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テイクオフの外せないセオリー

こんにちは、サーフコーチの林です。
館山のRPCから、、、

土日に体軸セラピスト養成講座LV2の前半を受けてきました。
新しい事を学び身につけるのは、やはり脳を使いますね。
結構、脳疲労MAXでしたね〜^^;
サーフコーチングしてても脳疲労はかなりあります^^;
2日連続やると、脳疲労MAXで翌日は何も出来ません、、、

 

今回はTLという手法を使って、エラーがある箇所を階層で診断していくために使います。
例えば、肩の動きが悪い症状に対してTLで何処に原因があるか?探って行きます。
背骨を上から順に見て行き、一番の原因を探す事が出来ます。
そのエラーのある箇所に対してアプローチして行くって感じです。

家に帰ってから、奥さんの左肩甲骨の内側が痛い症状をTLを使って診断してみました。
そしたら頸椎の3・4番にエラーが出ていたので、頸椎の4番にアプローチしたら、イッテェ〜って言いながら即落ちていました。
そして軸が通る腰椎の5番を調整したら、かなり良くなってラクになったそうです。

ちなみに、このTLをサーフィン中に使ってみました^^
この波は良い波になるか?どこのピークから乗ると良い波になるか?
とかとか、色々とTLを使ってたたき込んでいます。

そういえば、僕の古くからの知り合いの歯医者さんも治療でTLを使っているって言ってましたね^^

 

話は変わって最近、ずっと波がある状態が続いている南房総です。
頭位で大きめのセットが頭オーバー位かな。
場所によっては頭半位の波もありました。

今日はサーフコーチングの半年コースだったのですが、
飛行機の関係で来られない方が居たので振替にしてフリーサーフィンしてきました。
サイズは頭位に下がってパワーも落ちたので、躊躇無くリップアクションできて、結構良い波で楽しめましたよ^^v

最近海でよく見かける光景が、、、

サイズが上がると、波が速いと思ってテイクオフのパドルで進行方向にノーズを向けてパドルしてる人多いですね。
その結果テイクオフが遅いので、なかなか波に乗れていません。

テイクオフすべきパワーゾーンから逃げるようにしてパドルしているので、ピークからセクションまでがつながるときにテイクオフするので、テイクオフ動作の時間的なマージンが無くなってしまっています。
下の写真のピークの左側にいる人がまさにそうですね。

ピークの芯を捉えてテイクオフすると、波がブレイクする前にテイクオフ出来るようになります。
ちなみに、波はピークとセクションがつながるように割れるので、セクションにアプローチする事で1stアクションが成功します。


ピークからセクションがつながるように割れる例

 

テイクオフの外せないセオリー

ピークの芯に合わせ、ボードをうねりに対して垂直にする。
うねりに対して垂直に合わせる事で、最大の推進力を得ることが出来ます。
テイクオフのセオリーで重要な要素ですね。

そして、ピークの芯のボトムにセットします。
そうすると、波が海底にあたって発生するリフティング・フォースを使うのでボードを持ち上げてくれます。
コレが出来ると波の中腹で2〜3回のパドルだけでテイクオフできます。

更にノーズを下げておくと、波が進む力も使えブレイクとシンクロすることが出来ます。
シンクロすることでブレイクに合わせる事が出来るので、テイクオフも掘れてくるまで待つことも出来ます。
速いブレイクならボードが加速し始めたら進行方向にノーズを向けることで抜けられるようになります。

パドルだけで乗ろうとすると、ピークを外していることが多いので乗れなかったりします。
さらには、波とシンクロしていないので、テイクオフを早くしすぎてしまい走りすぎてしまう事も多いです。
要は、掘れてくるまえにテイクオフしてしまうので走ってスピードを付けてしまうということですね。

あとは、頭が真っ白になるのとテイクオフの動作も一瞬になってしまい、ライディングの動作で何をやるのか?
目線をどうコントロールするのか?これらが出来ないので、なかなか上達しません。

 

どんな波でも2〜3回のパドルでテイクオフ出来るように、ピークのどこに合わせるのか?
これを意識してやってみてくださいね。

結構、初歩的で地味な所なんですが、ここをブラシュアップすることで上達の基礎固めが出来ます。
これを20分間隔で意識してやって、毎回どこに合わせていたか?これを確認する事をオススメします。
どこに合わせていたか?分からないなら見ていない証拠なので、もっとピークを見続けるようにしてみましょう。

 

PS.良い波に乗ってテイクオフで余裕を持つためには
どうしたらイイと思いますか?

なぜ、テイクオフが一瞬になるのか?
テイクオフ後に失速してしまう原因は何処にあるのか?
どんな波を選ぶとロングライド出来るようになるのか?
これらの原因が分からなければ、
残念ながらあなたのテイクオフは永遠に変わることはありません。

・波には乗れるけどテイクオフが一瞬で、その後何も出来ない
・テイクオフ後に失速してしまう
・思うように波に合わせる事が出来ない
・なかなかロングライド出来ない
・なかなか良い波に乗れない

こんな悩みを抱えている方に共通する、ある間違いがあります。

テイクオフで余裕がある人や気持ちよさそうに
ロングライドしている人はどうやっているのか?
このメカニズムが分かるようになり、身につける事が出来ます。

サーフィンが一番変わるきっかけをつかめ、テイクオフが一瞬からスローモーションに変わり加速する
→サーフコーチングテイクオフ上級編
9/24(日)残2名さま

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