こんにちは〜
サーフコーチ・体軸セラピストの林です。
サーフコーチングなどで、テイクオフで「これやってみて」
っていう、鉄板の方法があるんですよね。
それをやってみると、
めっちゃテイクオフの動きが軽い!
今すぐ、海で試したい〜〜
って、殆どの方が言う、必殺技レベルのコツ。
動きが重たく、疲れる、上手く動作出来ない
これらを殆ど解決してしまうくらいの、超強力ソリューション(笑
なので、講義してる時に”今すぐ海に行きたい!”って言われるんですよね。
まあ、毎回、「致しません」って返しますけどね〜〜(笑
この方法、ここ2ヶ月位で教えているんですけど
大抵の人が同じ事を言ってくれています(^^)v
テイクオフって色々な動作要素があって、それを同時にやらなければいけないですよね?
しかし、全部同時にやるのって難しいというのが現実的なところだと思います。
しかも、一瞬で色々な事なことをやらなければいけないので、焦ってしまう・・・
様々な動作があるが、どの順番でやると良いのか?
どれが正解か?が分からないなぁ〜というのも、
意外とあるかなって講義やコーチングのヒアリングしていると思いました。
動作はどの順番でやるのか?これが意外と知られていない。
これが分かると、何を一番最初にやったら良いのか?が分かります。
この初動が軽くスムーズに出来れば、その後もスムーズに出来るようになる。
最初から重たければ、その後も重たくなります。
テイクオフの動作って、最終的には体幹の使い方なんですよね。
腕や足をどう使うのか?ではなくて、体幹の使い方。
そもそも論の話で、腕や足を先に動かすとどんな動作でも動きって遅くなり重たくなります。
人間のカラダにはどんな動作でも
”常に体幹が先に動くという黄金ルール”があって、
特に体幹の下側のみぞおちから下の部分が一番最初に動きます。
ピラティスだとパワーハウスって呼ばれている位なので、
力が発揮出来るようになる、極めて重要な場所なんですよね。
その他には、インナーユニットって呼ばれていますね。
ヨガでもみぞおちから下の動きを上手く使えると、アーサナがやりやすくなります。

パワーハウス・体幹のインナーユニット
昨日のメルマガ限定記事で書いたんですけど、、、
昔は僕はテイクオフの初動が”どの様に背中を起こすか?”
という動作だったんですよね。
背中を自分で起こすので、凄く疲れるんですよね。
しかも、自分がピークにいるのに隣のサーファーに動作で負けてしまう。
ボードは走ってて、さらに自分の方が奥にいるのに負けるんですよね。
めっちゃ悔しかったですよね〜
それが結構頻発していましたからね^^;
そうなってた理由は簡単で
背中を反る動作って、体幹を上手く使えないんですよね、基本的に。
背中を反らす動作をするなら、腕を伸ばす動作で背中を起こした方が
ラクですし、体幹使えるので速いです。
背中を起こす動作でも
- 手を着き→背中が起こす→腕を伸ばす
- 手を着き→腕を伸ばし→背中が起きる
こんな風にやる順番があります。
後者の方が、疲れないんですよね。
僕が昔やっていた方法は、前者の順番だったんですよね。
前者の動作をもう少し細かく書くと
手を着いて、自分で軽く背中を起こしてから
腕を伸ばすきっかけをつくり、腕を伸ばしながら背中を起こす
これだと基本的に背中の筋肉を使うと、疲れるし重たくなるんです。
あと、手を着く前に背中を起こしている場合もあると思います。
これ、体幹全く使えないんで、テイクオフ後にスタンス狭くなります。
もしくは、足が前に出ないって事も起きますね。
アウターマッスルやインナーマッスルがどうだこうだ・・・
ってのは、長くなるのでここでは面倒くさいんで書きません(笑
手を着いて、腕を伸ばす事で、背中が起きる
腕を伸ばす動作の前に、手を着くという動作がありますよね。
この手を着くというのが、実はメチャクチャ重要なんですよね。
意外と気付いて無い人が多いですけどね。
体幹を使うためにも、テイクオフの初動である腕を伸ばす動作をどれだけ軽くする事が出来るか?
ここが、テイクオフ動作を軽くするのか?重たくするのか?
という交差点です。
テイクオフ動作が上手くなりたい、高速テイクオフしたい。
女性ならば、いつも前乗りして波を取っていく男より速くテイクオフしてやりたいって思っているならば、
必須レベルでやった方がイイのが、メインの動作よりも一番最初の動作である
”手を着くという動作”です。
手を着く時に”どう着くのか?”
これが
- 体幹を使えるようになるのか?
- それとも使えないままなのか?
に影響します。
なぜならば、体幹が使えるようになるためには
”手首が安定すること”という前提条件があるからです。
手首が安定すると、肩関節が使えるようになるんですよね。
足を着いている時ならば、足首が安定すると股関節も使えるということですね。
これって、人間のカラダが本来、誰もが持っている機能なので
誰でも使えるので安心してください^^
でも、これ、知っている人ってメチャクチャ少ないんです。
ここまで読んだら、
知らないでは済まされない、完全に鉄板の要素です(笑
しかも、全然難しくないレベルの話です。
- ボードに手を着く時
- ドルフィンで手を着く時
- 波待ちして、ボードに手を置いている時
などなど・・・
色々なシチュエーションでも使えるので、段々と慣れるので
実際のテイクオフでも出来るようになります。
テイクオフの動作を速くしたいのならば、全ての初動の動作で決まるということです。
これ意識すれば、自分のテイクオフ動作の基準が変わります。
即、体感・実感出来るレベルなので
「今すぐ、海で試したい〜〜♬」
って言ってもらえるんですよね^^
テイクオフでやる方法は次の順番でやってみてください
1.手首を安定させるためには、手の付く位置は胸位。
2.そして、手の向きが重要ですね。
手は指先を内側に向ける事で、前に出る動作が出来ます。
レールを掴むように指先が外向きだと、腕を伸ばすと後ろに動作してしまうのでノーズが上がり失速してしまいます。
必殺技レベル級にするためには、ここに+αするんですけど、
実際にサーフコチングで実践してくれた人は
「これはヤバい!テイクオフの動作が速すぎて最初は何したら良いのか?分からなくなった(笑)」
と言ってました(^^)/
+αする事で、手首が安定し、肩関節から脇を通り、みぞおちから下へのパワーハウスへと
カラダが動く黄金ルールが使えるようになります。
だから、軽く速く出来るようになるんですね♪
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