こんにちは、
体軸サーフコーチ・セラピストの林です。
@RPCから、、、
年始1発目の記事は、ディープに行きたいと思います^^
スポーツの上達では練習に欠かせない考え方になります。
辛口な表現もありますが、意外とこれを考えられているコーチやトレーナーって少ないという事実があります。
ちょっと難しい言葉が最初に出て来るかもしれませんが、分かりやすく解説していきますので是非最後まで読んでくださいね。
上手くなるセオリーがわかると思います。
興味の無い人は、直ぐにこのページを閉じてくださいね(笑
上手くならない人に共通する事は
動作に慣れた
↓
出来るようになったと勘違いし、ここで止めてしまう。
出来るようになり、その練習を止めてしまい、
しばらくすると最近イマイチよくないな・・・
何でだろう??教わったとおりにやっているんだけどな〜。
ってなります。
なんとなく思い当たる節、あるのでは無いでしょうか??
出来るようになったと思い、練習を止めてしまうと段々と元の感覚に戻ってしまいます。
やってるようで実は出来てないという・・・
ダイエットで言う、リバウンドみたいな感じです。
僕もこの記事を書きながら、幾つか思い当たる節がありますね〜^^;
上手くなる人人に共通する事は
動作に慣れた
↓
各要素を分解し、精度を上げる練習をしてゆく。
スポーツでの精度を上げるとは??
色々な要素を関係主義的に捉えて、練習の精度を上げて行くという事です。
多くの人が要素主義におちいり、1つの要素だけを意識して練習しています。
もちろん、初期の慣れるという段階ではやるべき事です。
しかし、慣れてきたらそれ以外の要素も関係し影響を及ぼしているので、取り入れる事が必要です。
これが精度を上げて行くという事になります。
動作という要素には
軸、カラダの使い方・意識、カラダの使うプロセス、形(カタ)、重心と支点、筋出力、身体意識、脳の状態、視線、イメージ・呼吸
などなど・・・
これら色々な要素が絡まり合うように全てが関係しています。
どれか1つだけでやってても上手くいかないのは、これらの関係性が抜けているからです。
そしてサーフィンの場合は、波という要素が関係してきますよね。
波という要素には
うねり、バンク、パワーゾーン、目線、波をどの方向で使うか?という意識、対抗運動と平行運動、ターンする場所と加速する場所、などなど・・・
これらがあり、全てが絡まり合うように関係しています。
どれか1つの要素だけでは成り立っていません。
仕事でもベテランになると、どんな要素があるのか?という前提条件、そしてどの様な関係性があるのか?これを理解していますよね。
しかし、新人の時って前提条件の要素と関係性が分からないので、中々上手く出来ません。
前提条件の要素が分かっていても関係性を理解していないので、どれか1つの要素に集中してしまいがちです。
失敗をして経験を積むことで前提条件となる要素の関係性がわかり、ベテランになってゆきます。
テイクオフならば
- テイクオフ後のゴールのイメージ
- 動作
プロセス
インナーマッスルを使う
インナーユニットから動く
立甲させ脇を使う
股関節を使い、ヒザのたたみ込みをスムーズにする - 支点と重心の移動
- 視線
- 波のイメージと波を使う位置
これらの要素を陸トレで絡めていくことが必要です。
例えば、腕を伸ばしボードを押し込む動作の場合
- 運動の方向性か?(上へか下へか?の方向性か)
- 支点揺動と重心移動
- みぞおちと股関節の使い方
- 脇を使うための手の乗る位置と手を着く位置
- アウターを使わないための初動と腕の伸ばし方(肘の内外旋)
- アゴの位置
- 舌の状態
- 視線
- 呼吸
- 波の何処でどの様にボードが進んでいるのか?
腕を伸ばしボードを押し込むというたった1つの動作には、これらの要素が絡み合って成り立っています。
1つの動作を細分化し、各要素の精度を上げて関係性を理解して行く事で、上手くいかなかった時に何がズレたのか?が瞬時に分かるようになります。
もちろん、サーフィンの動作の練習をする以前に、カラダの基本的な使い方も同様にあるので、カラダの使い方の精度が高く出来ているとサーフィンでの動作での落とし込みが最終的に速くなります。
なぜなら、基本的なカラダの使い方があっての競技動作が積み上がるからです。
まずは、第一段階として動作に慣れる。
そして第二段階は、細分化し様々な要素の繋がりを意識して精度を上げてゆく。
是非これらを意識してみてくださいね^^
P.S.
この辺は、新プログラムのバイオロジック・テイクオフの講座で詳しく説明してゆきたいと思います。
近日β番からローンチできると思いますので、お楽しみに^^