サーフィンテクニック

エアーの飛び出すセクション

 

ネタを探していたら、良い写真があったので。。。。

今日はエアーの飛び出すセクションについて。

 

 

From 林 英祐
三鷹の事務所から・・・

 

 

こんにちわ、雨も上がり蒸し暑いですね。

今週末は大好きな内房を期待していたのですが、ちょいと微妙ですね。

でも、波はありそうなので♪

無理をせずに自分のコンディションにあわせて入れる場所で入りましょう〜^^

 

 

 

よく雑誌でエアーの飛び出すセクションの事を発射台って言っていますね。

今回の写真がまさしくその瞬間って感じのポジショニングです。

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https://www.facebook.com/photo.php?fbid=522242844477636&set=o.34778334225&type=3&theater

 

 

世界のトップサーファーは何であんなに高く飛べるのか??

この写真のポジションでテールを蹴ってスケートのオーリーのようにして飛ぶと、高さが出なくなちゃうんです。

テールを蹴ることでスピードを消してしまいますからね。

しかも、テールを蹴るためにはテール重心にしないと出来ないため、尚更スピードが落ちてしまいます。

 

 

エアーアクションはリップの延長線

彼らは、エアーのアクションをリップの延長線と捉えています。

この写真のサーファーはキング:ケリー・スレーターですが、ケリーがいるポジションがあと1メートル下だったらどうでしょうか??

リップや、この波の崩れ方だとローラーコースターしに行く体勢と全く一緒だということが分かります。

または、フローターでもOKですよね。彼らのレベルなら何でも出来ると思いますけどね〜

 

なので、リップするタイミングを変えてあげると、このような写真になってきます。

 

ちなみにリップの場合の写真はこんな感じ

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https://www.facebook.com/photo.php?fbid=397467840352608&set=o.34778334225&type=3&theater

 

 

ビッグエアーをメイクするまでのプロセス

 

1.ノーマルなリップアクション

2.フィン2本抜きリップ

3.全フィン抜きリップ

4.全フィン抜きで高さを出すことを意識する

5.全フィン抜いたら、リップアクションと同じ様に体重移動を空中でする

 

こんな感じで少しずつプロセスをたどって行けば、高さは出るようになっていくはずです。

深いボトムターンからのエアーがこの人達は出来るんです!

リップアクション自体が間違っていたら・・・このプロセスは出来ないんですけどね。

ポイントは「間をあける」って所ですね〜

 

 

 

さて、飛んだあとはこんな感じになっているでしょう〜

もし、この写真でテールを蹴っていたら、写真の右下に蹴った跡が波に残っています。

ちなみに、ケリーのこの体勢は、リップした直後のバランスと一緒ですよ。

それが空中かそうでないか・・・これだけです。

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https://www.facebook.com/photo.php?fbid=414161638691760&set=o.34778334225&type=3&theater

 

 

同じくらいのタイミングでリップしている写真

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https://www.facebook.com/photo.php?fbid=598373486859638&set=o.34778334225&type=3&theater

 

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https://www.facebook.com/photo.php?fbid=454466147963472&set=o.34778334225&type=3&theater

 

体勢は違うけど、バランスはほぼ一緒ですよ。

 

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