コラム

軽く動けるのか?ずっしり重たく動くのか?の違い

こんにちは、新しい体幹の教科書著者・サーフコーチ林です。

この前の日曜日は、うちの娘が通っている幼稚園で子供の体験スクールをしてきました。

この体験スクールで気付いた事があります。
それが、軽く動けるのか?ずっしり重たく動くのか?の違いです。

 

面白い位に違いがあった事とは?

 

子供って、もの凄く身体が軽くうごきます。
体重という軽さではなくて、カラダを揺らしたときにゆらゆらと軽く動くのです。

一方、カラダを揺らしたときに、大人はゆらゆらと動かない人が多い。
だから、ボードに乗った時に「重っ!」って感じます。

じつは、この差って軽く動けるのか。
それとも重たく、よっこいしょと動くのか。

この差につながっているの知っていましたか?

 

なぜ、子供は軽くて速い動けるのか?

それは、骨と骨が最適な状態でかみ合っているからなんです。
特に背骨に丁度よい隙間があるので、背骨がしなるように動いてくれます。

しかし、大人は重たい・・・
骨と骨が最適な状態でかみ合ってないんです。

特に背骨にあまり隙間がないので、背骨がしなるように動かない。
骨盤から首までが1つの塊になってしまっています。
塊になれば、背骨は動きません。

そうするとパドルで漕ぐ時の肩関節の可動域が狭くなるので、腕が思うように回せません。
テイクオフでは背中が丸まらないので、股関節がたくし込めずに足が持って来られない。

このような事が起きます。

特に、加齢と共にアウターマッスルも固まりやすくなっていき、骨と骨の噛み合わせが最適な状態から遠のいてしまいます。
よっぽどのトレーニングをしている人じゃなければ、筋肉が柔らかい状態を保つのは無理でしょう・・・

テイクオフの練習をしても

足が前に出るようにならない・・・
ヨッコラショと重たく遅いままで速く動けない・・・
スタンスが安定しない・・・

など、そもそもでカラダが動く状態じゃないから、いくら頑張っても変わらないのは当然です。
なので、カラダを使う上で一番最初にやるべき事は、骨というカラダを支えている柱を整える事です。

 

サーフィンして腰が痛くなる

そして、サーフィンしているとヘルニアになる方って意外と多いですよね。
なので、サーフィンは腰痛との付き合い・・・なんて言われたりしているけど(笑
それは完全に背骨の隙間が無い状態でパドルしているので、首の骨の頸椎や腰の骨の腰椎の噛み合わせが悪くなってしまいます。

背骨に隙間をつくった状態でパドルのフォームをつくれば、ヘルニアなどのリスクは減らせるでしょう。

 

サーフィンはここから変えるべき

僕もこの骨の噛み合わせと最適化する方法を知るまでは、なんだかんだ動きの軽さに多少のバラツキがありました。
そして、この骨の噛み合わせが悪いと、色々な感覚が鈍るんですよね。
テイクオフの走り出しが遅くなったり、ライディングで遅れ気味になるとか・・・
なんか、今日はパドル遅いなあ〜って感じで。

骨の噛み合わせの最適化をすることで、これらは一気に無くなります。
骨スゲーって感じです(笑

そして、サーフコーチングなどでレクチャーすると、陸で感じるより海での体感値がスゴいと言ってくれています。

コレ知らずにやっていると、本当に時間を無駄にします。
そして、サーフィンはここから変えていかないと、なかなか変わらないとも断言出来ます。

40歳、50歳を過ぎてくると、この骨の噛み合わせが悪くなるので、カラダが重たくなっていきます。
けれど安心してください、今からでも遅くはありません^^
今回ご紹介するワークは、体幹が動くようになっていく必須のワークです〜

 

 

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