインもつながるし、更にスピードをつける事が出来ます。

ここでポイントなのが、ボードを返すと思うと間違った動きをしてしまいがちです。
テールを蹴ったり、上半身を無理に動かしたり・・・
これらは、失速の原因でもありスプレーの量が減ります。

リップにあたれば、自然と板は返ってきます。
無理に返す必要はありません。
写真のJordy Smithのようにこのバランスから、ボードが返りながら前の股関節に移動してきます。

886410_573440172690321_1081002089_o

前の股関節に乗って行くのは、下のミックファニングのシークエンスで分かると思います。
返すときにテールを蹴っていたら、ここまでしなやかな動きにはなりません。
この最後の写真だけを見るとテールを蹴っているように見えるけど、プロセスを見て行くとそうでないのが分かると思います。

mickRip01 mickRip02 mickRip03

WCTのAdriano De Souza選手は168cmと小柄ですが、スプレーの量やスピードは半端ないですよね。
体格は関係なく、カラダの使い方なんです。
この選手はリップするなら飛んでしまいますけどね〜

954876_676724345673860_213549937_n

リップをメイクしたいなら、後に残るな。
これが鉄則。

後ろに乗りっぱなしだから、止まるし置いていかれますよ。

 

写真は各アスリートのFacebookから

ミックファニングのFacebook
ジョーディー・スミスのFacebook
デ・スーザのFacebook

(Visited 245 times, 1 visits today)

スポーツ医学には2種類ある前のページ

例のブツが届いた次のページ

ピックアップ記事

  1. 僕がパフォーマンス・スーツを作ったきっかけ

  2. ドライスーツを越えた暖かさ

  3. 冬の波良い日に満足ゆくまでサーフィンしたい??

  4. 冬用のウエットスーツが動きツラい理由

  5. 動きやすさのカギは肩甲骨

関連記事

  1. BLOG

    何故ドルフィンが辛いのか??その理由は・・・

    こんにちわ、サーフコーチの林です。パイプライン…

  2. BLOG

    保護中: 【4フォームターン】ミック・ファニングのターンタイプを分析:FBタイプ

    このコンテンツはパスワードで保護されています。表示するには以下にパ…

  3. BLOG

    波が分からない・読めない

    こんにちは、サーフコーチの林です。サーフィンしてて波が分からない・・・…

  4. BLOG

    何故CT選手はあんなに速いのか?

    こんにちは、サーフコーチの林です。 館山のPRCから、、、今週…

  5. BLOG

    イメージを言語化する

    こんにちは、サーフコーチの林です。方南町のRev.ShowRoomから…

  6. BLOG

    テイクオフの走り出しを速くするコツ

    こんにちは、サーフコーチの林です。3連休の日月とVSSK8の組み立…

オススメの記事
  1. パフォーマンススーツ

    冬の波良い日に満足ゆくまでサーフィンしたい??
  2. BLOG

    パドルが重たくなるのは当たり前?
  3. パフォーマンススーツ

    サーフィンが疲れる最大の原因
  4. コラム

    軽く動ける時と動きにくい時の違いって?
  5. コラム

    ウエットスーツの三重苦:動きが重たくなる原因
PAGE TOP