こんにちは、サーフコーチの林です。
館山のRPCから、、、
今日は良い波になる時に現れる
ボトムライン(BL)が中々見えない・・・
この原因と改善方法についてシェアしたいと思います。
BLがあらわれる波は良い波になってロングライド出来るという共通する特徴があります。
波に乗るのに波が分からず見えてなければ、波に乗る本数は増えないし良い波に乗ることも出来ません。
結果、アクションしたくても適当に選ばず波に乗るので、アクション出来る波も選べないということですね。
選んでいるつもりでも曖昧なのか?明確なのか?で大きく変わりますよね。
リップの練習をしたいという目的があるとします
- 来た波に乗るのか?
- 良い波に乗るのか?
- リップ出来る波を選ぶのか?
選ぶ波は変わりますよね。
この目的を明確にするのと、選ぶ波は「良い波」ではなく「リップ出来る波」を選びますよね。
今日の本題にもつながるんですが、その入るラウンドのBLが見える波を見つけて乗るようということがもの凄く重要です。
さらっと書いていますが、そのラウンドのゴールの設定をするか?しないか?
そして、そのゴールに対してコミットするかしないか?が出来るようになるのかを左右します。
ゴールの設定が曖昧でコミットしないと、海に入っている途中でゴールが変わってしまい、何をやるんだっけ?ってという結果になってしまいます。
仕事と一緒ですね^^
ボトムラインが見えない3つの原因
サーフコーチングをしててボトムラインが見えるようにならない、共通する原因が3つあります。
- 波を見る精度が低い
- BLをみつけるステップが間違っている
- 波を取りに行く時の目線が悪い
それぞれを具体的に分析して改善方法を書いていきますね。
波を見る精度が低い
波を見る精度が低い人は、点でしか波を見ていません。
その結果、波を見ようとしても色々な所に視点が飛ぶので、波を見る精度が低くなってしまいます。
うねり全体、ピーク、セクション、ショルダー、ボトム。
そしてパワーゾーン。
その次ぎにBL。
広く全体を見てから、それぞれ細かく見るようにしてゆくと波が見えるようになって行きます。
BLが出来る波と出来ない波の違いは?
BLがあらわれない波とあらわれない波があるので、この違いを把握する。
これを把握し生きましょう
BLをみつけるステップが間違っている
ピークがここだと決めつけて、最初からBLを見ようとしている事が多いです。
あとは、乗ろうとしている波で見つけようとしている。
これはBLを見つけるプロセスが間違っています。
前述した波を見る精度が低いと関係してます。
精度が低いのは波を見ている回数と質が悪いからです。
波待ちしているとき、乗らない波や他のバンクで割れる波をみて、どういう状態時にBLが見えるのか?これを見つけて行くことから始めないと、波を取りに行く時にBLは見えるようになりません。
波待ちしている時に沖を見ているだけじゃなくて、色々な所で割れる波をうねりが入ってくる所から見るようにしてみてください。
- うねりの端から端まで見る
- ピークを見つける
- パワーゾーンを把握
- ボトムラインを見つける
コレを常にやり、あなたが乗ろうとする波でBLを見つける練習をしてみてください。
波を取りに行くときに、目線が色々と飛んでいる事が多い。
ピークを見て、パドルしている所の少し先を見て、ピークをみて、ここで割れるだろうという所を予測した所を見て、
またピークを見て?あれ?ピーク何処だっけ?
こんな風になるパターン、もの凄く多いですね。
ピークをロストすると言ってるんですが、目線が飛ぶとピークを見失いやすくなります。
改善方法は簡単です。
ピークのパワーゾーンにセットするまで目線を離さないようにする。
これを徹底的に意識すると、BLが見えるようになります。
さらに、ブレイクの前後感のズレも解消する事が出来ます。
波を取りに行く時にあなたがどういう目線の動きがあるのか?
是非モニタリングしてみてくださいね
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