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パドリングは何処でバランスを取ると腰痛を防げるのか

こんにちは、サーフコーチの林です。
前回に引き続き、パドルですね。

 

やはり、これは誰もが一番悩むものでしょう。
サーフィンの95%はパドルと言われている位ですからね。
アウトで波待ちしすぎて浮かんでいる人は95%が波待ちでしょうけど(汗

 

さて、前回の記事では・・

骨盤は安定するポジションがある

 

実は、この安定こそがパドル競争やテイクオフで最大加速するためのパワーパドル、
スープ不安定なセクションでラクにバランスを取る最大の秘訣になってきます。

通説である、おへそでバランスを取る。
コレでは骨盤は安定しません。

背中を反る原因やおしりに力が入る原因になり、腰が過剰に反ってしまいます。

腰が反ると、骨盤が反りすぎるのでカラダのコアであるパワーハウスが安定しなくなります。
さらに、腰椎部に負担をかけてしまい、酷い場合は頸椎に負担がかかり首が痛くなります。

また、足を広げすぎてしまい、パドルが進まない原因にも。

 

さらには、テイクオフで波の持ち上がる力、フォースリフトの作用を受けて
ノーズが上がりテイクオフが遅れたりボードが滑り出さない原因にもなっています。

ノーズが上がってしまいテイクオフ出来なかった経験、思い当たらないですか?

 

何処でバランスを取ればいいのか?

答えは「みぞおち」です。

はぁ?それ嘘でしょ〜
って思うかも知れませんが(笑
本当です。やってみてください。
腰の負担が一気に減ります。

 

パドルが安定し、スピードが出るパドルは腰の過剰な反りを抑える必要があります。
腰の過剰な反りを抑えると骨盤と腰椎部が安定するのでパワーハウスが整い安定します。

 

パワーハウスは「支える筋肉」

といわれている4つの筋肉、横隔膜・腹横筋・多裂筋・骨盤底筋群から成り立っています。

パワーハウスは全ての動きの元です。
パワーハウスが働き、その次に手足が動くので腰の安定は大前提です。

背中を思いっきり反って腕と肩を懸命に使い力一杯漕いでも、
パワーハウスが安定してないのでパドルも進まないのです。

鬼パドルしても波に乗れない、波取り合戦で勝てないのはこんな些細な原因なのです。

 

さらに、何回も出てきていますが、背中を反るので腰を痛める原因でもありますよね。

 

みぞおちでバランスを取ることでテイクオフの時にノーズが上がることも防げるようになります。
ボードのノーズ側をしっかりと押さえることが出来るからです。

また、厚い波でのテイクオフが苦手な方はみぞおちでバランスを取ることで乗れる本数が増え始めます。

 

みぞおちを中心としてバランスを取り、太ももまで全体的に面でバランスを取る。
コレで一気に安定します。

 

騙されたと思ってやってみてください。
疲労感は一気に改善できますよ。
そして、ラクになって行きます。

 

次回は、パドルのスピードを上げ、パワーパドルを手に入れてパドル合戦で負けないための秘訣です。
これもカラダのコア「パワーハウス」が….

 

C U next time…

 

 

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