サーフィンテクニック

リエントリーとスナップの使い分け

こんにちはサーフコーチの林です。
方南町のRev.ShowRoomから、、、

 

今日は台風の影響で、コーチングは延期になりました。
今年は台風が多いから振り替えや延期が、、、
まぁ、仕方ないのですけどね^^;

 

スナップとリエントリーの使い分け方は?
という質問が来たので、その回答が今日のBLOGです。

回答は、リエントリーとスナップの使い分けは
好きな方をやれば良いです。
まぁ、当たり前と言ったら当たり前すぎる答えですね(笑

それだけじゃ、サーフコーチとしての価値・意味が無いので、、、
もっと明確な答えを用意しました。

 

リエントリーとスナップの違い

まずはリエントリーって何かというと、いわゆるリッピングですね。
垂直に上がって行き、リップでボードがシャープに返ります。

DSC07684_wm

 

スナップとは何かというと、斜めに上がってゆきトップでボードが急激に返ります。

DSC00222_wm

 

試合なら、スナップの方が点数が出ます。
上記の写真を見てもらえば分かるとおもいますが、
リエントリーはスプレーの量が少ないのでジャッジのインパクトが薄くなります。

一方スナップは、スプレーの量が多くなります。
ジャッジの印象も確実にリエントリーを上回ります。

スプレーの量=パワー&スピード
だからです。

パワーとスピードはジャッジの重要な基準なので
CT選手はスナップを多用しています。
そして、カービングターンも使ってきています。

ここ数年、カービングターンが多用され、
リエントリーよりスナップを使う事が多くなっているのは点数が出るからです。

 

試合なら

リッピングって言葉でひとまとめにされがちですが、リエントリーとスナップの
使い分けが意識的に出来るとライディングのメリハリが出るようになります。

リエントリーとスナップを使い分ける練習をすると良いでしょう。
リエントリーとスナップの使い分けが出来ていない人が多いからです。
使い分けられたら、明らかにジャッジへ与える印象は違います。

DSC08424_wm

僕がアスリートにコーチングしている時に教えている順番は
1.リエントリー
2.スナップ

ボトムターンからトップへのアプローチをシャープに。
リエントリーで上半身のローテーションをしっかり出来るようになること。
この2つが出来ていないと、スナップでクイックにボードを返すこと出来ないからです。

 

フリーサーフィンなら

好きな方をすれば良いと思います。
リエントリーはボード返りがシャープなので気持ちよいと思います。

リエントリーが出来るようになると
リエントリー連発する人が多かったりしますね^^

_DSC3590_wm

 

どんなセクションが最適か?

リエントリーは、切り立っているけどポケットが狭いとき

DSC07671_wm

スナップは、切り立っていてポケットが広いとき

DSC00195_wm

CT選手はリエントリーのセクションでリエントリーにスナップの動きを融合したり、
カービングとスナップを融合した動きでマニュバーにイノベーションさせていますね。

ちなみに、イノベーションも重要な評価の1つです。

 

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