誰も教えてくれない、ウエットスーツを選ぶ残酷な基準

【第3回】誰も教えてくれないウエットスーツを選ぶ残酷な基準

こんにちわ、Rev.wetsuitsの林です。

第1回は
日本のウエットスーツは世界から遅れている事実があり、
デフレによって低価格化と生産効率を追求した結果、
クオリティの低下をまねいた。
→ http://www.revwet.com/?p=1592

第2回は
日本のウエットスーツは世界から遅れをとっている事実と
20年も進歩していない事実。
→ http://www.revwet.com/?p=1596

 

誰も教えてくれないウエットスーツを選ぶ基準、第3回は日本人の姿勢の悪さです。

 

先進国の中でも極端に姿勢の悪い日本人

ここ10年位で一気にパソコンの普及が進み、ラップトップやタブレットを使う機会が多くなりました。
そして、携帯・スマホを使う時間がグッと増えていると思います。

思い返してみて下さい。
携帯やスマホ、PCをどの位使っていますか?
かなりの時間使っていますよね。

 

世の中の98%の人は自分の身体のバランスが崩れているという事に全く気付いていません。
様々なイベントで姿勢の写真を撮る機会が多々あったのですが、1回のイベントで約200人位の写真を撮ります。
100人のうち2人姿勢が良くてバランスの良い人がいれば良い方でした。
どこのイベントで同じで、バランスが良く姿勢がよいという状態の人はで2%しかいません。

 

肩こり、腰痛、この主な原因は普段の生活によるものが大きいのです。
普段の生活で、あなたの身体のバランスは実は崩れています。
日本はいたるところでバリアフリー化が進み、バランスを必要とする場所がなくなってきています。
そのため、バランスを保つため骨盤の機能が低下してしまっています。

 

一歩進んだカイロプラクターなら、この事実を知っていますし、
一部の優秀なドクターは身体のバランスが崩れている事を書いている本を出版しています。

 

僕がここ最近で参考にさせていただいた本は
・姿勢と動きの「なぜ」が分かる本 土屋真人著
・弱った体がよみがえる人体力学 井本邦昭著
・腰痛は姿勢を変えるだけでよくなる―腰痛の8割は日常生活の姿勢の悪さが原因で姿勢を変えれば痛みは消える!  中野 昇・中野 達著
です。

・骨盤が後継して腰が前に出て、膝が反ってしまい、上半身の重みがすべて腰に乗っかり、上半身の重みを背骨で分散することが出来ず、腰痛になる人
・腰が前に出てしまい、腰より膝が前に出てしまい、上半身の重みを分散することができず、膝で受け止めてしまうので、膝が痛い人
・頭が前に出てしまい、猫背になり、頭の重みを支えるために僧帽筋が張ってしまい肩の血行が悪くなり、肩こりがひどい。
・肩こり酷く、結構の悪化で原因で偏頭痛が多い。
・腰を上手に使うことができずに、腰椎がずれてしまい神経を圧迫してぎっくり腰になってしまう人
・骨盤まわりが硬く、骨盤が自由に動かずに、背骨に負担がかかり、椎間板ヘルニアになってしまう人

 

現代病と言われているこれらの原因は、身体のバランスが悪くなっていることに起因する。
極論に近いですが、このくらいに僕はとらえています。

 

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右の図は現代人に多い姿勢をを表した図です。
A 正しい理想的なポジション
B お腹が前に出てしまし、さらに首が前に出て軸がずれている
C 足のつま先で常に立っているので、前につんのめった状態。骨盤が寝て(後傾)しまい背骨が真っ直ぐになってしまっている
D 骨盤が後継して、軸がズレ、お腹が前に出て首も前に出てしまっている
日本人は一般的にCとD、C+Dの混ざった状態のパターンが多く見受けられます。
サーフィンは究極のバランスのスポーツです。
崩れているバランスでサーフィンしても思うように身体は動きません。
日常から崩れているものをサーフィンする時だけ治せばいいじゃんって思うかもしれませんが、普段出来ない事がサーフィンする時だけ出来る事は100%あり得ないと断言できます。普段出来ないのですからね。
あなたの崩れているバランスを状態を正常に近づける事で、各関節はスムーズに動き始め、身体が軽くなっていき、バランスが取りやすくなり、サーフィンの調子が上がって行きます。
だから、身体のバランスを整える事が必要なのです。

 

 

職場ではデスクトップからラップトップに変わり、携帯電話やスマートホンを移動中に常にいじっている事が多くなっていますよね。
ラップトップは顔が下を向き、自然と頭が前に出てしまい、腰を丸めるようにして座ってしまいます。
スマートホンなどを見てる時にも頭が前に出てしまい、腰が前の方に出てしまいます。
進みすぎたバリアフリー、世の中が便利になってしまい、常に誰かと繋がっていたい、移動中はゲームをする・・・
バランスを必要とする機会が激減し、バランスを意識しなくても生きている日本になっているんです。

 

バランス、バランス、バランス

サーフィンは全てにシチュエーションにおいて、バランスを必要とされる究極のバランススポーツだと僕は思います。
パドリング、テイクオフ、ライディング、ウォーキング、ノーズライド、エアー、ローラーコースターやリッピング等での着地。
これら全てにバランスが問われますよね。

 

理想のバランス・・・・

これを知っていると知っていないでは、サーフィンをラクにする、技をメイクするアドバンテージは大きく違うと思いませんか?
・パドリングの時のベストなバランス
・ボトムターンに入る前のベストな体のバランス
・テイクオフの時のバストなバランス
・トップアクションの時のベストなバランス
これらを全て精度高く行うことができる人が、世界のトップサーファーです。

この様々なアクションをする際に、自分の身体のバランスが崩れていたらどうでしょう?
普段から崩れているバランスをサーフィンの時だけ治すことは出来るのでしょうか。
僕は100%出来ないと断言出来ます。
ベストな身体のバランスを知らなければ、そのバランスなることが出来ない。
陸でベストなバランスが出来なければ、サーフィンの時にベストなバランスを保つことは出来ないはずですよね。

 

P.S.

先日からご要望にお応えして、再度開始したフラグシップモデルのR7スペシャルエディションが
3回払いに対応しました。
先着限定13名様のみが割り引きでオーダー出来ます。

R7 Special Edition

 

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