トレーニング

8月2日のPSTサーフィントレーニング講座

こんにちわ、Rev.の林です。
トレーニング講座の様子をBLOGで書いたことなかったので、ちょこちょこと書いてゆこうと思います。
初回なので、各トレーニングの概要を書いて行くので結構長いです(笑
毎週木曜日に開催している、フィジカルセンストレーニング講座。

まずは身体のバランスを整える事から。

昔と比べてバリアフリーが増えて、坂道やバランス感覚を必要とするデコボコとした所は非常に減りました。
さらに、現代はPCやスマートフォン等を見る機会が多く、顔が前に出てしまい姿勢が非常に悪くなっているのです。
姿勢を良くするためには、身体全体のバランスを整えてあげることがポイントになってきます。
バランスを必要としない為に、インナーマッスルを使わなくなりアウターマッスルのみで動いてしまっている方が殆ど。

最初に上半身。

アウターの張ってしまっているのを解し、インナーとアウターのバランスをイーブンにしてゆきます。
そして、肩周りの硬くなってしまっている筋肉を優しく解し、理想的な上半身のバランスへと整えてゆきます。

右半身を弛めた状態。

次に下半身。

下半身を弛め、身体全体をほぐして行きます。

人間は1日14時間位は起きた状態です。起きた状態を続けているので、背骨が詰まってしまい上半身の動きが悪くなっています。
その詰まっている背骨元に戻し、上半身が気持ち良くスムーズに動く様に寝ながら上半身の詰まりを解消して行くエクササイズを行います。
腰周りも硬くなっているので、下半身のインナーを使い腰周りを解すエクササイズをして、次にふくらはぎの張り、足首が硬くなっているのを解してゆきます。このエクササイズでも、腰周り・上半身が同時に解れて行きます。
その後、最後に身体全体を解すエクササイズを。

この身体のバランスを整える事で、理想的なバランスの良い状態に持って行くことが出来ます。
実際は1回の受講では、理想的なバランスに持って行くことは難しいので、自分の思っている感覚と理想的なバランスとのズレを理解し、その修正を何度も繰り返し自分のセンサーの精度を高めてゆきます。

サーフィンはバランスのスポーツ

サーフィンはバランスのスポーツなので、身体のバランスが悪い状態でサーフィンしても上手くなりませんし、陸トレしてもなかなか上手く出来ないのが事実です。
なので、まずは身体のメンテナンスを行ってからトレーニングを行っています。
メンテナンスをしないと言うことは、ボロボロで錆びてオイルが足りなく、壊れる寸前の車に乗るようなものですよね。

そして、トレーニングを開始

まずはテイクオフ体操から。

テイクオフ体操の精度を高めると、テイクオフで加速しついでにターンも出来るようになります。
パーリングやワイプアウトといったミスも減り、波に置いて行かれる、失速するという事も減って行くようになります。
今回はかく動作を連射で撮り、どこにウィークポイントがあり、なぜそうなっているかをアドバイス。
そして、もっと動きやすいバランスのアドバイスも。
この時に、ウィークポイントは何につながるかも解説しています。
テイクオフはライディングの全ての始まりであり、その精度の高さでライディングの良し悪しが決まると言っても過言ではありません。
なので、このテイクオフ体操の精度を上げる事は凄く重要なのですね〜

テイクオフ体操のトレーニング

次にバランススティック。

このバランススティックに乗っり、自分のセンター(軸)をしっかりと作るトレーニングをします。
センターがなければ、スピードも出なければターンも加速しませ〜ん!
このセンターの意識が無い状態でサーフィンしている方が非常に多いのが現実ですね・・・
形や動作を意識してしまい、肝心なセンターバランスが無い。
このセンターの意識が無ければ、ターンしていても転ぶし失敗もします。

バランススティックの基礎練習

ライディングの時のどの位頭がずれているかをチェック

 

水平バランス。

パドリングしている時にノーズが上がっている状態でパドリングしている人が非常に多いんです。
ノーズが上がっていると、ボードの前に太い丸太がある状態でパドリングしているのと同じですよね。実際大きな抵抗になって、パドリングが疲れる原因の一つがコレです。また、波に置いて行かれる、なかなか乗れないなどの原因もコレですね( ;谷)
足を揃えて背中を反ると、腰に負担が掛かり、ヒザが支店となるのでノーズが上がる原因にもなります。
そして背中を反ることは、広背筋等の大きな筋肉をロックするので、肩でしかパドリングできなくなる。
これが肩がパンパンになる原因であり、腰痛になる原因です。

水平バランスをチェック。

身体の中心はおへそです、そのおへその位置がずれているとノーズが上がる原因になります。
この水平バランスを高め、腹ばいになった時の中心「おへそ」の位置を正確にすることで、ボードが水平になり、簡単に波に乗れ、パドリングもラクになって行きます。

今回のトレーニング講座はここまでした。
この他に、パドリングやボードバランスなど色々と各自の課題にあわせてトレーニングして行きます。

次からは、どの様なアドバイスを行いトレーニングをして行くかなどを書いて行きたいと思います!

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