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CT選手のパドルってなぜ速いのか?この最後の1ピースが分かった🔥

こんにちは、サーフコーチの林です。

前回のBLOGでは、パドルのスピードを変える3つの秘訣をお伝えしました。
今回はその2つ目の要素を更に深掘りして行きますね。

育成している13歳の中学生の蓮くんは、所属しているチームのパドルレースのトレーニングで高校生やプロにかなり差をつけて勝ってしまったようです。
筋力やフィジカルで高校生よりも劣るのにです。

Screenshot

まだカラダが出来てなくて筋力も少ない中学生が、高校生や18歳のプロにパドルレースで勝てたのか?
これ考えると普通に筋力やセンスじゃ説明が付かないですよね?
ちなみに、スタジオでレクチャーしたのは約90分のみです。

これって、若いから・子供だから・・・って思考停止するんじゃなくて
僕たち大人でも同じ事を再現するにはどうしたらいいのか?

今日は、なぜこうなったのか?お伝えしますね。

なぜ、世界トップのCT選手はあんなに軽々と爆速パドルできるのか?

パドリングは海の上で歩くようなものですよね。
あなたは歩くのと同じように、疲れずにカラダに力みがない状態でパドリング出来ていますか?

事実として、世界のトップサーファーであるCT選手のパドルって、異常に速いんですよ。
実際に僕がオーストラリアのゴールドコーストでCT選手の真横でサーフィンして、ミック・ファニング、ジョンジョン、ジョーディー・スミス、コナー・オレアリー、小柄なブラジリアンのイタロ・フェレイラやフィリペ・トレードなどなど・・・

世界のトップサーファーの真横でパドルして、観察しながら分析し、彼らの異常に速いパドルは筋力だけでは説明つかないな〜って、ずっと思っていました。
あなたも、CT選手並みにパドルが速くならなくても、ラクで速いパドルができたら、もっと波に乗る本数やサーフィンって楽しめるようになりますよね。
また、あなたが最近「あまり波に乗れなくなってきた」という状況ならば、サーフィンでの疲れもキツいと思います。

じつは、僕も今年に入ってから、そういえば最近昔より疲れやすいな・・・って感じていました。
最近、ようやくCT選手のパドルってなぜ速いのか?この最後の1ピースが分かったんです!

そして、昨日の海のトレーニングセッションで、そういう事か〜って分かった事があります。

僕も今までそうだったんですけど、漕いでる時は進むんですけど、次のストロークで漕ぐまでの間にボードの浮力が失われていたんです。
つまり

  • 右手で漕ぐ→揚力で浮き進む→反対側の腕が入るまで→揚力失いボード沈む
  • 左手で漕ぐ→揚力で浮き進む→反対側の腕が入るまで→揚力失いボード沈む

この様な繰り返しをしているので、パドルでスピードが乗らないわけです。
➡️ 「進む→失速→進む→失速」の繰り返し

昨日のトレーニングセッションで、パドルの体勢に腹圧・胸圧を加えたことで、常に揚力が発生して前に進んでいる状態が続くんです。

  • 右手で漕ぐ→揚力で浮き進む→反対側の腕が入るまで→揚力キープしてボード前に出る
  • 左手で漕ぐ→揚力で浮き進む→反対側の腕が入るまで→揚力キープしてボード前に出る

✅「進む→揚力キープ→進む→揚力キープ」の繰り返し

僕も昨日まで全く盲点だったんですけど・・・

「一漕ぎ終わる度に失速を繰り返している」そりゃ〜パドルが進まないわ〜って思いました。
常に揚力が発生して前に進んでいる状態は腹圧・胸圧でも特に胸圧がこの状態を作り出します。

胸圧はボードのセンターからノーズエリアを強烈に押さえてくれます。
つまり、ノーズの先端1/5から水に入っているエリア全てで揚力が生まれます。

その理由が、腹圧・胸圧は内側から外側に向って内圧をかけているからです。

分かりやすいイメージがこれ

炭酸のペットボトルって内圧がもの凄くかかっているのでパンパンの状態ですよね。
つまり、外側に反発する力がもの凄い。

そして、人間の体幹に内圧を加えると、同じ事が起きて、外から押すと一瞬で反発して押し返します。
そして、めちゃ強く重たい状態になります。
しかも、体幹を内圧がクッションの役割にもなり、背骨が伸びて勝手に背中の力が抜けます。

更に嬉しいのが、体幹の深層にある筋膜のつながりが、最高なテンションの状態になるので、腕や足の動きにタイムラグがなくなり、素早い動きが可能になります。
そしてもう一つ、アウターが最小限まで緩むので、あなたの体重を最大限に活かせます。

結論としてまとめると、

腹圧・胸圧をパドルの体勢に加えると、ボトムに水が流れれば体幹の反発する力が反作用として常にサーフボード掛かり続け、ボードの下を水が流れ続けるだけで揚力が発生し、それがスピードに変わるというわけです。
一方、逆に腹圧・胸圧が抜けている状態だと、ボトムに水が流れなくなると体幹の反発する力がないので、その反作用としてスピードにかえる揚力が失われ、沈んでいきます。
体幹の反発する力の反作用、この効果が漕いでない間でも、揚力を失わずに進み続ける秘訣だというわけです。

サーフィンって全て物理ですな(笑

CT選手のパドルを真横でみてた時って、浮力の少ないハイパフォーマンスボードでも、
「胸部が潰れずに膨らみがあったので常に進んでてボードが沈む事はなかった」
こんな事を思い出しました。

パドルのフォームに腹圧・胸圧を加えると、パドルのスピードはこんな風に変わります

 

当然のことながら、パドルの体勢に「腹圧・胸圧」を加えることで、こういう変化が起きるようになります。

  • 痛みの解消と疲労軽減
    パドルの体勢で背中や首、そして腰のつまりが減ってゆくので、パドリングで発生する痛みや疲労感が一気に抜けて、サーフィンそのものがラクになります
  • タイムラグのないスムーズな動き
    腹圧と胸圧をパドリングポジションに加えることにより、体幹の深層にあるインナーマッスルが最適なテンションとなり、タイムラグなく腕や足が動き、無駄のないスムーズな動きへと変わります
  • ボードとの圧倒的な一体感
    体幹が繋がり軸が安定するので、サーフボードとの一体感が生まれ、海面の揺れによるサーフボードの反応すら分かるくらい、サーフィンでの感覚が高まります

何よりも嬉しいのは、この「骨格のポジション」と「腹圧・胸圧」をパドリングの体勢に加えることで、連鎖的にあなたの脳の「カラダの感覚を感じるエリア」に届くカラダの情報量が圧倒的に増えるということです。
なぜなら、背骨の中を通る神経が圧迫されず、脊髄を通るカラダの様々な場所の動きや感覚がロスすることなくあなたの脳に伝わるからです。

結論として断言できることは、サーフィンの基本であるパドリングの体勢に「腹圧・胸圧・うなじを立てた状態」を作り、カラダの感覚を高めることで、「日によって調子の良し悪しが激しい」という波を無くし、常に再現性の高いサーフィンができるようになるということです。

特にテイクオフの際、腹圧・胸圧を使えると「波の力って、こんなにも使えたのか!」と衝撃を受けるはずです。

✅ ガムシャラにパドルするのをやめても、スーッと波に押し出されて乗れてしまう
✅ 厚い波、オンショアのガタガタの波でも、ボードがスムーズに走る
✅ カーボンやミッドレングスに変えなくても、波に乗れる本数が増えるからサーフィンが楽しめる
✅ ハイパフォーマンス・ボードも安定して板が走るから乗れるようになり、リップアクションに挑戦できる

それこそが、50代からの「大人のロジカル・サーフィン」の始まりです。

腹圧・胸圧を加えたパドルの方法を今すぐに詳しくみる

 

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