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ピークに入ってるのにテイクオフが遅い

こんにちわ、サーフコーチの林です。
館山のRPCから、、、

宮崎BootCamp1週間に3日間のセミナーが終わって
今日から通常モードです。

来月の9日からAUSに行くので
2/20(月)でパフォーマンスインナーの
オーダーを締め切ります

パフォーマンス・インナー

さて、今日の本題です

ピークに入ってるのにテイクオフが遅いなぁ〜

って感じているなら、コレをやるともの凄く効きます。

僕も、テイクオフが遅いとかノーズが上がるとか
感じたらこのエクササイズをやっています。

ピークに入ってるのにテイクオフが遅い
って感じている時に多いのが

ピークに入ったと思いパドルで波に乗ろうとしてしまう。

その結果、次ぎ3パターンをよく見かけます、、、

まずは、ピークに入ってパドルしている時に
上半身が反って戻って・・・って動作を
繰り返してしまいノーズが上下してしまう。
パドル毎に上半身が反ったり戻ったりって動き。

波のパワーを感じて、無意識に上半身を沿ってしまう。
その結果両足が上がってしまい、シャチホコ状態になり
テイクオフが送れてしまう・・・

ピークにセットしたら背中を反って
パドルをしてるのでノーズが上がる。

要はノーズが上がってしまう動作を無意識で
やってしまっている場合があります。
本人は全然気付いて無い事が多いです。

乗る事に意識を持って行かれ、背中を反っているので
アウター優位になり筋肉のセンサーが働かなくなっています。

改善方法はノーズが上がらないように
胸でおさえるようにしてみたり、アゴを少し下げる意識にしてみる。

※アゴをボードに付けるのはオススメしません。
視界が狭くなるのと真っ正面を向いてしまい、
ボードが滑り始めた時点で進行方向を見るのが送れるから。

 

これだけでかなり改善出来るんですけど・・・
前述3パターンの場合、

心理的に「パドルで波に乗る」という人に多い傾向があります。

テイクオフはどれだけ波の力を使うか?
なんですけど、ピークをどれだけ引き寄せるか?
これがポイントになって来ます。

段々とレベルが上がってくると
ピークを引き寄せるからピークを迎えに行き捉える
に変わってゆきます。

ピークってパワーゾーンの一部で
ここから乗らないと波のパワーを使えません。
ピークからズレているとパドルで乗ろうとしてしまい
ノーズの上下が起きてしまっています。

波のパワーを使うためにも、
一度インサイドのスープ波に乗ってみると、
面白い体験をする事が出来ます。

スープでもどんな波がボードを押してくれるのか?
→ウェーブマネージメントの基礎

どこまでスープを見ていると、波がボードを押してくれているのか?
→ピークと自分の距離感

ボードの何処に乗ると最もスムーズにスピードが出るのか?
→ボードのセンター合わせ

これらが理解出来ます。

どれだけ波がスピードを付けてくれるのか?
この体験をすることで、「パドルで乗る」から「波の力を使って乗る」
概念を変えることが出来ます。

特にどこまでスープを見て波に乗るのか?

これはパドルせずに2〜3歩歩いて波のスピードに合わせるのがポイントです。
止まっていたら置いてかれるか、テールを持ち上げられてノーズが刺さります。
多くの人が、スープとの距離が2m位あるのにボードに乗ってしまいます。
波は速いと焦っている証拠です。
スープと自分のカラダが0になる位まで、スープを見ている事が重要です。
この事で2〜3歩のノーパドルでスープに乗る事が出来ます。

ボードに乗ったらパドルしないようにする。
これを意識しながらやると、どれだけスープを見ておく必要があるか?
どれだけ波を引きつけると波の力を使えるのか?
これらが分かるようになります。

ちなみに僕は調子がイマイチおかしいな〜って
思う時はこのホワイトウォーターのエクササイズをやって調子を戻しています。
オススメなので是非やってみてください^^

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