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うねりからテイクオフする方法

こんにちわ、サーフコーチの林です。
館山のRPCから、、、

昨日はライディング編のサーフコーチングだったのですが
台風のために延期、、、

思った以上に平砂浦は持ちこたえてくれていたので
出来たかなぁ〜なんて思ったりしています。

 

さて、今日の本題です。

うねりからテイクオフする方法

です。

僕は正直、ライディングよりもテイクオフが
一番奥深いな〜って思っています。

特にビーチブレイクは始まりのテイクオフが一番重要です。

このテイクオフでスピードを付けて
どれだけ余裕を持つことが出来るか?
がキーポイントになって来ますからね。

その為にはパドルで乗るのではなく、
うねりから少ないパドルで乗る事出来る
スキルを身につける必要があります。

その結果、ライディングに余裕が生まれるからです。
テイクオフを制する者はサーフィンを制す。
ですね^^

 

うねりに対して垂直に合わせる

うねりから乗るためにはボードをうねりに対して垂直に合わせる必要があります。

ボードが進行方向に向いていると、波が持つ2つのフォースLF(リフティング・フォース)と
BF(ブレイキング・フォース)を最大限活用することが出来ません。

ワイドなブレイクだったり、ブレイクが速かったり、
ブレイクと一緒にテイクオフする場合は進行方向に向けておくと、
ボトム面で受けるフォースを減らす事が出来るので吹っ飛ばされずに済みます。

この時、うねりに対してボードを垂直に合わせていると思いっきり吹っ飛ばされますよね。
特にスープからのテイクオフでやると思いっきり吹っ飛ばされます^^;

 

うねりから乗るためにはフォースを使う

うねりから乗るにはパドルではなくて、波のフォースを使わないと乗れません。
パドルで乗ろうとすると、大抵の場合はピークがズレてしまいます。

LFはうねりが海底に当たり波になる時に必ず発生する力です。
下から上へと働く力です。

そして沖からのうねりの波長がLFの波高と=(イコール)になったときに波が割れます
これをBFって個人的に呼んでて水平に働く力ですね。

これらのフォースを最大限に使うためには
ボードをうねりに対して垂直に合わせる事が大切です。

垂直に合わせる事でボードのボトムで波のフォースを
推進力に変換することが出来るようになります。

ピークにセットしたとき進行方向では無く、
うねりに対して垂直に合わせてみてください。

ボードの前側でLFを受けるのでボードがリフトアップ。
テールエリアでBFを受けて後ろから押してくれるので
波とシンクロしたスピードを出す事が出来ます。

フワッと持ち上げられる感覚が無いなら、テイクオフのポジションがズレています。
LFがあるエリアは何処ですか?ボトムですよね^^
LFを使えるエリアを探してみてくださいね。

 

P.S. 明日から新プログラムの募集をします。

優先案内ですでに申し込みがあるので、残り少ないかもしれません。

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