サーフィンテクニック

ジュリアン・ウイルソンのラウンドハウス

From:林 英祐
オイル交換中の車屋さんから

 

今日はジュリアン・ウイルソンのラウンドハウスカットバックです。

545568_10151192434848287_791741314_n
この一枚の写真からわかること。

 

まずはフルレールでターンしているから、トラックの太さが半端ない!
なかなかここまで太いトラックを描くのは難しいですよね。

 

このポイントは、まずは力が抜けている事。
力が入っていると、次のアクションにスムーズに移れないし、軸がボードのセンターからテール側に寄り始め、テール重心になる。
サーフィンのどのアクションも力が抜けていることが大前提です。
力が入っていたら、レールが喰ったり、ノーズが上がったりして、確実にスピードは出ないんですよね。

 

その次に前足の膝から下がボードに対して垂直になっている事で、おしりが後ろに下がり水面ギリギリのポジションになる。
この事でボードに対して軸が真っ直ぐになり、遠心力を利用できる。
遠心力を使えるから、このトラックの太さにつながってゆくわけです。

 

この次はどう動いてゆくのか?

右側の骨盤が前に動かしてゆくことで、右膝が内側に入り大きなカーブを描いてゆきます。
骨盤から動くことで肩が骨盤と同じ向きに追従し、そしてその遠心力で腕が動いてきます。

 

重要なのは、そこに至るまでのプロセス

このラインを描くには、この前の動作が重要なんですね。

ボトムターンをしている時も力が抜けていること。
踏ん張ったら失速します。

ボトムからトップに上がるまでに一回ボードが波の面に対してフラットになること。
一度フラットになるから後ろ側のレールが入るようになりますからね。

 

今日の写真もFBからお借りして来ました!
https://www.facebook.com/photo.php?fbid=10151192434848287&set=o.183794367469&type=3&theater
thanx!!

 

明日からGWですね!
楽しんでサーフしてください〜♪

See Ya!!

(Visited 246 times, 1 visits today)

Rev.physical tuning technologyの元着たいウエットスーツがない・・・前のページ

5月のトレーニング講座のスケジュール次のページ

ピックアップ記事

  1. 冬の波良い日に満足ゆくまでサーフィンしたい??

  2. 僕がパフォーマンス・スーツを作ったきっかけ

  3. パドルが重たくなるのは当たり前?

  4. ドライスーツを越えた暖かさ

  5. 冬用のウエットスーツが動きツラい理由

関連記事

  1. サーフィンテクニック

    ミック・ファニングのフルシークエンスアナライズ

    こんにちわ、サーフコーチの林です。昨日のシークエンスムービーを…

  2. サーフィンテクニック

    ミックのリッピングと対比

    こんにちは、サーフコーチの林です。 昨日の続きで、リッピングで蹴る…

  3. サーフィンテクニック

    カービング・フレア・スナップのコツ

    こんばんわ、サーフコーチの林です。パームビーチの宿泊先から、、、…

  4. サーフィンテクニック

    ターンをドライブさせる

    こんにちはサーフコーチの林です。今日は、最近のライディング…

  5. サーフィンテクニック

    [質問]スープから抜けるにはどうしたらいいですか?

    こんにちは、サーフコーチの林です。館山のPRCから、、、「…

  6. サーフィンテクニック

    アップスでスピード付けたければ、レールを入れるな

    今日はアップスでよくある間違いについて。レールを入れるとスピー…

オススメの記事
  1. コラム

    軽く動ける時と動きにくい時の違いって?
  2. BLOG

    僕がパフォーマンス・スーツを作ったきっかけ
  3. パフォーマンススーツ

    ドライスーツを越えた暖かさ
  4. BLOG

    パドルが重たくなるのは当たり前?
  5. パフォーマンススーツ

    冬の波良い日に満足ゆくまでサーフィンしたい??
PAGE TOP