コラム

ライダー江崎のカービングシークエンス

久々のテクニック解説ですね〜

色々とサーフィンポータルサイトを見て回っているのですが、テクニック解説のコーナーをみてもテクニックを解説してるサイトって無いんだなって気付きました。
サーフィン理論を知らないと解説出来ないですよね〜

さて、今回はRev.ライダー江崎のシークエンス。
カービングターンを解説してきます。

基本的に、全ての動きは骨盤から始まっています。
シークエンス写真を見る時は骨盤をよーく見て下さいね。
ビデオでも同様です、骨盤の動きを見るとベストサーファーと呼ばれる人達は骨盤を上手に使っています。
ケリー、ミック、パーコ、デーンなど上手に骨盤を使っています。

それではシークエンスを見て行きましょう。

SEQ01

ボトムターンで時にボードセンターから身体の軸が少し下がっているのを、波のトップへ上がる時にボードセンターまで戻しています。

SEQ02

ボードセンターに戻るこの動きがトップへ上がる時の加速につながります。

この時、ボードセンターに戻りながら、既に骨盤が動き始めます。
左側の骨盤から先導するようにターンが開始。

SEQ03

骨盤が回転することにより、ボードも回転を始めます。
SEQ03とSEQ04では骨盤の角度が変わってきていますね。

SEQ04

SEQ05からテールよりの軸から段々とフィニッシュに行くにつれてボードセンターに戻って行きます。
この時の意識はボードセンターと身体の軸を意識する事。
SEQ06〜SEQ09では、骨盤が回転しながらボードセンターに身体の軸が戻ることで、ターンフィニッシュ時にリップの所までボードが加速しながら回転してゆきます。

SEQ05

SEQ06

SEQ07

SEQ08

SEQ09

フィニッシュ時にボードセンターに身体の軸が戻っているので、次のターンへスムーズに移れるのです。
ボードセンターに居ることで、簡単にボードは前に向くようになります。
カービングターンをして次のターンへスムーズに移れないというのは、ターンが途中で止まっていたり、ボードセンターからずれてしまっているので、スープと格闘してしまう事が主な原因だと思います。

SEQ10

SEQ11

SEQ12

SEQ13

実際、全てのアクションで上半身からリードしたりすると、骨盤と上半身の動きがバラバラになってしまいバランスを崩しターンは失速し失敗します。

ベストサーファーや江崎の上半身はトップへ上がる時と殆ど動いていません、骨盤の動きに上半身がついて来ているだけ。
全ての写真をじっくり観察してみてくださいね。

このシークエンスは少しテール寄りに乗っていますが、もっとボードセンター付近で骨盤を動すと弧の大きなターンになってきますよね。

 

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