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速い人のスピードの違いは何処にある?

こんにちは、サーフコーチの林です。
方南町のShowRoomから、、、

ライディングしててめっちゃスピードの出ている人いますよね?
その人ってアップスでスピードを付けているから速いって思われがちですが、それは違います。

違いは

・波の力をスピードに変える基本フォーム
・目線
・波のどこにいるか?

この3つの要素が身についているからです。

基本フォームや目線は結構書いているの省略しますが
波のどこにいるか?について今日は書いていきます。

波の何処にいるのかで変わるスピード

波のどこにいるか?
これで大きく変わるのがスピードです。

1.ポケット(パワーゾーン)の中腹〜上部にいるのか?
2.ポケットでスープの近くにいて、ボトムにいるのか?
3.それともポケットの外れのショルダー近くにいるのか?

大まかに分けると3パターン位に分かれます。

テイクオフしたらアップスでスピードを付けるってセオリーありますが
それやっていると波の上部かショルダーにいるクセが付いてしまい
ポケットの深い所にいる事が出来ません。

※ポケットの深い所はスープの近くのボトムです。

テイクオフしたらアップスでスピードを付けるのではなく
テイクオフで最大限にスピードを付けておく必要がありますね。

スピードの出ている人はポケットの深い所にいて、波がスピードを付けてくれています。
一方、スピードのない人は、ポケットから外れているのでスピードが出ていない・・・
という事になります。

走りすぎてポケットから外れショルダーにいる人は、アクションがいれられない。
という原因になります。
また、スピードが出ている人はアップスをそんなにしていません。
常にポケットにいる為にはそこまで必要ないって事でもあります。

下の4枚の写真をみると、かなりスープに近い位置にいますよね。

DSC05193_wm DSC05271_wm DSC05119_wm DSC05459_wm

自分が波のどこにいるのかを意識する事が大事

じゃぁ、どうやって自分がいる位置を確かめるの?
それは、斜めに目線を下ろしニュートラルバランスでボトムにおりてからフェイス全体を見てください。
ボトムに降りるとフェイス全体が見えるようになります。

コツはボトムに目線を落とす

常にリップを見ている、ショルダーのかなり先を見ているとフェイスを把握できません。
まずは斜め45度位下に目線を落としてみてください。
そうするとボトムに降りる事が出来ます。

そこからどの位角度までボトムに降りられるのか?
を探してみてください。
刺さってしまったり、失速してしまったり、つかまってしまったり・・・
って失敗したら、次ぎの1本でアジャストしましょう。

ポケットの奥深くにいるとつかまってしまう?

それは、常時リップを見ているからか、基本フォームのニュートラルバランスが
出来ていないから波が押してくれない事が多いです。
まずは何処を見ているのか?これをコントロールしてみてください。
これだけで大きくスピードがかわります。

 

スピードが出る3要素の練習方法

1.波の力をスピードに変える基本フォーム

 陸上で鏡を見ながら+サーフスケートを取り入れると効果的

2.目線

 サーフスケートで目線でリードをする練習をし、海での実践

3.波のどこにいるか?

 海での実践

全体の8割を陸での練習にすると、サーフィンにかなり効果が出ますよ。
最近では結構広まっていますが、陸で出来ない事は海でも出来ないので^^

 

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