こんにちわ、Rev.wetsuitsの林です。
まだまだ暑い日が続きますね〜
あと1週間は暑いとのこと。
熱中症に気を付けて、こまめに水分・塩分、ミネラルを採るようにしてくださいね。
海に入っていても、熱中症や低血糖になる可能性は高いですから。
特に、この時期1ラウンドが長くなってしまいがちです。
そうすると、身体は飢餓状態になりがち。
海上がりの糖分摂取は体力回復に有効です。
ずっと海に入っているのではなく、軽く休憩をして水分補給したり何か食べたりすると
休憩後のサーフィンに集中できますよ。
今日のテーマ、サーフィンが元に戻っちゃった・・・です。
自分が好きなコンディションとそうでない時、サーフィンの調子はかなり左右されると思います。
これは、経験の問題でもあり、メンタル&イメージの問題でもあるんです。
昨日、僕のコーチングに参加している方々と合流してフリーサーフィンしてきました。
連日このコンディションなので、波はまぁそこそこ出来れば良い方ですね。
サイズは腰〜腹、潮が動いている時間では胸位のセットが来るか来ないか。
潮が動いていて、波が良い時間帯とそうでない時間ってあります。
波が良い時間は、そこそ調子良くできるけど・・・
悪い時間になると、全くダメで昔の悪いクセが出てしまう・・・
で、なかなか上手く行かない。
こんな事、あると思います。
実際、僕も昔はそうでした。
昔、トレーニングをしている時は・・・
波良くないし、本当にクソ波なコンディションばっかりでやらさる事が多かった。
そんなときは、悪いクセばっかりが出てどうしようもなかった。
なんて下手なんだ・・・
って思ったりもしました( ;谷)
しかし、この悪いコンディションの時ほど、上手くなる絶好のチャンスです。
悪いコンディション程、様々なスキルを身につける機会が多いからです。
で、何故サーフィンが元に戻っちゃうか・・・
それは、苦手な波って認知の脳が働いて、心がノンフローになるからです。
さらに、悪い波で自分がどういうサーフィンをするかのイメージが出来ていない。
これが原因です。
悪いコンディションの時ほど、イメージの力を上手く活用すべきです。
今の自分だったら、どこからテイクオフできるか。
そして、どういう風なラインを描く事が出来るか。
まずは、このイメージを高めるべきです。
詳しく言うと、「詳細に描く事」です。
高めただけじゃ、漠然としてしまい意味は無いから・・・
これらのイメージが無いから、上手くいかないって思ってしまう。
そして、上手くいかないって思った通りのサーフィンになってしまう。
負のスパイラルに陥るわけですね。
元メンターのもとを卒業し、僕はこのイメージの力を利用し始めてから、
どんなコンディションの時も安定してサーフィンが出来るようになりました。
すでに様々な実績を上げているメンタルトレーニングを勉強し、学んだことを実践したからです。
そして、僕が実践して上手くいったことを取り入れ独自のコーチング方法を作り上げる事が出来ました。
日本のサーフィンには、メンタルトレーニングを全く重視してきていません。
未だにスポ根です。
いくらフロー、フロー、ゾーン、ゾーンって思っても、なかなか上手く行きません。
むしろ、悪い心の状態にとらわれて、ノンフローに陥っていきます。
ゾーンは遠ざかるばかりです。
きっかけを作るために、イメージの力も利用すべきです。
実際にイメージ出来ないことは、自分で再現することが出来ませんからね。
体操のオリンピック金メダリスト、内村航平選手は自分の演技をノートに絵を描いて、イメージを高める事をしています。
どんな風に身体を動かして、技を組み立てるか。
それを詳細に描いています。
だから、難易度Eクラスの技も決めることが出来るようになり、審判もVTRをスロー再生しなければいけない位の高速な運動が出来るようになります。
実は、これもメンタルトレーニングの一種です。
イメージの力を利用して「今の自分には何が出来るか」を考えて、何が出来るかのイメージが描けると、心の状態もフローに傾き始めます。
そうすると、どんなコンディションでもサーフィンが調子良く楽しめるようになります。
そして、様々なスキルを身につける事が出来るようになります。
これらをやっていると、極上のGood Waveな日には最高のパフォーマンスが出来る事は間違いありません。
そして極上のコンディションでは、色々な事にどんどん挑戦出来るスキルが身についているから、レベルアップのスピードが上がりますよ。
超一流の選手がやっていることを「真似てみる」。
やってみる価値はあると思います。
いや、やるべきでしょう。
P.S.
Boot Camp @ 北茨城 今日で参加受付終了します。
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