サーフィンテクニック

ジュリアン・ウイルソンのラウンドハウス

From:林 英祐
オイル交換中の車屋さんから

 

今日はジュリアン・ウイルソンのラウンドハウスカットバックです。

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この一枚の写真からわかること。

 

まずはフルレールでターンしているから、トラックの太さが半端ない!
なかなかここまで太いトラックを描くのは難しいですよね。

 

このポイントは、まずは力が抜けている事。
力が入っていると、次のアクションにスムーズに移れないし、軸がボードのセンターからテール側に寄り始め、テール重心になる。
サーフィンのどのアクションも力が抜けていることが大前提です。
力が入っていたら、レールが喰ったり、ノーズが上がったりして、確実にスピードは出ないんですよね。

 

その次に前足の膝から下がボードに対して垂直になっている事で、おしりが後ろに下がり水面ギリギリのポジションになる。
この事でボードに対して軸が真っ直ぐになり、遠心力を利用できる。
遠心力を使えるから、このトラックの太さにつながってゆくわけです。

 

この次はどう動いてゆくのか?

右側の骨盤が前に動かしてゆくことで、右膝が内側に入り大きなカーブを描いてゆきます。
骨盤から動くことで肩が骨盤と同じ向きに追従し、そしてその遠心力で腕が動いてきます。

 

重要なのは、そこに至るまでのプロセス

このラインを描くには、この前の動作が重要なんですね。

ボトムターンをしている時も力が抜けていること。
踏ん張ったら失速します。

ボトムからトップに上がるまでに一回ボードが波の面に対してフラットになること。
一度フラットになるから後ろ側のレールが入るようになりますからね。

 

今日の写真もFBからお借りして来ました!
https://www.facebook.com/photo.php?fbid=10151192434848287&set=o.183794367469&type=3&theater
thanx!!

 

明日からGWですね!
楽しんでサーフしてください〜♪

See Ya!!

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