カラダの使い方

テイクオフで軽く動けるようになる秘訣

こんにちは、サーフコーチの林です。
館山のRPCから、、、

今日は、テイクオフの動作が早くできるようになるワークをシェアします。
テイクオフの動作は腕立て伏せの要領とか、超古いです^^;

この動作を身につけられれば、テイクオフの動作がスムーズでしなやかに、そしてゆっくりやっている感覚なのに早く動けるようになります。
そして、ピークを捉えてテイクオフが出来るようになった時に、失速せずにライディングへ移行することが出来ます。
また、ブレイクが速いときにも簡単に対応する事が出来ます。

テイクオフで軽く動けるようになる秘訣は、、、

テイクオフの動作を軽く出来るようになるためには、みぞおちを丸めるようにする事でラクに足を持ってくることが出来るようになります。
ただこれだけなんですが、このちょっとの違いが大きな違いを生んでしまうのがカラダの使いかたなんですよね。

背中を反るようにして上半身を持ち上げてしまうと、みぞおちが固まってしまいテイクオフの動作が重たくなります。
なぜなら、みぞおちが固まると股関節の機能も同時に低下してしまうからです。
カラダはインナーマッスルを優位にしてアウターマッスルを劣位に使うことで、ラクに動かす事が出来るようになります。
テイクオフの動作でにみぞおちを丸めるという動作を入れるのがポイントです。

みぞおちが固まるとインナーマッスルの横隔膜が固まってしまい腰椎12番で連結している大腰筋も連鎖して固まってしまいます。
そして大腰筋は股関節の付け根の大腿骨についてて、内転筋とハムストリングと連結してて、この2つの筋肉も固まってしまいます。
その結果、テイクオフの動作が重たくなってしまう、足を持て来るのがスムーズに行かない、、、というわけです。
反り腰の方は腰痛持ちの方が多いのも、大腰筋が固まってしまい股関節の機能を使えていないという原因もあったりします。

前述しましたが、テイクオフの動作を軽くするには、みぞおちを丸める事で楽にできるようになります。
いきなりテイクオフの動作でみぞおちを丸めるのは難しいので、立っている状態でまずは練習します。
そして、コツを掴んでから競技姿勢であるテイクオフの動作でやってみてください。
ちなみに、この順番で練習していくのがトレーニングの習熟度の早くするコツです。

 

みぞおちを丸める動作の練習ステップ

1.両足は肩幅に広げて、べた足にして足の外側に乗るようにします。

この時、軽くヒザは曲げてくださいね。
ヒザを伸ばすと、太ももの大腿四頭筋に力が入ってしまい、腹直筋にも力が入ってしまいます。

2.みぞおちを指で軽く押してみます

みぞおちの正確な場所は、おへそから指4本上が正しい場所です。
軽く押したときに、少し痛みを感じる方は気持ち悪くならない程度で。
奥の方で張りを感じるなら、みぞおちが張っている状態です。

3.みぞおちを指で押した時に、みぞおちを丸めるます

指でおしながらみぞおちを丸めると骨盤が少し後傾する感じになります。
みぞおちが柔らかくなると中指の第二関節位まで入るようになります

みぞおちの後ろは横隔膜と大腰筋が着いている胸椎12番があります。
ここが使えるようになるとテイクオフの動作は軽くなります。
更に、トップアクションでパワーを出したいときにもこの動作が効いてきます。
なので、反り腰でアクションしている人はスプレーが少ないんですよね。

テイクオフの動作では

実際にテイクオフの動作なら、両腕を伸ばしてからみぞおちを丸める。
そして後足→前足と引きつけるとテイクオフの動作がスーッとできるようになります。
両腕を伸ばしきる時に背中が反らないように、立甲の状態を使えるとよりやりやすくなります。

立っている状態でみぞおちのワークをしてコツを掴んでから、テイクオフの動作を繰り返し練習してみてくださいね。
ちなみに、このみぞおちのワークは腰痛にも効きくのでオススメです。

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