カラダの使い方

パドリングが重い時と軽い時の違い

解剖学と体軸理論をベースに
「超具体的で再現性のあるカラダの使い方が出来る」
をコンセプトにしているサーフコーチ・体軸セラピストの林です。
館山のRPCから、、、

今日は

パドリングが重い時と軽い時の違い、パドルを軽くする練習方法

についてシェアしたいと思います。

カラダって動きやすい状態もあれば重たく動きにくい状態もありますよね。
動きやすい状態でサーフィン出来るのが一番いいですけどね^^

もちろんカラダのケアをしておくことは大事なのですが、カラダが重たく感じる時と軽く感じる時ってありますよね。
しかし、ちゃんとケアをしててもキレが悪いな・・・ってこうなるのは原因があります。

例えば、ボールを投げる時に腕の振りが重たい

こう感じるのは腕や肩のアウターマッスルが優位になっている状態なので、腕を振る時に重たく感じます。
アウターマッスルが優位になるということは、アウターマッスルが緊張して力が入っている状態になっています。
肩の動きを安定させるインナーマッスルが劣位になり、外側にある肩などのアウターマッスルが緊張していれば必然的に動きが悪くなり重たくなってしまいますよね。
さらにボールを投げる時に腕のしなりを使えなくなり、ヒジや肩を痛めます^^;

ボールを軽く投げられ腕の振りが軽く速い

こう感じられる時は脇のインナーマッスルが優位になっている状態なので、肩や腕なのでアウターマッスルを劣位に使っています。
インナーマッスルは関節を安定させて使う事が出来るという特徴があります。
肩や腕のアウターマッスルは使っているけど、脇のインナーマッスルを主体に使っているので肩に負担をかけずに腕を速く振り抜くことができます。
なので、怪我もしにくい腕の振りになります。

パドリングでも同じ事が起きます

肩や腕でパドリングするとアウターマッスル優位の状態になるので、腕が重たくストロークが疲れやすいので長い時間パドリングが出来ません。

けれど、脇のインナーマッスルである前鋸筋を主体にしてパドリングすると、腕が軽い状態でストロークする事が可能です。
さらに前鋸筋は腹斜筋へと繋がり、腹斜筋は体幹のインナーユニット腹横筋へと繋がっています。
この様に体幹までインナーマッスルを連結させることが出来るので、効率の良いパドリングが出来るようになります。
いきなりパドリングで脇を意識してストロークするのは難しいと思うので、コレをやってみてください。

前鋸筋・腹斜筋・腹横筋

 

脇を使ったパドル練習方法

  1. 片方ので手で脇の付け根から指4本下を触る
  2. 脇から指4本下を触りながら腕を上下してみる
  3. 脇から指4本下に力が入るように上下する

この時に指4本下の所に力が入るように腕を上下するのがポイントで、前鋸筋を使ったストロークをする事が出来るようになります。
肩に負担を掛けずにストローク出来るので、パドリングがかなりラクになります。

前鋸筋の押さえる場所

まずは、エアーパドルで脇使ったパドルを身につけてみてください。
そして海で脇を意識してパドリングしてみてくださいね。

やってみて違いを感じたら、「パドルが辛い、キツい、ぎこちない、遅い、肩が疲れる」って悩んでる友達にシェアしてあげてくださいね^^

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