コラム

テイクオフでボードはいつ進行方向に向ける?

こんにちは、サーフコーチの林です。

テイクオフでボードはいつ進行方向に向ける?

これが今日のテーマです。

テイクオフでいかにボードを走らせる事が出来るか?
これってテイクオフでは重要なポイントですよね。

必ずテイクオフでスピードが出ている人って
うねりの前に出るまでは、うねりに対して90度の角度になっています。

ここ、超大事なのでもう一度書きますね。
うねりの前に出るまでは90度です。
これ鉄則です。

うねりの前に出るまで、進行方向や横に向けてボードは向けてません。
なぜなら、理由は2つあります。

1.一番パワーゾーンから自ら出てしまうので、ボードが走らずうねりの前に出られないから、なかなかテイクオフ出来ない

2.波のリフティングフォースを最も広い面積で受ける事が出来ないので、プレーニングが起きずにボードが走らない

こんな理由があります。

※プレーニングとはサーフボードのボトムにノーズ側からテールまで水が流れる事によって揚力が発生し、ボードがスーッと抵抗なく走っている状態のことです。

結論を書くと、どんなに速い波でもうねりの前に出てから進行方向にボードを向けるのが基本です。
ブレイクが速いからといって、最初から進行方向にボードを向けていればスピードは付きません。

ワイドなブレイクが抜けられない人ほど、見ている場所が悪いです。
テイクオフでボードが走っているときには、何処を見るのか?
それは、フェイスの掘れている場所のボトムの端です。
ここを見ていくのが基本です。

この動画で詳しく解説しています

 

 

 

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