カラダの使い方

体幹が上手く使えない、上手く使う方法が分からない

超具体的で再現性のあるカラダの使い方が出来るをコンセプトにしている、
サーフコーチ・体軸セラピストの林です。
@RPCから、、、

体幹が上手く使えない、上手く使う方法が分からない、、、

胴体を1つで捉えてしまうと、上手く使えません。
ここに原因がある事が多いです。

背骨の中でも自由に動かせる場所があります。
それがみぞおちです。(おへそから指4本上)

みぞおちは体幹のインナーユニットである横隔膜と腹斜筋、そして股関節とつながる大腰筋。
さらに肩甲骨につながる前鋸筋に腹横筋から腹斜筋へとインナーマッスルをつなげて使うことが出来る場所です。
さらに、腹圧もコントロール出来る場所でもあります。

おへそから指4本上がみぞおち

背骨は自由に動かすのだけど、グラグラと不安定な状態ではNG。
安定した状態で自由に背骨を動かすというのが重要。
それがみぞおちをどの様に使うのか?ということになります。

みぞおちから下。
そして、みぞおちから上。
上下2分割すると、体幹の使い方がメチャクチャ上手くなるんです。

 

3x world championのミック・ファニングも横隔膜をどう使うか?という事を意識していると言っています。
ミックの場合は横隔膜を上げる使い方をメインに使っているのですが、横隔膜を下げる使い方も出来ます。

これは何を意味するのかというと、重心のコントロールです。
重心って何か?今の所、僕の最も伝えやすいなぁ〜と思うのは「動きの中心」って伝えています。
もしかしたら、これは今後もっと分かりやすく表現が進化する可能性はあります。

体幹を上下2分割すれば、重心のコントロールがやりやすくなります。
余談ですが、みぞおちで上下に分解するとスライサーという身体意識も入りますね。

実際にどの様に使っていくのか?

上は胸鎖関節:腕の付け根部分
みぞおち:横隔膜や大腰筋が交差する場所
そけい部:股関節とつながっている部分
と基準を作ります。

その上で、みぞおちを触りながらみぞおちをどっちの方向に動かすのか?ということから始めます。
みぞおちでコントロールすると横隔膜をどの様に動かすのか?が分かりやすくなります。
そして、重心を何処に置くのか?を意識しながら、様々な動作を行っていくとクオリティーが抜群に上がっていきます。

重心をへそ下(おへそから指本下)に置いた状態


重心を胸に置いた状態

実際に横から見た違いはこんな感じになります

基本となる姿勢

重心がへそ下にある状態

重心を胸に上げた状態

 

重心を下げた場合には安定感や重さを出す事が出来ます。
テイクオフ後やボトムに降りる時、ボトムターン時は、重心を下げた状態が理想です。
カービングで太いトラックを描きスプレーを飛ばすためには、重心が下がった状態でターンをして行きます。

重心を上げた場合はクイックで早い、軽い動きが出来ます。
速いブレイクや小波で軽い動きで抜けていきたいときや、リエントリーやクローズアウトセクションで素早くボードを返したいとき、重心を上げておくのが理想です。

この2つの重心は基本の使い方なので、是非押さえておきたいところですよね^^
ここから様々なバリエーションに発展させると、センスのいい人がどうやってカラダを使っているのか?が分かりますよ〜

 

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