こんにちは、サーフコーチの林です。
館山のRPCから、、、
やっと販売再開出来たパフォーマンスインナー。
3連休からの5日間で合計36着のパフォーマンス・インナーの
シリーズをオーダーいただきました。
ありがとうございますm(_ _)m
インナーは定番なんですがベストが予想より人気ですね〜
僕は長袖のジャケットとサーフパンツの組み合わせが好きですね
→詳しくはこちらから
さて、本題です。
パドリングをちょっとマニアックな所まで分析するシリーズ。
1.パドリングをするための姿勢理想的なバランスはどういう状態か?
2.ストロークはどんな運動がおきて、どういう腕の動きになるのか?
3.パドリングのストロークを長くしてスピードを出すためには何が必要か?
今日は最後の3つめ
「ストロークを長くしてスピードを出す」
これを考えていきましょう。
ストロークが長くなると漕いでる距離が長くなるので、パドリングのスピードは上げやすくなりますよね?
そのためには何が必要だと思いますか?
ストロークを長くするためには_________________を広げる。
です。
ちょっと考えてみてくださいね。
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
そう、ストロークを長くするには肩の可動範囲を広げる事が必要です。
肩の可動範囲が広がるとストロークの長さは伸びますよね。
けれど、よく見かけるのは腕だけを使ってパドリングしている人がもの凄く多いです。
腕の付け根を支点にしているのでストロークが短いんですよね。
前述したとおり、ストロークを長くするためには肩の可動範囲を広げる。
これが重要です。
そのためには肩甲骨を使い、肩甲骨とつながっている鎖骨の付け根を支点にして
パドリング出来るようになるので、肩の可動域を広げることが出来ます。
肩甲骨を使えるようになる為には無理に背中に力が入らないようにする必要があります。
背中に力が入ったら肩にも力が入りますからね。
これが出来るようになるとストロークでヒジの外旋と内旋も使う事が出来るようになります。
このシリーズ第一回で書いてある
「ボード乗ったらみぞおちからベターッとのって
ヒザは軽く開き、足はカカトだけを付ける。
そこから軽く顔を上げてるだけにする。」
この姿勢が全ての基準になって来ます。
そして肩甲骨が外旋して立つようにすると、
肩の可動範囲が広くなります。
要は、立甲の状態ですね。
立甲して腕を動かすとこんな動きになります
逆に肩甲骨を寄せると肩の可動域は狭くなります。
なぜなら、アウターマッスルの僧帽筋や菱形筋に力が入り固める状態になり、
さらに三角筋に力が入ってしまいます。
その結果、肩の可動範囲は非常に狭くなるので
パドリングのパフォーマンスは落ちてしまいます。
肩がパンパンになるとか首が痛くなる原因
パドリング時の肩の使い方、肩甲骨が上手く使えているか?そうでないか?
これらが肩がパンパンになるとか首が痛くなる原因になっていることが多いです。
肩甲骨の可動範囲を広げるためには
肩甲骨と肋骨についているインナーマッスルの前鋸筋が使えるようになると、
自然と可動範囲が広がって行きます。
さらに、複数のインナーマッスルを連鎖して使えるようになり、
よりパドリングでのパワーを引き出すことが出来ます。
可動域が広がり、パワーも上げる事が出来るという^^
ちなみにどこまで連鎖するかというと
前鋸筋・腹斜筋・腹横筋・横隔膜・大腰筋・ハムストリングス・内転筋群・長腓骨筋・ヒラメ筋・後脛骨筋
簡単に書くと、肩甲骨から足首までの連鎖出来ちゃいます。
全身の筋肉を連鎖させるためには
足首まで連鎖させるためには、パドリングの姿勢がもの凄く重要になって来るということです。
例えば、ヒザとヒザをくっつけてパドリングすると背中を反るので、アウターマッスルに力が入ってしまいます。
その結果、背中を反ると肩甲骨も自然と寄ってしまい、肩の可動域は狭くなります。
カカトを付けずに、足を開いてしまう(広げて)とお尻の筋肉(臀筋群)に力が入ってしまい、大腰筋が使えなくなってしまいます。
カカトを付けるのではなくて、逆につま先を付けると太ももの筋肉(大腿四頭筋)から腹筋の6パック(腹直筋)に力が入るので、これでも大腰筋やハムストリングスなどが使えなくなります。
先日のサーフコーチングLV1では、カカトを付けるだけでスピードが違うって驚かれていましたね。
感覚と実際の動きの違いってこんなにあるんだって体感されていました^^
前鋸筋を使う練習方法
1.腕の骨の付け根付近でくぼむ場所(脇の下)を指先で触ります。
2.そして腕を軽く曲げた状態で上下させます。
3.この時に指先で筋肉が動いているのを感じされたら、そこが前鋸筋です。
片方の腕を上下させたら、両方の肩を回してみてください。
肩の周り方や動きに違いが出ます。
肩の動きに違いが出なければ、触っている場所が間違っています。
前鋸筋を触りながら動かす事で、段々と前鋸筋が使えるようになって行きます。
アウターマッスルの三角筋や僧帽筋からインナーマッスルの前鋸筋へと意識が移るので肩の動かしやすさが変わったということです。
そして、脇を触りながらヒジの外旋・内旋も意識してみてくださいね。
この記事が気に入ったら友達に是非シェアしてくださいね。
PS.これ知ってる??
ただ着るだけで前鋸筋が使えて、パドリングのパワーを簡単に上げる事が出来るのですが、、、
→詳しく見る