こんにちは、体軸サーフコーチの林です。
館山のRPCから、、、
今日は、サーフィンの陸トレ方法についてシェアしたいと思います。
多くの人が、サーフィンのトレーニング方法を勘違いしています。
そのために、海で思うようにサーフィンで陸トレでやっている事を再現出来ないという事になってしまっています。
サーフィンの動きを一生懸命に練習しても、あまり効果を感じられない方は意外とが多いのではないでしょうか?
サーフィンで最も重要な動き「みぞおちを丸める」という動作を
どういう順番でサーフィンの動作に落とし込むか?
をシェアしたいと思います。
ジョンジョンはこのみぞおちを丸める動作をもの凄く上手にサーフィンに取り入れていますね。
「みぞおちを丸める」と「背中を丸める」は意味合いが違うのでご注意くださいね。
ちょっとした言葉の違いでカラダの使い方に大きな違いが出てしまいますので^^;
みぞおちを丸めるという動作は体幹を使う上で、もの凄く重要な動作になります。
この動作をサーフィンの様々な動作に導入すると、動きがもの凄く良くなるんですよね。
テイクオフでは足を引きつける動作やライディングではターンの入る前、これらの時にみぞおちを丸める事でインナーユニットを使う事が出来るようになり、体幹を使った効率の良い動作が出来るようになります。
ボトムターンなら、みぞおちを丸めるとターンのドライブ感はもの凄く増します。
しかし、みぞおちを丸めるという動作をサーフィンの動作で最初からやろうとしては身につきません。
なぜなら、動作を身につける順番にはセオリーがあるからです。
- 立っている状態でのワークや動作
- 様々な体軸ワークでの動作
- 競技姿勢での動作
この様に段階を踏んでいくことが重要です。
上手くなる人とそうでない人の違い
レッスンをしてて、成果を得るのが速い人とそうでない人の違いは、セオリーのステップを踏んでいるのか?そうでないか?で大きな違いが出ています。
サーフィンの動作で動作だけをやっている人は、基本的にいつになっても上手くなっていきません。
しかし、1→2→3とステップを踏んでやって行く人は、動作の基礎やコツ分かっているので3のサーフィンでの動作で習得も速いという傾向があります。
CTサーファーがインスタなどにアップしているトレーニング動画って、サーフィン以外のトレーニングが多いですよね。
彼らは2.のカラダの使い方のトレーニングをしているというわけです。
ちなみに、みぞおちを丸める動作は基本的に呼吸のワークからスタートします。
呼吸のワークで中丹田と下丹田に呼吸を移動させるとみぞおちを丸めるという動作のコツが得られます。
このコツが分かると、数種類あるワークでも動作の際に必ずみぞおちを丸める事から始めると体幹が安定するようになります。
僕の場合なら、股関節スクワットやレッグリフト、オープンロータスなどで、みぞおちを丸めるとい動作を意識してやって行きます。
これらの様々なワークを通してベースとなるカラダの使い方を身につけて行く事で、最終的にサーフィンの動作でもスムーズに出来るようになるというわけです。
その結果、ベースからの積み重ねがあるので海でも意識できるようになります。
僕の練習比率は、、
立位のワーク:80%
体軸ワーク:16%
サーフィンの動作:4%
の比率にしています。
基本的に常に意識する事は、量より質を意識します。
質の悪い内容を沢山こなしても、悪いクセが身につくだけですよね。
なので、いつも質を意識できる回数だけやるようにしています。
みぞおちを丸めるワークを身につける呼吸法
1.胸の中心(中心)に片手の中指をあてます
おへそから指4本下の下丹田にもう片方の中指をあてます。
2.胸の中心に呼吸を溜めます
この時に、肩の端から背中の方まで全体に呼吸を入れるイメージをします。
3.胸の呼吸を半分吐きます
4.胸から呼吸をへそ下の下丹田へ徐々に落としてゆきます。
5.下丹田は呼吸を落としたら鼻から呼吸を吐ききります。
この時にみぞおちが丸める感覚を得ることが出来ると思います。
一番最初に、両足は外くるぶしの下に乗って、軸が通った事を感じてから呼吸のワークをやる事を忘れないでくださいね。
ヨガでもみぞおちを丸める事を意識すると、体幹が安定して様々なアーサナをやりやすくなりますよ。
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