コラム

なぜ、パドルが進むのか知ってる?

こんにちはサーフコーチ林です。

今日は、なぜ、パドルって進むのか?
水を漕いでいるときの原理について、解説しています。

結論から書くと、パドルが進むのは水の渦が出来るからです。

つまり、手から腕で水の渦を作るということです。
水泳のクロールなんかまさに、水の渦がカラダの下で作られています。

  • S字で漕いで、ボードのコンケーブに水を流す
  • 最後のひと搔きでプッシュする
  • ハイエルボーで漕ぐ
  • 親指に力を入れて漕ぐ

などなど、、、
色々な方法論がありますが、原理から考えてみると、超非効率で遅いだけです。

パドルは力では進みません。
なぜなら、水だからです。
水なので力を入れても、スーッと抜けてしまいます。

パドルが進む原理は水の渦をつくる事。
船やボードと同じで水の渦をどれだけ作れるか?が推進力につながります。

手のひらで水の渦を作ることでボードに揚力が発生し、スイスイとパドルが進むようになります。
漕いでいる手や腕で水の渦が出来てないから、パドルの効率が悪いんですよね。

事実、水泳のクロールは水の渦をカラダの下につくる事で推進力を獲ています。

 

サーフィンのパドルも一緒です。
水泳と違うのはボードに乗っているか?いないか?それだけです。

ボードに乗っているので、ボードのボトム面に揚力が発生します。
この揚力を発生させることが出来るとパドルはスイスイと進みます。

僕は、パドルで水の渦を作るヒントを5年以上前に見つけました。

 

パドルは手の平で水の渦を作る

このコンセプトは2017年位からパドリング講座で解説して、ヒントとなったのはボートや船のスクリューでした。

船はスクリューが周り水の渦が出来て、推進力を獲ますよね。
パドルでもこれと一緒の事が出来るはずだという事を思いついたからです。

では、どうやったら水の渦を作れるのでしょうか?

 

 

P.S.パドリングで疲れなくなり漕ぐのが速くなる秘訣

解剖学、運動動作の解剖学と言われている運動力学をベースに、
今すぐスグに見て実践出来るサーフィンのパドリングの動画講座。

もっとサーフィンが楽しくなって欲しいという思いから、
100円(税込)でどうぞ!

バイオロジック・パドリング講座v4:体験版

 

Digiprove sealCopyright secured by Digiprove © 2021 EISUKE HAYASHI
(Visited 1,248 times, 1 visits today)

現代のサーフボードの乗り方って?前のページ

テイクオフで波に合せる具体的な場所とは?次のページ

ピックアップ記事

  1. パドルが重たくなるのは当たり前?
  2. 冬の波良い日に満足ゆくまでサーフィンしたい??
  3. サーフィンが疲れる最大の原因
  4. 冬用のウエットスーツが動きツラい理由
  5. 動きやすさのカギは肩甲骨

関連記事

  1. コラム

    ウエットスーツの三重苦:動きが重たくなる原因

    こんにちは〜体軸テクニカル・サーフコーチの林です。@館山のRP…

  2. コラム

    運動神経は悪くてもサーフィンは上手くなりますか?

    こんにちは、新しい体幹の教科書著者・サーフコーチ林です。先日、一部…

  3. コラム

    ターンをドライブさせたい

    こんにちは〜サーフコーチ・体軸セラピストの林ですサーフスケート…

  4. コラム

    Quick Burn

    超具体的で再現性のあるカラダの使い方が出来る事をコンセプトにしてい…

  5. コラム

    殆どの人がやってない海で一番やるべき事

    こんにちは、サーフコーチの林です。館山の自宅から、、、「殆どの…

  6. コラム

    サーフィンの守破離とは?

    こんにちは〜テクニカル・サーフコーチの林です。@館山のRPCか…

オススメの記事

  1. パフォーマンススーツ

    ドライスーツを越えた暖かさ
  2. パフォーマンススーツ

    冬の波良い日に満足ゆくまでサーフィンしたい??
  3. パフォーマンススーツ

    サーフィンが疲れる最大の原因
  4. BLOG

    僕がパフォーマンス・スーツを作ったきっかけ
  5. カラダの使い方

    動きやすさのカギは肩甲骨
PAGE TOP