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パドルの速さは体幹を連動さるのがコツ

こんにちわ、サーフコーチの林です。
館山の自宅から、、、

パドルで腕の動きを体幹と連動させるには
みぞおちを弛めておくことがポイントです。

みぞおちを固めたり、腹筋に力が入った状態になると
インナーマッスルの横隔膜に力が入り
その瞬間に立甲を使ったパドルをしてても
立甲が解除されて、横隔膜で上下が分断されてしまいます。

※立甲はインナーマッスルを優位にしてないと出来ないです

特にテイクオフでのパドルは「みぞおちを固めない」

がもの凄く重要になってきます。

みぞおちを固めずにパドルしていると
テイクオフでのグイ押しや両足を持ってくるときに
スーッと体幹を連動させた動作をする事が出来ます。

一方、みぞおちに力が入った状態だと

リフティング・フォースを使ったテイクオフをすると
反射的に上半身と両足が上がりバランスを保とうとしてしまいます。
その結果、テイクオフが遅くなります。

今日、海で色々と試してみたんですけど
お尻の臀筋に力が入ったり、腕でパドルしたり、
大腿四頭筋に力が入ったり、みぞおちに力が入った
瞬間にパドルが本当に遅くなります。

それは横隔膜で上下インナーマッスルの筋連鎖が
解除されてしまうからです。

今日のサーフィンは久々にPUの27Lのゴーストに乗っていたので
力の伝わり具合や筋肉の連動具合がよく分かりました。

最近はFOXの32LでEPSに乗っていたので浮力が少ないから、
もの凄く体幹が連動しているかしていなかを感じる事が出来ました。

この辺も考えると、週1回〜2回サーフィンに行く方は
オーバーフローのボードに乗っていた方が絶対良いわけですよね。

浮力が無いとパドルは進まないから
オーバーフローの方がパドルもラクになるし
ボードも進みます。

インナーマッスルを連動させてパドルしろ
っていわれていきなり出来ませんからね。

パドルしている時は常にみぞおちを固めないようにする

・おへそでバランス取る
・背中を反る
・足を閉じる
・足を広げる

これらは、みぞおちを固める原因になります。
おへそでバランスを取ってもみぞおちを固めないようにする事が出来ますが
かなりコツがいるので、みぞおちでバランスを取った方が早くモノにする事が出来ます。
みぞおちでバランスを取っているからみぞおちに意識を持って行きやすいですよね。

みぞおちでバランスを取って、柔らかく保つのがコツ

その他のサーフィンの動作でも、
みぞおちは固めないことが重要になって来ます。
まずはみぞおちを固めないようにパドルしてみると良いと思います。
これだけでもかなりパドルのパワーを感じる事が出来るはずです。

波待ちしているときや海に入る前に
みぞおちを軽く押してみると
意識が上がるのでオススメです。

 

PS.体幹を連動させるパドリングのコツ

→コレがオススメです

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