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テイクオフでフォースリフト使えてる?

こんにちは、サーフコーチの林です。
館山のRPCから、、、

 

今日は風がビュービューなので
サーフコーチングが延期になってしまいました〜^^;
館山は明日まで風が強いッぽいですね。

最近、キッズとかジュニアのサーファーを海でよく見かけるので観察しているのですが、
テイクオフでフォースリフトを使っている人殆どいないですね。

パドルでスピードを付けて波に乗る。
コレしか出来ないので、余裕が無いんですよね。

テイクオフで余裕が出来れば、ライディングでも余裕が生まれます。
けれどいっぱいいっぱい。
まだ若いからカラダが動くから、何とかサーフィンは出来ていますけどね。

 

今から12年位前の27歳位の夏だったと思います。
僕のプロの先輩鳥海君と初めて一緒に入った時の事です。

茨城の鉾田北部のポイントでサーフィンしていました。
その日はサイズは胸肩に面ツルのコンディション。
バンクも幾つかあり、ガラガラで空いていました。

僕の友達と鳥海君とその後輩と一緒に入ってて、
入って早々に鳥海君がバンクの奥の深い所から
超余裕な涼しい表情で2〜3回のパドルでテイクオフを見たときは
「え〜〜〜!何そのテイクオフ!」
って思ったのを今でも鮮明に覚えています。

しかも、テイクオフでの加速も半端なくて
何そのスピードって!スピード違反でしょ!って感じで
リエントリー、カービング、カットバック、フィニッシュ。
全体のスピードに驚かされたのを覚えています。

ピークの奥から少ないパドルで乗る

ピークの奥から少ないパドルで乗るには波の力を最大限に使う必要があります。

それが、波が海底に当たって割れる時に発生するフォースリフトです。
※リフティングフォースとも言われています。

このフォースリフトは、波がめくり上がる力なのでボードをリフトアップさせてくれます。
デーンレイノルズは、このフォースリフトを使ったテイクオフの感覚を無重力感って表現していますね〜

様々な解説書ではテイクオフはパドルで
スピードを付けるって表現されているので
一生懸命にパドルでスピードを付けようとします。

その結果パドルでスピードを付けて乗るから、
ピークのトップからしたテイクオフ出来ません。
そして、テイクオフした時点で頭は真っ白って要因になります。

このムービーの0.28からのボトムから浮き上がって行く所がまさにそうですね。
これはフォースリフトを使っているからです。

 

実際にサイズの大小関係なくこのフォースリフトを使う事が出来ます。

フォースリフトを使ったテイクオフはテイクオフのスキルのベーシックです。

サーフィンは波のパワーを使うスポーツなので波のパワーをどれだけ使うか?
これがサーフィン上達のキーポイントになってゆきます。

特にテイクオフでどれだけ余裕を持つ事が出来るのか?
は波のパワーをどれだけ使えるかにかかっています。

 

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