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サーフィンが変わる、そしてラクになる

カラダのバランスを整えるウエットスーツが サーフィンそのものを変えます。

サーフィンを変えるのはウエットスーツです。
では、サーフィンを変えるウエットスーツとはどんなスーツでしょうか?

サーフィンはカラダ全体のバランスが直にボードに伝わるので、カラダ全体のバランス(姿勢)がもの凄く影響します。

例えば、パドリング

猫背気味になっていると、肩甲骨が開いてしまうので可動範囲が狭くなる。
 ↓
胸鎖関節を中心とした、肩甲骨の円運動を使ったパドリングが出来なくなる。
 ↓
コレが原因で肩中心のパドルとなり、肩や腕に力が入り肩がパンパンになる。

この様な事がおきるのです。

 

ライディングに大きく影響する肩甲骨

この肩甲骨、ライディングでも大きな影響があります。

猫背になると横に向きでボードに乗るようになってしまいます。
その為に、乗った時に軸が後ろにずれてノーズが上がり、スピードが出ない原因になります。

さらに、骨盤が後傾するので、太ももにも自然と力が入ってしまいます。
そうすると、必然的にヒザが前に出るのでライディングでスピードを出すためには
前足のヒザから下を真っ直ぐにするという、基本フォームのニュートラルバランスになることが出来ません。
太ももがクッションとなり、ボードにストレートに体重を乗せる事が出来なくなってしまいます。

この肩甲骨の位置がサーフィンに与える影響というのを気にしているブランドはありません。
多くがストレスフリーで動きやすい。
といっていますが、素材のみでの動きやすさを追求しているので、根本的な姿勢というのは改善されていません。

逆に肩が前に出てしまい猫背気味になるウエットスーツが多いのも事実です。
毎回この様なウエットを着ていると、姿勢が悪くなることに慣れてしまったカラダになっていきます。
そして、姿勢が悪くなりカラダのバランスが崩れている事に気付きません。

 

夏こそウエットスーツが重要な、たった1つの理由

夏は裸でサーフィンしたいって思いますよね。
普段からトレーニングしたり、整体などに通ってカラダのケアをしている人なら
カラダのバランスが整っているのでサーフィンも快適だと思います。

しかし、日頃そこまでケアしないで週1〜2でサーフィンしているのならば、
カラダのバランスや感覚というのはかなり鈍っています。
実際に正しい姿勢とそうでない姿勢の差が分からないという状態です。

以前、数回イベントに参加することがあり、姿勢を図るという事を実験しました。
対象は高校生〜一般人、スポーツインストラクターまで幅広い人が参加してくれました。
もちろんサーフィンしている人もいました。

数回のイベントで驚いたのが平均100人中2人しか、
理想とする姿勢(バランス)の人はいませんでした。
という事は殆どの人が姿勢が悪いという事です。
特に多かったのが、「反り腰」と「猫背」の人でした・・・

世の中の98%の人は身体のバランスが崩れている

もしかしたらこれを読んでいるあなたも、姿勢が悪いかもしれません・・・
正しい姿勢、正しくない姿勢、 これって分からないですよね。

だから、しっかりとテーピングで肩甲骨の位置を理想的な場所にポジショニングしてくれる
テーピング機能を施したウエットスーツを着ることが重要なんです。

テーピングが肩甲骨を閉じるようにして、自然と胸を開かせます。(肩甲骨が寄る感じです)
この事により、肩甲骨の可動範囲が広がるから、パドリングが一気にラクになります。
たったこれだけでサーフィンがラクになります。

またライディングでも、自然と姿勢が良くなっているので力が抜けて
しっかりとボードに乗る事が出来て、スピードを付けるのがラクになっていきます。

だから、夏こそウエットスーツを着てサーフィンする事をすすめている理由です。

夏はどんなウエットスーツでもイイというのは、古い考え方です。
しっかりとカラダのバランスを整えてた状態でサーフィンすると、
コリ固まっていた筋肉もほぐれだしてカラダのバランスをリセットしてくれます。

このリセットしてくれるということが重要なんです。
脳は基本的に怠け者です。
新しい情報が届かなければ、いつまでも同じ状態をキープする仕組みがあります。
要は、姿勢が悪い状態でサーフィンしていれば、ずっとそのまま上達しないという事ですね。

カラダのバランスを整えてあげる事。
それは、正しいカラダのバランスをシナプスに形成して
サーフィンの正しい筋肉の使い方に変えていく事につながっていくのです。

そして、それがサーフィンで疲れにくくなり、
あなたの望んでいる上達への近道でもあります。

 

P.S.
テーピング機能を施したウエットスーツはこちら

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