from 林 英祐
吉祥寺のスタバから…
今週末も皆さんにサーフィンのステップアップのヒントやきっかけを伝えられたらと思います。
今日は波に乗る時に、波のどこを漕ぐのか?
これがテーマです。
しばらく前にプロと話してて、これは分かりやすい!って思ったのでシェアしたいと思います。
自分が波に乗る時、波のどこを漕ぐか意識していますか?
ただ漠然と漕いでいるだけでは中々波に乗れません。
波の追いかけ方もすごく重要ですが、波のどこを漕ぐかで波に乗る時のラクさが全然違います。
これを意識することで、ウネリからスーッとテイクオフが出来るようになりますよ。
ほとんどの人は波に乗る時、波のトップの部分を漕いでいます。
しかし、波のトップを漕いでも中々波は押してくれないし、スーッて進んでくれません。
何故なら、波は動いているし、波が盛り上がってくるエネルギー(フォースリフト)を使えないからです。
なかなか波に乗れないというのは、タイミングが悪いというのもあると思いますが、漕いでいる場所が悪いというのが大きな原因でしょう。
実際に波のトップを漕いでいる時は既にスピードがついている必要があります。(※実際には漕ぐのを終えています)
その時にはもうスピードが付いてテイクオフの動作が始まっている場所なのですから。
パドリングは一生懸命に漕げば漕ぐほど力が入り、背中や足に力が入りノーズが上がります。
波に乗る時一回背中を反って力一杯に漕ぐ事は、力みを生みノーズが上がるので波はボードを加速してくれません。
これはテイクオフが遅れる原因ですよね。
さらに、身体の色々な所に力も入るので、スムーズに身体は動かなくなります。
ノーズを下げて、身体の横から後ろの方を漕ぐ。
そして、重要なポイントは波のボトムからミドル付近を漕1~2回漕ぎストロークを段々と小さくして行く。
写真のオレンジで囲んだ辺りを漕ぐように意識します。
この写真の前の段階でオレンジで囲ったエリアを漕ぐと言う事ですね。
そうすれば、波が盛り上がってくるエネルギー(フォースリフト)と波が真っ直ぐに進むエネルギーの両方を使えるようになります。
このどこを漕ぐかでウネリからスーッて乗る事ができるかそうでないかが変わってきますよ。
これを意識して行うだけで、テイクオフ時のパドルが少なくて済みます。
しかも、サイズのある波だとテイクオフが速くなるので、恐怖心もかなり少なくて済むようになりますよ。
この写真は、現在行われているWCTのからのヒートアナライザーをキャプチャーしたものです。
画像はぼやけていますが、どんな波でも基本は一緒です。
この位置で漕ぎ始めれば、波のトップからボトムへ降りる重力もテイクオフで使えるようになり、テイクオフでスピードを付けることがラクに出来るようになります。
次にサーフィンに行ったら是非試してくださいね!
かなり楽になりますよ♪
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