誰も教えてくれない、ウエットスーツを選ぶ残酷な基準

【第1回】誰も教えてくれない、ウエットスーツを選ぶ残酷な基準

こんにちは、Rev.wetsuitsの林です!
ウエットスーツメーカーなのに、
サーフィンのテクニックばっかりじゃぁ~
なんなので

 

「誰も教えてくれない、ウエットスーツを選ぶ残酷な基準 」

をシリーズ化してお送りしたいと思います。

 

このシリーズでは、
シーズンやエリアでどのウエットスーツを着たらよいか?
なんて事は書きません。

 

そんなのは他のサイトやカタログ号を買って読んで下さい。
そこには書かれていない現実や残酷な真実を書いてゆきます。

 

さてさて、それでは第1回スタートです。

 

 

長袖のウエットスーツを着ると、
一気にパドリングが辛くなる、動きにくくなる

 

あなたはこう思っていませんか?

 

これらが十数年も解決されないのは、日本のウエットスーツが全く進化していないからなんです。
もう、既に海外のウエットスーツに日本のウエットスーツは抜かれてしまっています。

 

日本は、縫製技術と素材の開発に力を入れて来ました。
その為、縫製技術と素材は世界のトップレベルなのは間違いありません。

 

しかし、パーツのレイアウトや細かい部分の作り込みなどの技術面では
完全に日本は世界から置いてかれてる事実があります。

 

例えば、手首や足首の作り込み。
日本は切りっぱなしや、丸く淵が加工されていますよね。
R社では、淵の部分が波状にカットされていて、フィット感が向上しています。

 

脇のパーツの場合は
日本は前後2〜3枚のパネルに分かれている。
海外は、脇のパーツは1枚で作られている。

 

ウエットスーツを寝せておいた場合
日本の場合は腕が下がっている状態で胴回りがやたらと太い
海外はバンザイしている状態で、人間の体型に近い状態

 

この事実をメーカーは無視し、日本が世界でNo.1とアグラをかいています。
また、メディアも無視しています。
むしろ、見ようともしていないのです。
既に、遅れているのに。

 

もしかしたら、知らないのかもしれません・・・

 

 

低価格化と生産効率を追求した結果・・・

デフレになり、量販店がどんどん低価格の商品を出して沢山の量を売るようになり、サーフショップもできるだけ安い商品じゃないと売れないという思い込みとセールス力不足、メーカーから発売される商品はどれも同じで、差が無い状態が続いています。
その結果、低価格化がどんどん進み、生産効率を追求しないと利益が出ないという負のスパイラルに陥りました。

 

そして、どんどんと1つ1つのパーツが大きくなり、製作工程が簡略化されました。
その結果、何が起きたかというと

・ウエットスーツのシルエットがダボダボになっている
・あなたの身体のバランスを崩す
・クオリティの低下

このようなことが起きています。

 

あなたの冬のウエットスーツを取り出してみてください。
そして、ハンガーに掛けて吊るしてみた時に、以下のことが当てはまりませんか??

・胴周りがダボダボしていて、ズンドウになっている
・腕が真っ直ぐになっている
・ウエットスーツが自分のスタイルとぜんぜん違う体型になっている

たった3つの項目ですが、どれか1つでも当てはまるならばそれは、
確実にあなたのサーフィンを辛くしている事は間違いないでしょう。

 

今ではネックエントリーが注目されていますが、
それだけでは長袖のウエットを着るとパドリングが辛くなる、動きにくくなる
という事実は解消されません。

 

それは何故なら、・・・

(つづく)

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