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ターンの入り方は2通りある

こんにちは、サーフコーチの林です。
今日は、ターンの入り方についてです。

ターンの入り方は2タイプあります。
この違いは重心が何処にあるか?
で変わってきます。

まず1つめのタイプは、ミックやジュリアン、
パーコ、フィリペのように、前に倒れてターンに入るタイプ。

DSC_7241_wm

そしてもう1つは、
ケリーやデーン、ジョンジョン、
カリッサのように、真下にしゃがんでターンに入るタイプ。

DSC_7472_wm

この2タイプです。
上記のシークエンスを見比べると、腰の位置が違うのが分かると思います。
前足の膝の角度を見ると分かりやすいですよ。

この違いは何処にあるか?

それは、「つま先重心」と「かかと重心」
この違いで、ターンの入り方がまったく違うのです。

要はバランス取っているときに
「つま先」か「カカト」か
ということですね。

つま先重心の人がかかと重心のタイプで
ターンをしても、しっくりこない。
なんか違う・・・

その逆で、かかと重心の人が
つま先重心のタイプでターンをしても、
しっくりこない・・・

って感じます。

立っている状態で重心の違いを比べてみると、、、

つま先重心の人は、立った状態で少し前に傾いてます。
かかと重心の人は、立った状態で少し後ろに傾いています。
この様な若干の違いがあります。

自分と違うタイプのターンをすると
不安定だったり、カラダが動かなかったり、上手くカラダが動かない、、、
などなど、、、この様な事が起きます。

重心が何処にあるか?でターンの方法が変わってくるのです。
かかと重心の人が、前に倒れるようにターンに入ると前に転びます。
つま先重心の人が、真下にしゃがみ込むようにターンに入ると後ろに転びます。
これらは、重心が違うからなのです。

自分が立っているときに前傾か後傾か?を鏡や大きな窓で見てみるといいでしょう。

胸を正面に向けて、右手を左足の前に持ってくるときに
倒れる or しゃがむ
どっちがしっくりくるかを試してみましょう。
やりやすいタイプが分かるはずです。

グーフィーの人は、左手を右足の前に持ってきてみてくださいね。

P.S.
先週の土曜日に、中上級者向けのライディングに特化した
サーフコーチングを始めました。

前回はすごく面白い事例がありました。

今まで何処でターンをしたらいいのか分からなかった。
波の何処でターンをすれば良いのか?
どんな状態が目印か?

これが明確になることで、テイクオフからの1stターン・アクションを
入れることが出来るようになりました。

今まではアップスでスピードを付けるのみだったのが、
・波がどんな状態になっているのか?
・目印はどんな状態か?
これが分かれば、ターンが出来るようになります。
さらに、波の選別する力も養えます。

僕はカットバックが大っ嫌いで苦手なんですけど・・・・
波の何処を狙えば良いのか?
が明確になったことで、カットバックも簡単にできるようになりました。
乗っている波が厚いと、つい走りすぎてしまいますけどね〜
それを簡単に改善出来ます。

午前のサーフスケートトレーニングで、しっかりと正しいターンの動きを繰り返し練習し
その動きが体に残っているので海でも効率よくターンの練習が出来ます。

ISAのレベル2を受講して、内容がより具体的でさらに明確になりましたよ。

 

P.P.S.どうすればターンが上手く出来るようになるのか?

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